平成最後の話。

平成が終わる。

自分の誕生日は友達にプレゼントをもらったり、母と美味しいケーキを食べたりと平和に過ごして、GWも突入早々に遊びまわっていたら、あっという間に平成最後の日が来ていた。すごーい、はやーい。

私は平成生まれで、なんというか、死ぬまで当たり前のように「平成」だという認識だった。まさか生きている内に変わるだなんて、考えることもなかった。だけど、明日には平成は終わるらしい。私が生まれた年が、大切な人たちと別れた年が、戦争が無かった年が、終わるらしい。新しい年号に変わることに賛成も反対も無いし、令和という響きは未だ慣れないけれど、きっといつか当たり前になる日が来るのだろう。それでも私は、心のどこかで「平成」の日をごく自然と過ごし続けていく気がする。令和元年、平成32年。何が言いたいかというと、とても単純な話で。どうか、令和に生まれた人がいつか「令和に生まれて良かった」と言って、遠い未来でまた新たな年号となる時に「令和が終わるのは名残惜しいね」となるような年になるといいなと思う。

そういえば、来年の話をすると鬼が笑うというけれど、この場合は誰が笑うのか。私としては、この記事を読んだ人が「馬鹿だなあ」と笑ってくれたら万々歳です。



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