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最速3キル!?《鬼寄せの術》軸赤黒t緑ウコンパラスをご紹介!!!

こんにちは、真央です。

前回からデッキを組むモチベーションが高くなり、とある新カードがとても私の構築意欲を掻き立てるものだったので、ついつい新しいデッキを組んでしまいました。
最近は実物のカードを使って遊ぶことは滅多にないのですが、こうしてデッキを考えるのは好きなので、このご時世いい時間つぶしになりますね。


話を本題に戻しまして。

今回デッキを組むきっかけとなったカードがこちら。

鬼寄せの術

《鬼寄せの術》です。

デュエルマスターズ環境の一世を風靡し、殿堂入りを果たした《フェアリー・ギフト》《スクランブル・チェンジ》を彷彿させる、クリーチャーの召喚コストを減少させる能力を持っている呪文です。
このカードは多色これまでの2枚と違い多色ですが、手札が減らないというメリットもあり、今後何か悪さをするカードにしか見えません。
《フェアリー・ギフト》のように3ターン目に5マナの強力なクリーチャーを出せるのが個人的には特に魅力を感じます。

ギフトスクチェン

殿堂入りした化け物たち

ということで、今回は《鬼寄せの術》をコンセプトにしたデッキを考えましたので、紹介したいと思います。
デッキは前回同様、プレイングがわかりやすいビートダウンデッキです。
しかも今回は最速で3キルを狙える構築になっています。

既にいろんなところで話題になっているこのカード、今回公開する構築が二番煎じになってないことを祈ります(笑)
なお、今回の構築は前回の#超ガチCS俺デッキに該当しない殿堂環境仕様になります。


■デッキリスト 

鬼寄せウコンパラス

メインデッキ
4 x 福腹人形コダマンマ
4 x 鬼寄せの術
2 x 花美師ハナコ
2 x 斬斬人形コダマンマ
4 x キズグイ変怪
4 x 「貪」の鬼 バクロ法師
4 x 「双打」の鬼 ウコン丸
1 x カモン・ピッピー
4 x 龍装者 バルチュリス
4 x 暴走の知将レッコパブロウ
3 x 「是空」の鬼 ゲドウ権現
4 x 革命類侵略目 パラスキング
超次元
2 x サコン・ピッピー/星龍王ガイアール・リュウセイドラゴン
1 x 道玄坂マングース、ココ・ユユ・ドクソン/エンジョイプレイ! みんなの遊び場! GANGPARADE!
1 x STARSCREAM -ALT MODE-/STARSCREAM -BOT MODE1 x その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ/エンジョイプレイ! みんなの遊び場! GANGPARADE!
1 x ハイドラ・ギルザウルス/死海竜ガロウズ・デビルドラゴン
1 x ブーストグレンオー/激竜王ガイアール・オウドラゴン
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン

なるべく同じカードを複数枚積むシンプルな構築を意識しました。
※色配分(多色含む)
 赤:28枚
 黒:19枚
 緑:4枚


■構築に至った経緯

PS期~E3期辺りの環境で本格的にデュエルマスターズをやっていた私としては、《鬼寄せの術》のような召喚コスト減少呪文を見ると、とあるカードのことを思い出します。

カモンピッピー

《カモン・ピッピー》です。

皆大好き(やられた側は大嫌い)な3ターン目に《フェアリー・ギフト》からカモン昇竜をする【赤緑ギフト】は私の現役時代の相棒で、《鬼寄せの術》を見た際には3ターンカモン昇竜したいと思わざるを得ませんでした。
《鬼寄せの術》は色は違えど《フェアリー・ギフト》同様、3ターン目にカモン昇竜ができるので、成功すれば当時とほぼ同じ動きになるでしょう。

とはいえ、《カモン・ピッピー》《フェアリー・ギフト》は強すぎるが故に殿堂入りになったカードです。
《フェアリー・ギフト》《鬼寄せの術》で代用するのが今回のコンセプトだからいいとして、《カモン・ピッピー》の空いた枠に関しては、他に軽減して強そうな5マナのクリーチャーを見つけなければ、1枚のカードに全てを頼るジャンクデッキになってしまいます。
しかし他に強力な火か闇の5マナのクリーチャーなんて、そう簡単には見つからないのでは・・・

・・・(。´・ω・)ん?



