2023.1.29 日曜~2.2 火曜 「転がる日々」
🔹1.29 日曜
新世界まで撮影に行く。寿司屋で半助豆腐をアテに一杯飲った後、ポルノ映画館・国際地下劇場へ。さすが言わずと知れた“ハッテン場”、喫煙所でセーラー服姿のオッサン2名を眺めながら一服するという、貴重な体験からスタート。男娼のリアル・フェ●チオ音がチュパチュパ響き渡る薄暗い館内で、レトロなポルノを鑑賞する、というこれまたレアな状況下で「人間とはなんぞや?」などと哲学的になったりする日曜の午後。
🔹1.30 月曜
請求書を書く。書き仕事の取引先は3社あるのだが、今やすべてアプリで作成しLINEで送る、というスマホ完結の世界。判子もいらない。
スマホで1.21横浜アリーナ新日本プロレスvsNOAH対抗戦を観賞。清宮がオカダカズチカへ放った顔面蹴りを発端に、試合はガチンコに近い乱闘に。エンターテイメント路線を突き進む新日のリングに久々に宿ったヒリヒリするような空気。対抗戦はこうでないと。プロレスで久々に熱くなる。おもろい。
1.31 火曜
中津のスタジオ246でギター漫談のネタ作り&ライブリハ。コンビニネタ「公共料金」「暗闇のトイレ」という新曲2曲が完成す。その後、中之島図書館へ移動しネタの仕込み、芝居台本などをシコシコ書く。合間に大阪芸能の歴史本をパラパラ読んだのだが、大正時代の寄席小屋の多さに驚嘆す。落語の寄席31、浪花節の寄席31、浄瑠璃の寄席3、舞踏の寄席3、剣舞の寄席1、講談の寄席1、萬歳の寄席1、人形芝居の寄席1、諸芸大会の寄席8、歌舞音曲の寄席1、と大阪だけで80ヵ所を数える。萬歳とは漫才の原型であり1ヵ所しかなく、講談も1ヵ所というのは意外であった。それぐらい落語と浪花節が一世を風靡していたのだろう。ちなみに己のギター漫談は「歌舞音曲」か「諸芸」にカテゴライズされる芸になるのか?知らんけど。
🔹2.1 水曜
記憶なし。スケジュール帳にも記載なし。何をしていたのであろうか・・・
🔹2.2 木曜
午後イチから天六のスタジオ246でギター漫談のライブリハ、夕方は漫才・ダブルジョンズのネタ合わせ練習、夜は芝居の脚本すり合わせ、読み合わせ、となかなかハードな一日。僕が人生で初めて関わる芝居(5月公演を予定)だが、演劇ユニット・ボラ⭐ボラを主宰する前田晃男氏に演出監修として参加いただくことになった。これはなかなか楽しみ。
その後、相変わらず朝まで痛飲す。撃沈。