読者のテーブル
おはようございます。
けむそんです。
昨日は久々に家族でお出かけをしました。
桜がキレイに咲いているところもたくさんあり、お花見をしたいと思うものの、雨と風で散ってしまうかな?と切ない思いでした。まだまだ満開はこれからですよね?
お台場方面にあるヴィーナスフォート。22年の歴史に幕を閉じます。今日で閉館。
若い頃は結構行った場所です。
「あの頃みたいに歩こうぜ」
「いや、いいわ」
と、子どもと手をつなぐ妻ちゃんにあしらわれながら(笑)、懐かしさと感謝の念を抱きました。
さて、今日もお勉強のシェアです。
「あなたは読者のテーブルで書いてますか?」
大学を卒業し、叶えたかったサッカー界に就職できなかったぼくは銀座のとある高級日本料理店で働きました。
開店の準備においてまずすることは「テーブルのガタを取る」ことです。
ガタとはテーブルのガタつきを直すこと。
そのお店ではキレイに回収できた箸袋を裁断し、メモ用紙として使用していました。少し厚めの紙、と言えば伝わりますでしょうか。それをガタつきのあるテーブルの足の下に挟み、ガタを取るのです。
お店に入り、席についたらテーブルがガタガタ(グラグラ)する。不快な気持ちになったことはありませんか?食事にも会話にも集中できなくなりますよね。
文章を書く時もこれと同じなのです。
文章は必ず読者がいます。ぼくのこの雑記でも必ずどなたかにお読みいただけています(本当にありがとう)。
読者の気持ちになるのではなく、読者のテーブルで書く(対話する)のです。そこに不快さがあっては読み続けられません。
「いや、そんなこと言ったって誰も読まないことだってありますよ」
そんな声も聞こえそうです。
必ず読者になる人、それはあなた自身です。
例えば、小学校の卒業アルバムでのメッセージ、誰のところをまず探しますか?自分です。このように、過去に自分で書いたものを見るのって楽しいですよね。
※余談ですが、小学生当時プロレスにハマっていたぼくの卒アルメッセージ欄には、右腕に黒いサポーターをつけた自分(←ジャンボ鶴田)を描いてました(笑)。
「懐かしいな、バカなこと書いてるな」とか思うかもしれません。それはあなたに知識や経験からくる「有益なもの」が蓄積されているからです。
この時からそれを知っていれば!という思いになったのなら、その時のあなたのテーブルで書くのです。
人の悩みは往々にして、HARMの法則のように時代を超えてあまり変化がありません。
・H Health(健康)
・A Ambition(夢)
・R Relation(人間関係)
・M Money(お金)
その時のあなたを助けるべくして書く言葉は、チカラを持ちます。
下手でもいいんです。
ではなぜ、昔の自分に向けて文章を書くのか。
それは、あなたと同じような悩みを抱えている人が、この世の中には必ずいるからです。
まずはその時の自分のテーブルで書く(対話する)こと、それが誰かのテーブルで書くことに変わります。
だから、書くこと(発信すること)を続けてほしい。
それは必ず誰かの役に立ちます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
まだまだ内容もつたなく、ぼくも勉強中です。
これが誰かの何かの役に立てば嬉しいです。
「書くことは考えること」明日も何かを考えてみます。
けむそん
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