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me loves me


絶対的な悪なんてないし、犯罪行為の刃を他者に向ける人間にも愛すべき家族がいる。誰にでも平等な神様なんてものもいない。

絶対的な善がない以上、一定以上の瑕疵がなくても理不尽に巻き込まれ、貶められ、騙され、捨てられることもある。
法が守ってくれないこともある。だが、一人の人間の生への態度を決める権利は絶対的に本人にあり、他者が介入することもまた絶対に許されない。

音楽に貴賤はない。
暴力とドラッグの禍根であった60年代のロックもいまやクラシックとなって讃えられている。当然そこには痛みを覚えた人もいた(レッド・ツェッペリンの来日記を読んだけどとにかく酷かった 笑)

ただし現代において付随するものが不当に他者を貶めるもの、あるいは犯罪だった場合、音楽はそれを正当化するものではない。

"名誉毀損""誹謗中傷"このことばがミームになってから、意味を正確に把握されていない故の危険がさらに増している。"言論の自由"のほうが支配的な時代も長かった。

なにがあっても弱者の論理を振りかざし、選択することを放棄してはいけない。
「音楽だけやれ!」友人の言葉を信じて、わたしは音楽をつくり続ける。

Kento Mizuno

このnote内での活動にかかわらず、音楽家としてのわたしを応援してくれる方がいたらとても嬉しいです。読んで、聴いて、リアクションいただけるだけでも、飛び上がるくらい嬉しいです。宜しくお願い致します。