自担の結婚から一週間が経ちました

3月3日、自担が結婚した。

溜まった家事を済ませ、午後からゆっくりNEWS大集会の配信でも観るか〜なんて思っていた時にFCから届いた一通のメール。
「加藤シゲアキより大切なご報告」の文字を見た途端、膝から崩れ落ちた。なぜかその瞬間シゲが結婚した…と確信した。

今思えばこの時、不思議と脱退とか活動休止とかそんな可能性は全く浮かばなかった。というかそれはないだろうって確信していた。
メールが届くその瞬間まで、まさか今日自担が結婚を発表するなんて思ってもみなかったのにね。


震える手でFCサイトを開いて、結婚の2文字を見たら心臓がバクバクして息が上手くできなくなって、「どうしよう、シゲが結婚しちゃった、どうしよう」とか言いながら部屋をぐるぐる歩き回った。
1番最初に出てきた感情は喜びでも悲しみでもなく驚きと困惑だった。

それから改めて報告文をじっくり読んで、どこまでも加藤さんらしいファンへの気遣いが行き届いた文章だなぁと思ったらその優しさに涙が止まらなかった。

アイドルとして20周年イヤーを駆け抜けながら、ドラマやバラエティに出て、作家としてたくさんの締切に追われながら執筆活動をして、本を読み音楽を聴きアニメを観てゲームして時々釣りもして、親友とよく遊び、自家製パンチェッタを常備したりスパイスからカレーを作ったりして、こだわりが強くて趣味が多くて、公私共にずっと忙しくしてる加藤さんが結婚しようと思うほどの恋愛をしてるなんて思いもしなかった。
いつかは結婚する日がくるかもしれないと考えなかったわけじゃないけど、そんなの全然先の話だろうって、だって今忙しく楽しく生きてるじゃんって思ってた。そう思いたかっただけかもしれないけど。

とはいえ加藤成亮さんにはファンの知らない、加藤シゲアキじゃない人生がある、それだけのことなんだよね。
なんにも知らなかったけど、恋愛する暇なんかないじゃんって思ってたけど、嘘ついてたとか隠してたとか裏切られたとかじゃない。アイドル加藤シゲアキとして夢を見せてくれてただけ。


この日まで夢を見せ続けてくれたこと、20周年のアリツアもドーム公演もファンミも全部やり遂げてたタイミングだったこと、ファンの気持ちを考えてそれを言葉にしてくれたこと…これ以上はないと思った。最大限ファンに寄り添ってくれた。それだけで十分幸せだった。

いつだってファンに笑っていてほしい加藤さんが、申し訳ない、晴れやかな気持ちばかりではないと言いながら、それでも責任と覚悟をもって決めた結婚。祝福しない理由なんてなかった。

「おめでとう」その気持ちに嘘はない。初めて知らせを見た時も今も。

ずっとずっと大好きだった自担の結婚。
一気に遠くに行ってしまったような錯覚に陥ったし、たった一人の大切な人ができたという事実がなんだか無性に寂しくて涙は止まらなかったけど、嬉しくもあった。

事務所のいろんな問題とか、直木賞のこととか、加藤さんをずっと勝手に心配していたけれど、隣で支えてくれる人が某親友以外にもいたんだなぁと思うと安心した。

加藤さんは自分に刃を向ける人を抱きしめるみたいなことを言っていて、そんな生き方が心配でたまらなかった。そんなもん抱きしめなくていいよ、傷付かないでよって。でも一緒に抱きしめてくれる人がいるんだね。加藤さんに選ばれた人だもん、素敵な人なんだろうね。


ただ、その夜は上手く眠れなくて、夜中に何度も目覚めてはぼーっとする頭で、シゲが結婚しちゃった……私はこれから自担が既婚者な世界で生きていくんだ…みたいなことをぐるぐる考えていた。

インスタライブをしてくれたあの書斎も、物撮りによく使ってたラグも、パスタを乗せてたあのお皿も、アメリカで買ったっていうでっかい絵も全部2人のおうちにあるのかなって思ったら気が狂いそうだった。

コンサートでファンにだけ見せてくれるとびきり甘くて優しい笑顔が大好きだけど、それ以上に優しい顔でファンにくれるのとは全然種類の違う愛情をたった一人に向けるんだ。いいな、それってどんな人生なんだろう、羨ましいな。


