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装ひ堂のブックレビュー

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#黒後家蜘蛛の会

『黒後家蜘蛛の会1』/アイザック・アシモフ著

世のミステリ好きにとって、ココロオドル単語がいくつかあると思う。 嵐、吹雪、館、山荘、孤島、マザーグース、わらべうた、見取図、見立て、倒叙、クローズドサークル… そして、安楽椅子。 私がこの本を初めて手にしたのは十代の頃だ。 そして、安楽椅子探偵(アームチェア・ディテクティブ)というジャンルのミステリを知った初めての作品だったと思う。 正直、かなりの衝撃だった。 まず…『安楽椅子とは何ぞや?」である。←そこ?(;゚д゚) いやいや、十代半ばの知識には『椅子』は『椅子』