ウコン丸

パラス

※参考
フェアリープロジェクト様
【最新作】GP優勝の"印鑑パラス"が真の姿になって復活 新ギミック『赤緑ウコンパラス』で怒涛のワンショット【デュエマ】


(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

デュエルマスターズから6、7年離れているうちに凄いコンボが誕生してて驚きました。ちなみに《革命類侵略目 パラスキング》が2パンするというコンボは昨年のGP8thで優勝した【印鑑パラス】というデッキが発祥みたいですね。
《鬼寄せの術》入りのデッキにこの連パンコンボを採用すれば、3ターン目にコスト軽減した《「双打」の鬼 ウコン丸》を出し《革命類侵略目 パラスキング》に侵略して相手の盾をすっからかんにすることができます。さらに2コストクリーチャーや《龍装者 バルチュリス》があれば3キルも夢じゃないときました!
これは取り入れるしかないと思い、今回組むデッキのコンセプトが鬼寄せカモンから最速3キルを目指す方向にシフトチェンジしました。

またフェアリープロジェクト様の動画では火文明と自然文明のカードを主軸にしたデッキでしたが、今回は《鬼寄せの術》をメインにしたデッキだったので火文明と闇文明をメインとし、タッチで《革命類侵略目 パラスキング》を搭載した結果、
今回作成したデッキが《鬼寄せの術》軸の

ウコンパラス

となりました。

火文明と闇文明の組み合わせは十王編で生まれた鬼札王国と同じカラーリングで(鬼寄せの術が鬼札王国だからそりゃそうなる)、鬼タイムなどのギミックが今回組んだデッキのコンセプトと非常にマッチしたので、上記のような鬼札王国が多めのデッキレシピになりました。

・・・カモン・ピッピーの影だいぶ薄くなったような(ボソッ)


■プレイング

上記の通り、このデッキは最速3キルを狙うことができるデッキです。
必ず決まる、とは言い切れない不確定なものですが、もしできなくても4、5ターンで相手を倒しにかかるとてつもないパワーがあります。

・3キルを目指す場合
3ターン目の手札に《鬼寄せの術》《「双打」の鬼 ウコン丸》《革命類侵略目 パラスキング》があり、場に2マナクリーチャー若しくは手札に《龍装者 バルチュリス》があれば、最速3キルを狙いにいけます。
必要なパーツは多いですが、初動のコダマンマ達《鬼寄せの術》を使いコンボパーツを揃えられるとベストです。
シールドトリガーやブロッカー1体で止まってしまう動きですが、もし止められても後続にSAが多い構築にしているので、できる限り果敢に攻めていきましょう。

・4キル以降の場合
《「双打」の鬼 ウコン丸》が3ターン目になくても(本来の目的であった)《カモン・ピッピー》を出せば《勝利のリュウセイ・カイザー》で遅延をしながら打点を揃えられるし、《鬼寄せの術》がなくても打点になる数々のクリーチャー達を搭載していますので、それらを駆使して全力で相手の盾を殴ってください(雑)


■各カード解説

《福腹人形コダマンマ》
《鬼寄せの術》
《花美師ハナコ》

2ターン目の初動たち。全て同じテキストですが、黒単色を多めに取りたかったので《福腹人形コダマンマ》のみ4投。
手札の減らない打点として優秀なのでできれば初動で投げたいが、ないとゲームにならない!というほど必須でもないので今回は計8投にしました。
別口の初動として、《虹彩奪取 ブラッドギア》の搭載も視野に入れていましたが、現在のの枚数以上の多色カードをデッキに入れたくなかったので今回は不採用。入れてもいいかなとは思いますのでそこはお好みで。

