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「私のNIKKE作品」設定(順次更新)

 現在「勝利の女神NIKKE」というモバイルゲームアプリを題材として「no name」という小説やSCP風の作品を書いています。何れにしても完全なる私の二次創作です。
 ゲーム自体にももちろん設定があるのですが、明らかになっていない部分や作品に整合性を持たせるために私が改変した部分があります。当然、作品自体の世界観を壊さないように配慮しています。
 この記事は私が記事を書くための設定の備忘録として、また或いはどなたかのお目に留まって素晴らしきNIKKEの世界に興味を持って頂けたらという思いから書いているものです。


【勝利の女神:NIKKE】
2022年11月3日にリリースされたスマートフォンゲームアプリ。NIKKEは「ニケ」と読む。
「背中で魅せるガンガール」をキャッチコピーとしたガンアクションシューティングゲーム。
 ラプチャーと呼ばれる生命体なのか兵器なのかも判別出来ない謎の大群によってあっけなく地上文明は崩壊した。従来の兵器では全く対抗できず、人類はNIKKEと呼ばれる「人型兵器」を戦場に送り込んだが最初にわずかな勝利をおさめただけだった。僅かに残った人類は地上を追われアークと呼ばれる地下都市に避難した。
 それから数十年後に再び人類はNIKKEを地上に送り込んでラプチャーとの戦いに挑んだ。目標は地上奪還。
 以上の設定が公式な設定です。

【NIKKE(ニケ)】
 人類がラプチャーに対抗するために開発した人型兵器で、人工的につくられたボディに死後の人間の脳を移植して製造されたヒューマノイド。身体はガッデシアムという金属で覆われているが内部には人間の臓器のような生体部品がある。ボディには戦闘用に特化したもの、人間の生活に馴染めるようにしたものなど幾つかの種類がある。兵器としてだけでなく日常生活を支えるために働くNIKKE、アイドル活動をするNIKKE、アスリートとして活躍するNIKKEなど多種多様に人間と共存している。
 しかしNIKKEを「人間ではない」という理由で差別する人間も多く、また強力な戦闘力を持つためいつしか人間の敵となるのではないかという恐怖心を持つも人間も多い。
 ラプチャーと同じような「コア」を内部に持ち、これを動力源として半永久的に作動する。生殖機能は無い。金属と生体部品で出来ているため体重はかなり重く、成人女性の平均的な体格と同じような容姿でも100kg近くある。
 開発初期は男性型も製造する試みがあったが全て失敗したため女性型のみが存在する。失敗した理由は明らかになっていない。
 人間と同じく感覚や感情があり痛みや臭いを感じたり涙を流したり笑ったりする。食事も人間と同様のものを食べている。恋愛感情のようなものもある。
 エネルギー源をどの様に摂取しているか、若しくは摂取する必要があるのかは明らかにされていない。しかし食品を美味しいと感じることはできる。
 NIKKEが人間とほぼ同じ容姿をして人間と同じ生活を営む理由は「自分は人間ではない」と自覚させないためである。NIKKEは自分が人間ではないことは理解しているが、脳がそれを知覚してしまうと「思考転換」というパニックを引き起こして精神が崩壊し制御不能になる。
 NIKKEはNIMPH(Neuro-Implanted Machine for Protecting Human)というナノマシンが脳に埋め込まれている。これは記憶を制御したり保存したりすることで、戦闘への恐怖心を抑えてNIKKE自身の安全よりも人間を守ることを優先させるためのものでもある。そのためNIKKEは人間に危害を加えることが出来ない。
 ただし私の作品では人間に危害を加えられないというのはNIKKEの個体差によると設定している。ゲーム内でも人間に危害を加えるNIKKEは多数見かける。私の作品内ではとある指揮官に日常的に性的加害を受けていたあるNIKKEが思考転換を起こして自己防衛のために指揮官に暴力を振るい、記憶消去されたというエピソードがある。これは私のオリジナル設定である。

【量産型NIKKEと特殊個体ネームドNIKKE】
 ゲーム内では「募集」と呼ばれるガチャ等でNIKKEを獲得できる。このうちRクラスを量産型、SRとSSRクラスを特化型と呼ぶ。
 量産型はゲーム内に頻繁に登場する用語であるが、特化型という用語はあまり出てこない。私の作品では特化型を「特殊個体ネームド」としているが、この用語は私のオリジナルである。
 量産型NIKKEとは同じボディを大量に生産し人間の脳を移植して製造されるNIKKEである。個体差はほとんどない。ゲーム内では9種類の量産型NIKKEが実装されているが、その他にも量産型タイプは存在するようである。
 特殊個体ネームドNIKKEとは専用に製造されたボディに人間の脳を移植して製造されたNIKKEである。世界に一つだけのワンオフ機で、使用されている脳を提供した人物が生前に最も実現したかったことが能力として発現する。そのため容姿や能力には個体差があり、中には強大な破壊力や防御力を持つ個体、ほとんど超能力に近い能力を持つ個体、機能停止したNIKKEを蘇生する個体まで存在する。ただし製造には莫大なコストがかかり、ボディに脳が適合しない場合もある。さらにどのような能力が発現するかは完成しなければ分からない。
 軍としては当初ラプチャーの侵攻に対して量産型NIKKEを大量投入する方針だったが、圧倒的な戦力差を埋めるために最初の特殊個体NIKKE「フェアリーテールモデル」を生み出した。これが一定の戦果を挙げたため、軍は特殊個体ネームドの生産に着手した。
 量産型は圧倒的に多く配備されているが、特殊個体に比べると戦闘力はかなり低いので特殊個体ネームドのサポート戦力として配備されているようだ。
 ネームドの名の通り、特殊個体NIKKEにはそれぞれ固有の名前がある。

【ラプチャー】
 このゲームにおける人類の敵。突然宇宙から大群で飛来し地上を侵略して短期間で人類を滅ぼしかけた。その目的は不明。生命体なのか機械なのかも不明。それぞれNIKKEと同様のコアを持ちこれを動力源としていると思われる。
地上の生物やクリーチャーに兵器を融合させたような外観をしている。機銃、ミサイル、レーザー、爆弾など個体ごとに異なるあらゆる武装を持っている。体当たりして自爆攻撃を行う個体や毒ガスや放射線によりダメージを与える個体もいる。何かに操られているのか自らの意思で動いているのかも不明。どうやらクイーンと呼ばれる存在の意思により人類を攻撃していることは分かっている。
 兵装や大きさにより下からセルフレス級→サーバント級→マスター級→ロード級→タイラント級と階級が与えられている。セルフレス級とサーバント級が雑魚キャラ、マスター級が中ボス、ロード級とタイラント級がボスといった存在である。セルフレス級やサーバント級は戦車くらいのものが多いがタイラント級には大型戦艦や輸送機ほどの巨大なものも存在する。
 知性はなく人間とはコミュニケーションが取れない(一部例外あり)が社会性があり、集団で行動して情報を共有している。人間からの反撃を学習してそれに対する対抗策を身につけているようである。ロード級やタイラント級でなければ単独で行動することはほぼない。
 自己修復能力が異常なほど高くコアを破壊しなければ戦闘中に破損した箇所を戦闘中に修復させるものもいる。
 音声でコミュニケーションをとっているらしくコーリングシグナルという音で他の個体を呼び寄せる。音で人間の存在を感知し襲ってくることが多い。

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