4. チームに複数の標準チャンネルを自動で作成する
前回は、複数のチームに同名のプライベートチャンネルを自動で作成する手順をご案内しました。
今回は、一つのチーム内に複数の標準チャンネルを連続して作成します。チャンネルには標準、プライベート、共有の種類がありますが、その中から標準チャンネルの作り方を解説します。
ここでは、授業中にグループワークを行うための標準のチャンネルを多数準備することを想定しています。手動でチームに、同じ手順で多数のチャンネルを作るとなると、途方もない作業量になり時間もかかります。途中のミスや名前が重複するなど手戻りが発生することもよくあり、自動化したい一番のポイントとも言えます。
今回は1つのチームに15の標準チャンネルを作成しています。複数のチームで一度に同じ構成のチャンネルを作ることも可能です。
csvファイルを使って、すでに作成したチームに、複数の標準チャンネルを自動で作成する手順をご紹介します。
「登録用のcsvファイルのテンプレート」と手順をご案内する「解説動画」も用意してあります。ぜひチャレンジしてみましょう。
解説動画とは別ですが、こんなこともできますよというデモンストレーション用の動画を作りました。
完成イメージ
今回の作業の完成イメージです。チームに15の標準チャンネルを一気に作ります。
おことわり
説明には通常の「Microsoft Teams」を使用しています。「Microsoft Teams for Education」と画面が異なりますが、操作は共通です。
作業前の準備
PowerShellが初めての方は、基礎編の記事の1から3をお読みいただいて準備をお願いします。
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