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クラウドファンディングって実際どうなのか?

 自分の考えたor所有しているプロダクトをクラウドファンディングに出してみたいとは思っているが、そもそもクラウドファンディングってどんあ感じだろうか。その雰囲気を感じ取るために「CAMPFIRE」をまわってみました。

感じたことリスト

【成功している件の良い例】

・サムネイルが画像だけでなく文字も入っていてイメージしやすい
・さらにトップの画像数枚で何となくやりたいことが伝わる
・文字より写真多め(ガチャガチャしすぎない)
・導入に例を交えた問題定義をすることで、訴えかけたイメージが伝わる
・ターゲットがある場合はしっかりそこに向けて伝える
・利用シーンが想像されている
・GIFや動画はイメージしやすい
・Q&Aが書いてある
・「最新の活動報告」をきちんと更新している

【微妙な例】

・サムネイルがフリー素材で、何したいか分からない
・写真の羅列で何を伝えたいか分からない
・「助けてください」を強調しすぎて、何がよいのか、なぜかを追求していない

【その他】

・コンセプトがあることで趣旨がぶれない
・なぜクラウドファンディングを行うか
・説明にはWhyとHowが重要
・リターンに早割がある
・写真はフリー素材から引用していた
・All-in方式なら支援者も支援しやすそう
・イラストレータの方と組むと強い

支援したプロジェクト

次代を担う農業を
 母方の家系が代々農家で、私は小さい頃から農家さんや畑に囲まれて成長してきました。そんな農家さんのためになりたいと思い支援させていただきました。また、資金の使い道にスケジュールもあり、成し遂げていただけるなと思いました。

・【釣り人必見】くり返し使えるグローライト「Glow HOTARU 60」

 実用性がよく、様々なシーンで利用できそうですし、2本で¥980と手が出しやすかったので支援。

・夢を諦めきれません。

 なんだろ?と思い覗いてみました。大変なのはわかるけど、いまいちイメージがわきづらい。ベビー用品のオンラインショップをつくるのとサロン開設したいのは分かるけど、具体的にどうするかがないので見ていてモヤモヤ。妻も妊娠しており、大変さがよくわかるのと、写真載せてほしいとか具体案を書いてほしいなど言いたいことが合ったので支援しました。

夢を諦められません。今6ヶ月になる赤ちゃんがお腹の中にいます。悪阻がひどく仕事を辞めざるおえなくなりました。やっと落ち着き派遣で働き始めましたcamp-fire.jp

個人的によいなと思ったプロジェクト

笑顔でお出かけを楽しめる そんな未来を紡ぎたい
 ストーリー仕立てになっていてイメージしやすかった。私ことですが子供が生まれる予定なので、こういった親子で楽しめる事ってよいなと思いました。その時だけでなく、写真や物を残すことで将来的に親子のつながりを再確認したり思い返したりできるのでないでしょうか。


農家と個人消費者、飲食店をつなげるエシカル目線なプラットフォームを作る。

 「エシカル消費」に惹かれました。生産者、消費者、飲食店それぞれにメリットがあるシステム。その先に地球環境について貢献するビジョンがしっかりとあって素晴らしいと思いました。

個人的に興味を持ったプロジェクト

打倒コロナ!オンライン通話で全国の飲食店とつながる飲み会ネットワークを作りたい

 飲食店同士をつなげる試みが面白い。妻の実家が沖縄と遠いので、離れていても会話を楽しみながら食事ができたらいいなと思いました。
 システムについては、すでにタブレット導入している店舗もあったりするので、アプリとして展開できたらいいなと思いました。メニューとは別にタブレットを用意するか専用の個室を用意するのか...。飲食店の形態によって考える必要はありそう

中小企業にIoTを広めたい

 本業と似たような取組なので興味を持ちました。IoTって農業は浸透していますが、中小の製造業には浸透していないのが現状。このプロダクトではシステムのメリットだけではなく、実際の中小企業の声に対してQ&Aの形で掲載されていることが非常に良い点だと思いました。
 自分が使う側に立ってみると、どうしても導入するメリットが見えづらい。BIツールと連携してデータの見える化をしたり、集めたデータから生産性や安全性の向上、経験による匠の技術を定量化して次世代につなげるといった付加価値の提供まで伝えることが必要なのかなと思いました。

まとめ

 まず、どんなに良いプロダクトだとしても、伝え方次第で腐るか売れるかの両極になってしまうと思いました。
 私の周りではあまりクラウドファンディングで支援した話を聞かないので、もっと興味を持ってほしいと思いました。

 今回の調査でクラウドファンディングに対する考え方が変わりました。最初はふるさと納税のように返礼品を求めるものだと考えていましたが、支援すると憩うことは金銭的なものだけでなく、人と人とのつながりを持つということになり、御礼の品以上の価値見出す事こそ大切と考えるようになりました。

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