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IVRyに入社して半年が経ちました


IVRyに入社して半年が経ちました

株式会社IVRy(以下IVRy)でバックエンドエンジニア/インフラエンジニアとして働いている松崎と申します。

IVRyに入社したのが2023年4月3日でした。10月を迎えIVRyに入社して半年が経ちます。過ぎてみればあっという間の半年でした。
noteでは入社記事、3ヶ月目と節目となるタイミングで記事を書いています。半年経過した節目となる今回も記事としてまとめて過去の自分と今の自分を比べてみます。

過去noteに書きました入社記事、3ヶ月経過記事についてリンクを掲載いたします。ぜひ、こちらの記事もご覧ください。


入社してから半年の間にやってきたことを節ごとにまとめます

  • Terraformの理解

  • IVRyインフラの理解・改善

  • 多様な環境をAWS上に構築できる仕組みを作る

  • 開発合宿に参加

  • 週ごとにスプリントを切り、リファインメントで必要な作業を見積もる

Terraformの理解

IVRyのインフラリソースの保守・作成に伴う管理についてはTerraformを利用しています。TerraformはIVRyに入社以前に触ったことはあったが、本格運用はしたことがなく、IVRyに入社してから全面的なHCLのメンテナンス・作成・moduleの構造改善を担当することになりました。Terraformを理解するにあたり弊社島筒を初め他のIVRyメンバーから助言・レビューをいただき理解を進めることができました。

弊社島筒のインフラリソース管理をTerraformに移行する記事についてはこちらになります。興味のある方はぜひお読みください!

IVRyインフラの理解・改善

IVRyインフラの理解と改善を進めました。理解の面では前節のTerraformの理解で記載したTerraformおよびHCL(HashiCorp Configuration Language)の理解をはじめ、AWSおよびGCP、Azure上で運用されているIVRyインフラリソースの利用頻度・メンテナンス方法・拡張方法・新規作成方法などに関して理解を進めました。

IVRyでは電話自動応答SaaSをサービスとしてお客様にご提供していますが、電話の着電・発信を始め、電話着電後のフロー制御、自動文字起こし、通話内容録音など機能が多岐に及びます。

機能や内部サービスの役割によって利用するインフラリソースが異なる、お客様情報を安全に管理できるよう第三者に不用意にアクセスされてはならないなどインフラリソースの役割・意味を理解しながらインフラリソースのメンテナンス・リソースの改善を続けるにあたり、IVRyメンバーに手助けをしていただきながら進めています。

社内データ基盤の整備や、インフラリソースのセキュリティアップデートの実施などインフラ基盤の維持も行いました。頻度は少ないですが整備やアップデートを細かく行わないとやるべきことが肥大化し、エネルギーがかかるので小さいサイズで課題を扱えるうちに対応を進めるようにしています。

多様な環境をAWS上に構築できる仕組みを作る

入社して3ヶ月経過した記事で書きましたが、多様な環境をAWS上に構築できる仕組みであるマルチステージング環境と社内で呼ばれている動作環境を構築しました。

マルチステージング環境とは、従来存在しているステージング環境・本番環境とは異なり特定の動作環境・状況に応じた環境に適応した動作チェックが行えるよう、インフラリソースを特別に立てた環境のことを指します。

3ヶ月前まではfrontendの動作確認のため多様な環境を構築するところまでは終えていたのですが、半年経った現在、backendの動作確認のための多様な環境を構築できるようになりました。

マルチステージング環境の構築により、フレームワークの変更・ランタイムのアップデート確認、DBに関して構造的な互換性がない変更を行なった場合の検証など、さまざまなケースで活用できる状況となりました。

frontendは自由に接続するbackendの環境を選択することができます。
図はfrontend 環境Aがbackend環境Aに、
frontend環境 B, Cが backend 環境 Bに接続していることを示しています。

開発合宿に参加

エンジニアメンバーが主に参加した開発合宿に参加しました。開発合宿に参加し、当日参加したエンジニアが新機能・新しいソリューションにつながるアイディアまとめなどさまざまなアウトプットが出ており大変刺激的でした。

合宿時の様子に関しては、私が撮影したスマートフォンには卓球の様子しか映っておらず、現場の空気感がいまいち伝わらないかもしれません。ただただ、楽しかったです!