大好きで大切な自担が人生の大きな決断をしたこと。
生涯を共にしたいと思える相手と出会えたこと。
すごく嬉しいし、心からおめでとうって思う。

でもどうしようもなく寂しい。それも本音。



加藤成亮にはアイドルの加藤シゲアキじゃない人生があるって、私が見ている加藤シゲアキは加藤成亮という人間のほんの一部でしかないって、わかってるつもりだったのにな。

この一週間で思ったこと。

加藤成亮さんにアイドルの加藤シゲアキじゃない部分でも幸せでいてほしいと心の底から思ってるのに、こんなに寂しいのは、変わってしまうことへの恐怖だろうなと。

結婚に対する価値観は人それぞれだと思うけど

自分が結婚して思うのは、結婚って、自分ひとりの人生じゃなくなる、相手の人生を背負う覚悟を決めるということだよなぁと。

加藤さんは発表した後は今に至るまで一度も自身の結婚に触れていないし、詳細についても全く明かしてない。
発表したのは大谷選手がいうところの「皆さんがうるさいので」みたいな感じなんだろうなって個人的には思ってて、隠すことがダメみたいな風潮があるから言わなきゃいけなかったけど、それ以上は何も言いませんよみたいな。そうやって相手を世間から守ってるんだろうなって。それが加藤さんの責任と覚悟なんだろうなって。想像でしかないけどそう思う。

だからもう加藤さんの人生は加藤さんだけのものじゃない。そのことがこの先アイドル加藤シゲアキとしての選択に影響を与えるかもしれない。何も変わらないかもしれないけど

NEWS加藤シゲアキがいなくなったわけじゃないのに、「これからもファンの皆様と一緒に美しい光景を作り上げていきたいと思っております」の言葉を信じてずっとついていきたいのに。どうしようもない喪失感が拭えなかった。寂しい。

だって知らないんだもん、加藤シゲアキ(既婚)の世界を。たったひとりの大切な人ができた、その人の人生ごと背負っていく覚悟を決めた加藤成亮を。

知らないものはずっとずっと遠くにある気がして怖い。

今はNEWSの曲を聴いたら泣いちゃうし、動いて喋ってる加藤さんはなんとなく見る気になれないでいる。

(先週の全メ、観れないでいるうちにTverの配信終わっちゃって少し後悔してる)

(大集会も結局まだ観れてない)


だけど結局、ファンに向けた文章だったり、結婚を発表した夜のソラシゲでCHANGESとかヒカリノシズクとか選ぶところだったり、RINGで「心も温めて」って言うところだったり、そういう加藤シゲアキが大好きだなぁって実感する。

この一週間、頑張って普通に生きてきたけどふとした瞬間に涙が出ない日はなかったな。なんでだろうね、もう自分でも何の涙なのかわかんなくなっちゃった。


好きになって18年、正直ずーっと同じ熱量を保てていたわけじゃないかもしれないけど、それでも私の人生にはずっと加藤さんがいた。人生の半分以上をシゲ担として過ごしてきた。
順風満帆じゃなかったことを彼はよく謝るけど、そんなの関係ないくらいどうしようもなく好きでただただ勝手に応援してきた。

ソラシゲに影響されて聴くようになったアーティストもたくさんいるし、加藤さんが話していたから観たアニメや映画もある。お笑い熱が再燃したのだって加藤さんの影響。NEWS担だったから仲良くなれた友人も多い。
大袈裟だけどそうやって私の世界は広がってきたように思う。

現場をモチベに仕事も頑張れてるし、激務すぎて病んでた時も残業代をCDとかグッズとかの費用に換算して耐えた。つらい時にNEWSの曲を聴いて泣きながら乗り越えたこと何度もある。

推しは人生のすべてではないけど

間違いなく加藤さんとNEWSにたくさんの幸せをもらった人生だった。
加藤さんに出会えたから私の人生何倍も楽しくなった。

いまさらシゲ担じゃない自分を想像できないや

わかんないけど

次に会った時、既婚者の自担、なんか違うなって思っちゃうかもしれないけど

でも今は早く次の現場決まらないかな、早く会いたいなって思ってる。
(京セラはどうしても行けないけど)

好きしかない世界で、シゲ担だけに見せるとびきり甘くて優しい笑顔を見せてほしい。自分に向けたファンサじゃなくても、私あの瞬間がシゲ担やってる中でいちばん幸せ。

それで今までと変わらないシゲじゃんって、やっぱり大好きだって早く言いたい。


なんか、自分なりに気持ちを整理して寂しさを乗り越えてみようと思って綴り始めたnoteだけど、語彙力皆無だし文章構成もめちゃくちゃで終着点も見つからないし全然整理できてないな。まぁいいや。


とにかく今は、まだまだシゲ担でいたい

この先の加藤さんの活躍を見ていたい

夏頃NEWSでなんかありそうなこと言ってたよね

まだまだ仕事隠しもってるんでしょ

小説の悔しさを小説で晴らすんでしょ

そうやって活動を続けていく加藤シゲアキを見ていたい

それがすべて。


私にとって世界で一番のアイドル、大好きで自慢の自担
加藤シゲアキさんご結婚おめでとうございます。
どうかどうか幸せでいてください。
欲を言えば貴方の幸せのひとつに、NEWSであることがあり続けてくれたら嬉しい。

いつかの未来で、幸せだって笑って見せてください。

#シゲに幸あれ




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