《鬼寄せの術》
今回のデッキコンセプトですが、なくても立ち回れるような構築にしました。あるに越したことはないですが。
自分の盾を削るカードなので、使い方には注意が必要なカードです。
このデッキは序盤でケリをつけにいくデッキなのであまり支障はないと思います。
ちなみにこのカード、自分の盾が0でも軽減できます。お忘れなきよう。

《キズグイ変怪》
小型のSA枠。低コストのいやらしい打点です。
序盤に刻みながら盾回収で鬼タイム発動に貢献出来たり、後半のトップで引いてもSAなので腐らないという意外と器用で便利なカード。

《「貪」の鬼 バクロ法師》
鬼タイム起動で3打点のSAになるハイスピードゴリラ。
4キルを目指す際には一番強力な打点になると思います。
初動のコダマンマ《鬼寄せの術》、《暴走の知将レッコパブロウ》に加え自身の効果もあり鬼タイムは起動しやすいようになっているので、出せば強力なアタッカーになってくれることでしょう。
過度に投げるとカウンターで殴り返されて負けてしまう恐れがあるので、他の盾回収カードよりも状況を見据えて使用してください。

《「双打」の鬼 ウコン丸》
3ターンキルを狙うコンボパーツ。このカードのアタック時に《革命類侵略目 パラスキング》を侵略すると2回攻撃で相手の盾を全部吹っ飛ばせます。
2回攻撃テキストはパラスが手札になくても後半のゴリ押しに有効です。
鬼タイムの除去テキストも優秀ですが、このデッキだとそこまで活躍することはないかも?
なお印鑑パラスで使われた《印鑑D》は5枚目以降のウコン丸としての採用もありでしたが、自分の手札1枚以下という条件がが【印鑑パラス】よりも起きにくいため今回は不採用です。

《カモン・ピッピー》
今回デッキを組むきっかけになったもう一枚のカードですが、ピン投なだけあって少し影が薄くなりがち。
しかし、いざ引いたらとても強力なカードなのは間違いないです。
謎のブラックボックスパックで超次元がだいぶ強化されているので場面に応じて使い分けていきましょう。
3ターン目に召喚できたら基本的には昇竜でいいと思います。
実はこのカード《革命類侵略目 パラスキング》に侵略でき3打点になるので、侵略が成功すれば昇竜と合わせて相手の盾を全て割り切れます。
カモンが3打点になるなんて、私が知らない間にデュエルマスターズはドンドン進化してたんだなあ(老害)

《龍装者 バルチュリス》
3キルを狙うときは勿論、それ以外の場面でも大活躍の奇襲専門家。
場に《「双打」の鬼 ウコン丸》が1体いれば2回アタックで踏み倒せたり、そのまま召喚してもSA持ちの打点になったり、《カモン・ピッピー》と同様《革命類侵略目 パラスキング》に侵略できることは覚えてきましょう。

《暴走の知将レッコパブロウ》
3ターンに《鬼寄せの術》を経由しないで出せる2打点持ち。
闇の3ターン目に出す枠として、《停滞の影タイム・トリッパー》《凶鬼02号 ドゴンギヨス》が選択肢にあり、この2種の採用が最も3ターン昇竜に近しいと思いましたが、なるべく2打点持ちが欲しいのと手札を減らすカードは厳しいと思い、今回はレッコパブロウを採用しました。タップインで遅延するよりも、リソース稼げる打点で殴ったほうが強いやろっていう浅はかで脳筋な考えです。
脳筋らしく、こいつを出した次のターンは《「貪」の鬼 バクロ法師》を召喚して4ターン目に相手の盾を全て割って気持ちよくなりましょう。

