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ライバルに差をつけろ🏓

「強くなって試合で勝ちたい」

そのような思いを胸に、卓球の練習に励んでいる方は多いだろう。卓球はただ闇雲に球を打つだけではなかなか上達しない。

しかし、効率的な練習メニューのもと、計画的に練習することで、その上達スピードを格段にあげることもできるのだ。

▣卓球は一球でも多く返球するスポーツ

卓球は強く打つスポーツではなく、相手よりも一本多くボールを台に入れるスポーツであることが大前提になります。そのためには、相手のボールの勢いを把握して、そのうえで自分の打球の力加減を調整しなければいけません。

▣相手コートに絶対に入れるための考え方

そこで意識してほしい考え方は、相手の威力と、自分の威力のバランスを足して丁度10にする、というものです。

例えば、相手が8,9の強い威力で打ち込んで来たら、自分は2,1の弱い威力でブロックをして合計で10にしてやる、また、逆に相手が3,4の繋ぎのボールを入れてきたら自分は7,6の強い威力で攻めることができる、といったような感じになります。

▣ラリー中の判断の仕方
ラリー中にどう返球するのかは相手のボールの威力から判断します。

相手の威力と自分の威力が足して10を超えてしまうと相手コートに入らずオーバーミスしてしまいます。しかしそれは逆に言えば、相手の威力が6であれば、自分の返球は4まで押し返してカウンター気味に打球することができるということです。一方で相手の威力が9であればカウンターは無謀です。

また、チャンスボールだと思ってもその勢いは3くらいあることが多いので、自分が思い切り10で打球してしまうとミスになってしまいます。そのため攻めるボールを打つときも入る範囲の威力で強打をするとミスをしなくなります。

足して10ぴったりを狙いすぎると、少しでも誤差が出たときにオーバーミスしてしまうので、絶対に入れたいときは足して9を狙うとよいでしょう。

このように、相手コートに絶対に入れたいか、攻めに行きたいのかでラリー中に常に調整することが大切です。この意識を持って卓球をしてみてはいかがでしょうか。

▣絶対に入れる考え方!!【ちょい足し編】


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