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ハッカソン初心者の体験記「底なし沼から見上げた星空」

 プロトタイピングスクール「ProtoOut Studio」の授業の一環でハッカソンに参加しました。しかも、オンライン。1度オフラインは参加しましたが、初心者です。今回の感想を一言「底なし沼から見上げた星空」

 これは、技術を追求すると底なし沼。求められるのは「デモ」という星空という意味です。

結果は、デモを何とか見せられて着地はできました。

作ったもの:「ぐにゃシャキ」
 姿勢が悪くなってきたら律してくれる。
 ↓デモ動画
https://www.youtube.com/watch?v=hEPw6GC-tAM

【良かったこと】

・完走できた
・オンラインという例をみない環境にもかかわらず楽しめた

【悪かったこと】

・コミュニケーションがうまく取れなかった
・準備が足りなかった
・役割がわかってなかった
・奥さんに今日の予定を伝えそこない、機嫌を損なってしまった

申し込み~前日

 参加申し込みした時点はとてもわくわくして楽しみにしていました。当日のチームビルディング楽しみだな~程度に頭に花が咲いていました。

 1週間前になりようやく実感がわいてきてあたふた動き始めました。このままではすぐに使えるガジェットが少ない!!ということで、スイッチサイエンスさんにて入手可能なM5StickCやHATを買いそろえました。

当日になって

 緊張しながらも会場(Remo.co)に入室すると見知った顔の方たちがいて少し安心しました。まだ頭に花が咲いてます。ちょうちょが周りを飛んでいますね。

アイデア出し

 ここから底なし沼へジェットコースターに乗るかのように浸かっていきます。

 まず、Remo.coの動作が不安定なのかバグなのか、それともPCスペックなのか処理が固まり、司会の方からの説明が途切れたりし始めていました。

 スプレッドシートにアイデアを書き込んでいく作業。初めは勝手が理解できずにあたふたして出遅れていましたが、他の方が書いているのを参考になんとか進めることができました。

チームビルディング

 気になる方やアイデアを持つ方と同じテーブルに集まって情報交換する時間。私は知り合いであった方と話してみることにしました。5~6人くらいの規模で話をしていました。もとよりコミュニケーションが苦手な私、この時点でつらさを感じてました...(~_~;)結果的に2つのテーマに分かれ進めることとなりました。この時、すでに周りはビルディング完了してブレストしているようでした。出遅れた感....。まだなんとかなる!

企画

 ビルディング完了するともう12時過ぎていたので、13:30~再開して企画の続きをすることにしました。そろそろ花がしおれ始めましたね。

 まずはスケジューリングから始めました。こんな感じです。
13:30~14:00 : 企画
14:00~14:30 : 調べもの進捗報告
14:30~17:30 : 実装 
1730~18:00  : 発表準備
18:30 :完了

 で、アイデアを形にしていくのですが、ここで役割が必要になってきます。私は進行とアイデア出しをしました。不慣れな奴がいきなり進行するなって感じですよね。

 面白そうなアイデアが出てきたので収束させていき、担当をきめて作業をすることにしました。今思うと、この時点で着地点の認識合わせが上手くできてなかったなと思いました。

実装

  ここでずっぷりと底なし沼にはいっていきました。何をどこまで作るか、これは無理そうだから代替案は何かなど、開発しながら爆速で方針を変えていくこととなりました。(~_~;)

 個人的に楽しみだった実装!予定では加速度の取得と判定、叩く部分でしたが加速度は断念しました。加速度取得はできましたが、判定処理に時間がかかりそうなので見栄え部分を優先していくことにしました。

 私のチームではARを使うことにしたのですが、それをNoodlで使うのにはまってしまいました。思ってもなかったなと....。カメラの起動をa-frameのサンプルは動くところまでいきましたが、方針を変えてARをコード書く方法(ほぼコピペ)で、Noodlを叩くシステムのコマンド送信にしました。

 私は叩く部分の単体テストをNode-REDでしていました、MQTTでコマンドが送る部分をNode-REDでフローを作成して試すのは呼吸をするかのように爆速で作れました。これは慣れたツールで経験があるからよかったです。

発表準備

 今思うと、スライド作りながら企画を進められればよかったなと思います。スライドは得意な方が担当していただけたので何とかなりましたが、デモ動画作成が大変でした。「一人で縁者をして撮影もする」ARマーカは紙に印刷するも、認識してくれないので印刷の大きさや位置を調整してやっと移るようにできました。😫

発表~クロージング

 なんとか用意はできて発表タイム!他のチームの面白そうなネタ満載でした!途中、PCが固まって聞けない部分もあったのは残念なところでした
( ;∀;)

 クロージングではチームで簡単な反省をして解散しました。

おわってみて

 ハッカソンは短期間で人を育てるよい取り組みだと感じました。今後も参加していきたいと思います。

 数をこなすことも大切ですが、ハッカソンとは?をもう少し知識を入れておく必要がありますね。

以下、今回感じた大切なことなど箇条書きします。

・困ったら周りの方の様子を伺ったりするのは大切。
・つーるに縛られず、フレキシブルな考えでいよう。
・スケジューリングと細かな進捗報告が大切。
・目標の認識合わせは重要事項。
・メンバーのスキルだけでなく思いを把握することも円滑な開発につながる。
・部品とか機材を整理整頓していつでも使えるようにしておこう。
・スライド作りながらブレストすると、後でまとめるときに楽。
・雰囲気作りが結果の良しあしに影響する。

デモ動画見づらかったな...。工作も上達せねば。



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