デジタル改革とは、、電子インボイスの実施で中小企業への支払い短縮促進

電子インボイスの実施で中小企業への支払い短縮の促進

今、大手企業を含めた決済支払いは60日以上かかっています。このコロナ禍で中小企業の経営はますます苦しくなっていますが、本来、支払いに使える請求金額、売掛金が入金されないことが、苦しさを増大させています。政府の補助も必要ですが、まずは、早く支払ってもらえる商慣習の改革が何より必要です。
インボイスの電子化は、納品即請求となるはずです。今までの商慣習では、納品書で売り上げを計上しても、発注者側では、月末締めの請求書を主として、支払い事務を行ってきました。それを電子インボイス正式な請求書とすることで、決済支払いが短縮できます。
金融の世界では、ミリ秒の単位で、マネーは世界を駆け巡ることができています。なぜ日本では、大手企業から中小企業への支払いが数か月なのでしょうか。納品の翌日に支払うことは、電子インボイスの実施によって、技術的にも業務的にも可能になります。支払う気がないだけです。
大手企業の内部留保は積みあがっています。まずは、電子インボイスを活用して、すぐに中小企業の取引先に支払う業務改革のデジタル化に国を挙げて取り組むべきです。資金が中小企業に回れば、財務基盤も強化でき、事業継承もしやすくなります。
中小企業再編の議論はそのあとです。

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