《「是空」の鬼 ゲドウ権現》
《鬼寄せの術》と同タイミング登場したこのカード。
書いてあることが盛沢山すぎてこのデッキ一番のぶっ壊れクリーチャーである可能性があります。もともとのテキストがSA2打点持ちの時点で優秀なのに、敗北回避や自身のコスト軽減までついているのはおかしい。
3キル4キルを目指す場合はお世話になることは少ないですが、長期戦になるにつれ真価を発揮していくカードなので、ピンチの時にトップから捲って投げつけてやりましょう。
このデッキのほとんどのカードは4投ですが、《「是空」の鬼 ゲドウ権現》は多色+序盤に使わないので少なめの3投です。

《革命類侵略目 パラスキング》
3ターンキルを狙うコンボパーツ。自然のカードが他に採用されていないため素だしすることは難しいですが、先述の通り《「双打」の鬼 ウコン丸》以外にも《カモン・ピッピー》《龍装者 バルチュリス》等にも侵略できることは頭に入れておきましょう。
後、相手を倒しきれずパラスキングが場に残ったままターンが戻ってくれば、革命2を使えることが多いのでそちらもお忘れなく。
このカードを使う上での注意点として、序盤にマナに置くと色事故を起こす可能性が高くなります。《S級原始 サンマックス》と違いマナから侵略ができるわけでもないのでその点注意してください。

サイキック各種
《カモン・ピッピー》からでてくる奴ら。
適材適所で使ってください。但し基本は《勝利のリュウセイ・カイザー》を場に出すことになります。


■非採用カード

今回採用しなかったカードについて一部解説

《虹彩奪取 ブラッドギア》
《停滞の影タイム・トリッパー》

《凶鬼02号 ドゴンギヨス》
《印鑑D》
については各カード解説で記載済み。

《「非道」の鬼 ゴウケン齋》
除去体制にタップイン持ちと非常に優れたスペックをしてるが今回は速度重視の構築のため不採用。型を変えたら投入は余裕で視野に入ります。

《メガ・マナロック・ドラゴン》
入れたかったけど最速で4ターンかつ、SAでないから今回は不採用にしました。殿堂入りしているだけあって制圧力がとても高いのでもう少しだけ後ろのめりにするときに入れるかもしれません。

《襲来、鬼札王国!》
トリガー頼みの防御より今回は攻めに徹したので採用は見送り。
他の除去カードも全て同様。

《鬼ヶ覇王 ジャオウガ》
鬼札王国の切り札。速度を重視した結果、最速5ターンかつ自身の他の打点を消してしまう恐れのあるこのカードは今回不採用に。
多色の枠もカツカツなので致し方なし。
採用したら採用したで抜けなくなるカードな気はします。

他にもありそうだけど思いつかなかったのでこの辺で。


■最後に

実際形にすると結構まとまった構築になり、わりとお気に入りのデッキですが、受け札が少ないとかミクセルに弱いといった明確な弱点があります。
どうしても勝てない相手が出てきたら、この構築を軸にして改良していきたいですね。もしこのデッキを組みたいという方がいらっしゃいましたら、弱点を意識して構築をアレンジしてみるのもいいと思います。

自分が思いつく改良案は今のところ、軽量除去やシールドトリガー、《「非道」の鬼 ゴウケン齋》のような受け札を増やしたり、《ボルシャック・ドギラゴン》を搭載してカウンター型にする・・・なんてのもいいんじゃないと考えたりしてます。
ボルドギまでいくと構築が大幅に変わりそうですが(笑)

ちなみに現在の構築から《カモン・ピッピー》《龍装者 バルチュリス》革命類侵略目 パラスキング》を別のカードに差し替え、コダマンマの枚数を調整すると1ブロック構築対象のデッキになります。
このデッキが1ブロック構築の基盤になると…いいなあ(遠い目)

ひとまず今回一番使いたかった《鬼寄せの術》を使ったデッキが組めて満足してます。《鬼寄せの術》は様々な用途のある良いカードだと思いますので、変な悪さをして殿堂入りにならないことを祈りつつ、環境の前線で頑張ってくれる丁度いいカードになることを切に願うばかりです。

それでは今回はこの辺で。
ありがとうございました。


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