『うっせぇわ』への反応ツイート集
説明不要のこの曲
に対しての、自分の見聞きした中で面白いなと思った感想や批評をまとめてみました。
私は「うっせぇわ」と言われる側の人間なので軽い言及に留めますが、そもそもボカロ畑出身の新人アーティストの曲がここまで広まってることにまず感動ですよね。テイスト自体はボカロ音楽に昔からある思春期の葛藤を露悪的に謳った攻撃的な曲なんですが、これが全国に流れるとこういう反応になるんだなと感慨深いです。
こういう部分も含めて自嘲をはらんでる意図的な構成な気がするんですよね。間奏部分のチープに響くシンセ音がsyudou曲だなぁ!と感じます。
『ギザギザハートの子守唄』との比較
オマージュだと気づいて、この曲を「わかった気」になった人もいただろう。まさにそのトラップによって、この曲は大人を大人として切り離す。
「うっせぇわ」が描いているのは、大人への断念であり、実際には語られることのない本音である。
この曲、ホントに誘惑が強すぎるんですよね。「最近の若者」像を考察したくなってしまう。ので、曲とは全く関係のない文脈であろうと関連しそうなツイートを並べてみました。
一昔前は不良が更生した話が人気だったじゃないですか。だんだんと「不良が更生したところで悪行が消えるわけじゃない。どう考えても普段から真面目に生きてきた奴の方が偉いだろ」という意見が出てきて、おそらく後者が主流の考えとなっている。今は不良が更生してもきっと許してもらえない。
年々「模範的」思想が強まってるんですよ。でも、少し上の世代が不良行為の一切を否定してしまったので、フラストレーションを同じように発散できない。最近の若者ってずっと縛られた社会にいると思います。
「さとり世代」なんて言われたりもしてますね。
改めて『うっせぇわ』の歌詞を眺めてみると、「それもそっか」「つっても」「俗に言う」「アタシも大概だけど」など、己を客観視してる文言が散りばめられているんですよ。ここに本質があると思います。
そう、『うっせぇわ』はさとり世代の曲なのだ!
楽曲のネタ的消費
本人インタビュー
週刊少年ジャンプにもインタビューが載ってましたね。
その他 関連ツイート
2021/05/15 編:びすとりあすて
2021/06/29 1記事追加
2021/07/28 1ツイート追加