ピクミンに誘われて。

相変わらず、うつ病とバトルの日々なのは変わらないんだけども。
それでも最近、外を少しずつ歩くようになった。

きっかけは私が太ってきていることを見抜いた母親が、一緒に歩こう、と声をかけてくれたことだったんだけど。
でも、ひきこもりがちな自分がとりあえず半月近くウォーキングを続けられているのは、他でもないアプリ「ピクミンブルーム」のおかげである。

実は、過去のピクミンシリーズに興味はありつつも、そもそもゲーム機というゲーム機をほとんどつつかないで育ったために基本操作が分からないことで気が進まず、実際にソフトをプレイしたことはなかった私。
けれど、あの可愛いキャラクターたちには惹かれるものがあって。
今回、ツイッターの広告で、自分でも手軽にできそうなスマホゲームという形で再会して、運命的なものを感じた。

いざダウンロードして始めてみたら、ピクミンたちが可愛くて仕方ない。
歩けば歩いただけ苗が育っていくし、可愛いピクミンが誕生する。
歩くと自分のあとをちょこちょこついて来てくれる。
おつかいで拾い物をしてきてくれる。
ちょんちょんつつくと、しっかり反応してくれる。
そんな感じで、しっかりと楽しみながらプレイすることができている。

最初は「平日ちょっとだけだから」と母に言われて、ええぇ週に5日間も歩くのか……と思っていた自分が、今では土日も歩きに行きたくなっている。
母にはもちろん感謝しているけれど、正直それ以上に、自分を外に連れ出してくれるピクミンたちに感謝している。

ピクミンたちのおかげで良い習慣がひとつできた。
できる限り続けていきたい。

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