見出し画像

登山者


11時過ぎモヤモヤが募った休日

ふと思い立ち、
山登りたい!と行動開始


予備知識なし。
初心者でも上れるという奈良の山




階段がわりかし急でる。
30分登り続け、登山者に出会わない。


すると一人目
福福しい大黒主様みたいなおじいちゃんが下ってきた。


「こんにちは。まだまだかかりますか?」

「まぁゆっくり登れば大丈夫だよ。今日は風がないから暑いしね。」笑顔。
なんと感じがよい優しい大黒主様。



(登山者は、いい人しかいないという概念をワタシは持っていた。)



2人目
1時間後 険しい顔をした、60代くらいの
杖を両手に持ったおじさんが下ってきた。

「こんにちは!まだ先はながいですか?」

「あ??はぁ?あと30分以上はかかるよ!」
(なに言うてんねん!こいつ!みたいな顔。
ひーこわ)


 「あありがとうございます!」


「まぁあんたの足やったら15分くらいでいけるかもな!」

ありがとうございます!

なんと不意打ち!



決めつけはだめやな、 それぞれや。

登りながら一人笑った。




そのあと3人くらに男性の登山者に出会ったが、
怖くなりあいさつできなかった。笑


まだまだチキンである。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?