周りと違うことに悩んだこと。(セクマイについて)

周りが当たり前のようにしていること。
みんなが共感している話。
それらについていけないと感じたときに、
とても孤独と恐怖を感じる。

社会人になってコロナ前はよく職場の飲み会に参加していて、当たり前に出る話題が、恋愛話と下ネタ。
彼氏いないの?から始まり、今いないと言えば、どういう人がタイプなの?理想のデートは?
気付けばエグい下ネタ話に変わり、
吐き気がするほど内臓がモヤモヤするのを感じていた。

恋愛を楽しんでいる周りの人達をみて羨ましく思う反面、
自分が共感できないそれらの感情は何なのだろう。
経験が少ないからまだ分からないだけなのか。
いい歳して学生でも分かることを知らないなんて。

複雑な感情が体中を駆け巡って苦しくて、必死でネットを調べまくって辿り着いたのが、セクシャルマイノリティという言葉だった。

その頃はLGBTという、今思えば大まかすぎる言葉しか知らなかったが、まさか自分が当てはまるとは想像していなかった。
人を好きになること、
好きという感情と性が繋がらないこと、
自分の性別に違和感があること、
子供の頃から感じていたモヤモヤを全て言語化できたことに安心感があった。

今もまだ自分自身について理解しきれてない事もあると思うが、周りと違うことで自分を否定しなくてもいいと思えたこと、同じようなことで悩んでいる人がたくさんいるということでとても救われた。

これから色んな思いを書き出しながら、
自分自身をもっと知っていきたいと思う。

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