休憩時間中に卓球を楽しむ開発メンバー

エンジニアメンバーが参加した開発合宿について詳しくは弊社町田がまとめた記事をご覧ください。

週ごとにスプリントを切り、リファインメントで必要な作業を見積もる

週ごとにスプリントをきり、リファインメントを設けて必要な作業を洗い出し・消化できた作業確認するという形でイテレーションを繰り返しています。

IVRyでは1週間をスプリントの単位とし、必要な作業をチケット化・ポイントをつけ重みづけをして1週間で実現・作業が行える大きさまで作業単位を細かくし、リファインメントによってバックログの消化確認・チケット消化確認を行えるようにしています。

今までいた組織でもスプリントの知識を活用していましたが、しっかりと運用に乗せ、PdMやエンジニアが混ざったプロダクト組織で活用できている状態であると認識しています。

※ 2023/9/26に弊社堀田が登壇したシニアPMイベントで紹介したスライドがありますので、こちらに引用いたします。興味のある方はぜひ弊社堀田が作成したスライドをご覧ください。

次の半年に向けて

インフラリソースのあり方・拡張・見直しはIVRyの事業がさらなる成長・飛躍・安全性の向上を進めるにあたり必要不可欠な課題であるため、キャッチアップを続ける必要があります。

AWSやGCP、AzureをはじめとしたIaaS、PaaSソリューションは日々常に進化・変化を遂げています。その時・将来で活用すべき最適なIaaS、PaaSソリューションは異なるかもしれません。異なるIaaS、PaaSソリューションを運用することで事業成長の最大化に寄与できれば良いと考えています。さまざまなIaaS、PaaSソリューションを管理するの費用・メンテナンスのコストと品質について課題が出てきます。

課題の調査・解決に向けた作業は日々刻々と変わる事業環境・解決に最適なソリューション・最適な設計論などは変わるため、柔軟に計画を立て環境が変わる前に検証しインフラ設計・運用に活用していかねばなりません。

書き出してみると難しいことをやってるように見えますが、日々実直に作業をこなし、振り返りをする、これを繰り返して行くことになります。次の目安の半年後となるIVRy入社してから1年の振り返りでは、成長した私の姿を振り返られれば良いな、と考えています。


オフィス、働き方など

オフィス

オフィスでは常に変化が発生しています。弊社島筒による喫茶島筒と呼ばれるコーヒーを振る舞うイベントがそのうちの一つです。

こだわりのコーヒー豆を使ってドリップしたコーヒーを振る舞う姿

今は隔日の間隔でとても美味しいコーヒーが振る舞われるようになりました。コーヒーを元に社員間のコミニュケーションが生まれていいなあ、と個人的に感じています。(コーヒーを入れてくださる島筒には感謝しています)

働き方

IVRyでは"Work is fun"というVisionがあり、そのVisionをどのように実現するのかといった観点で定期的にWork is fun定例が存在し、どのように楽しく働くのか、働くことを楽しめるのかというテーマで全メンバーを巻き込んで議論をしています。

Work is funというVisionの元、働くことの楽しさ、楽しく働くということを真剣に組織として捉え、全メンバーから課題や解決手段を募ることを行なっています。

一時的な対策ではなく継続してIVRyでは働くことに関しての課題意識調査・解決に取り組んでおり、自分自身の働き方に対する振り返り・姿勢の見直しにつながるので大変良いことに繋がっていると感じています。

IVRyのことを知りたくなったりしませんか?

IVRyのことを知りたくなった、気になった、どういうことをやっているのだろう!?と思った方いらっしゃいませんか?

IVRyではソフトウェア開発エンジニアを初め、PdM、カスタマーサクセス、インサイドセールス、フィールドセールスなどさまざまなポジションを募集しております。

気になったポジションに対してでも良いですし、IVRyについてでも良いですし、このnoteを書いている私自身についても良いと思います。ぜひ気になりましたらカジュアル面談にご応募ください!


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