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Maker Faire Tokyo 2020に行ってきた

個人的には夏の風物詩として毎年必ず訪れるMaker Faire Tokyo。いつもは8月の頭に開催されるので、だいたい夏休み最初の思い出づくりをしていますが、(本来であれば)今年はオリンピックが開催されることを考慮して10月開催ということは確か去年決まっていたような気がします(そういえばアメリカのMaker Faireは継続不能と声明が出たのもこの頃だったような)。

緊急事態宣言真っ只中だった5月のMaker Faire Kyotoはオンライン開催になり、Maker Faire Tokyoは本当にやるのかという心配がありましたが、結局規模を縮小してオンライン・オフラインの両方で開催する運びになりました。まだオフラインのイベントが自粛ムードの中よくぞオフライン開催に踏み切ったと思います。おそらく僕が知る限りではオフラインイベントをいち早く再開させたイベントだと思います。多分例年通りの8月開催だったら間違いなくオンライン開催で進めていたと思います。

最初は行くつもりは無かったのですが、Twitterに出てくる初日の会場の楽しそうな様子を見ていたら行きたくなってきて、真っ先にローソンで2日目のチケットを確保して、久々に東京行くことにしました。

会場に到着

午前中に新幹線に乗ってお昼に会場着くといつもなら人がたくさんいてにぎやかなビッグサイトも閑散としていました。会場間違えたんじゃないかと思うほどですw。

入り口では検温とアルコール消毒が行われ、そしてチケットは自分でちぎって半券をカゴに入れるといった感じで万全の感染対策でした。

入り口を抜けた瞬間現れたのはいつもどおりのMaker Faire Tokyoでした。

というわけでここからはMaker Faire Tokyoの個人的傑作選をお送りします。

普通の3Dプリンタで作ったボディに配線をした立体基板を使ったミニカーのデモです。動画をよく見るとバックライト、ウィンカーがしっかり動作しており、とてもよくできたミニカーです。

ジャンクのカセットデッキから部品をとって作ったというカセットプレーヤ。ちゃんとスクラッチもできるのもなかなか面白いですw。

いつもお世話になっているSeeedさんのブース。Wio Terminalを使ったSeeedガチャはなかなかインパクトがありました。裏側自作基板で地道な作業の跡が見て取れました。ちなみに僕は普段市販されていない緑のケースを当てました。Groveキットに使われているあのケースです。

去年初出店したサイボウズさんは今年も出店していました。今年はブースが広くなってkintoneとIoT連携を使ったユニークなゲームが紹介されていました。本当にkintone使ったのか?と思うぐらい画面をガチで攻めてきていてびっくりしましたw。kintoneのポテンシャルをかなり感じました。

Maker Faireといえば会場中をぶっ飛んだものがあちこち歩き回っています。今回は恐竜を見つけました。他にも毎年いるスターウォーズのR2-D2は今年もいました。

前から憧れているんですよね、自作キーボード。個性豊かな作品ばかりで何か作りたくなりますね。どうせなら基板から作りたい。

いつもオンラインイベントでご一緒させていただいている方のブースにもお邪魔しました。2種類のベルの音を識別してtoioが動き回るというデモです。初日は動作環境の問題でうまく動作しなかったようで会場を使って即興で学習をし直したようですが、しっかり反応しています。手軽に機械学習できるっていいですよね。

こういうニッチな作品って見るだけで面白いですねw。見せ方もいいです!「そんなの手でやったほうが早いじゃん」っていう作品がより面白い作品を作っていくヒントになるなと痛感しました。

これはもう純粋にほしい!というか真似したいw。マウンテンバイクにつけるサイクルコンピュータをRaspberry Piで作ったそうです。ソフト、ハードともに進化の過程が紹介されており、念願のMaker Faireだそうです。プロジェクトはGithubで公開されているそうなので、ぜひ挑戦してみようと思います。

以上、Maker Faire Tokyoのまとめでした。後でTweetを見返すと語彙力のなさとタイポがひどいものばかりでしたがそんなの気にしないぐらい興奮していたということです(言い訳)。

久々にオフラインのイベントに参加しましたがやはり、オフラインだからこその楽しさがあるのがMaker Faireの魅力だと感じました。この調子で他のイベントもオフラインになっていくといいですね。そして、来年は何か作品作って出店したい‼

趣味の開発についての小ネタを中心に書きます。