【物語論】題名で五十点減点!?
若林明良さんの以下の記事に触発されて、作品のタイトルについて私見を書きます。
※なお、本記事で扱うのは「紙媒体あるいは電子媒体で書籍として出版されうる散文の文学」に限定します。
私も若林さん同様、五十点減点には驚きました。
私の実体験として、内容に満足したが後でタイトルを振り返って幻滅した、ということありません。市場に出回っている書籍はそれだけタイトルが練られている証拠でしょうか。
宮本輝氏の口ぶりからすると、タイトルそのものが気に入らないのではなく内容との不一致・不調和