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人に話すのは解決するためじゃなく気付くため。

なんとなくモヤモヤするとき、悩みの解決策がイマイチ見つからないとき、
人に相談していたことが多いんですが、大体の方が、「こうしてみたらいいんじゃない?」とアドバイスをしてくださるんです。
なるほど!と思うときが多いですが、たまに、
いやそれは違うな。てか今の話聞いてたらその発想にはならないんじゃないかな。私の話聞いてんのかな。私の話し方が悪いんかな?この人に相談したのが悪かったんかな?
以前の拗らせネガティブだった頃はこんな悪循環思考を持っていたりしました。自分から相談しといて我が儘な奴だと今は思います。笑

そもそも他人から言葉だけで発信された状況を同じように体験できるわけないですよね。
相談された側は自分の経験上で一番近い感覚を過去から引っ張り出してきて励ましやアドバイスとして伝えてくれているはずなんですよね。
その努力だけでも感謝しないとです。

気付かないといけないのは、「そのアドバイスはなんか違うな」=「自分の中ではこれだと思う解決策を実は持っている」、ということ。
他人のアドバイス通りに動いていたら、他人の決められたレールを歩くような状態です。(というか別の人間で別の能力を持っているから多分同じことしても上手くいかない可能性)
「自分はこんな状況に陥っていて、今こんな感情になっているんだ」と人に言葉で説明している時点で、一人で頭の中だけで考えているときよりも、少しずつ状況が整理されていて、そこに他人の意見が介入してきて、納得できれば取り入れればいいし、違うと思うなら何が受け入れられないのかを突き詰めるだけで自分の本音が見えてきます。
だから小さなことでも人に話すって大事なんだなーと思います。

結局、漠然とした不安や悩みって、自分自身が本質を見つけられない限りスッキリと解決できるものではないんですよね。他人が解決できるものじゃない。
相談される側の立場でも、せっかく相談してくれたのに上手くアドバイス出来なかったな…なかなか元気になってくれないな…私が何とかしてあげなきゃ…!と感じてしまうことがあったのですが、逆に言えばそれは他人を思い通りにできると勘違いしているし、勝手に落ち込んでいるだけです。
他人の無意識の感情を掻き出すにはそりゃ超能力でもないと無理です。
でも相手が自分自身に気付くための手助けはしてあげられます。
結局自分で気付かない限り解決できないのであれば、話を聞く側も、感じたことをそのまま言っていいと思うんです。(勿論わざわざマイナス思考になったりわざと傷つけるような発言はナシ)

なんか今までは、相談する=私のモヤモヤを解決してもらう、相談される=この人を笑顔にさせてあげたい使命感、私のアドバイス通りに動けば私の考えが合っていることも証明される、等。。
どちらにしても他人に委ねているような状態でしたね。
根本は、他人の言動や思考は他人が決められるものじゃないということ
相談することを重く考えすぎずに、自分の中で整理がつかないのなら他人を少し頼ってみる、でも最後に決めるのは本人ということだけ見失わなければ、気軽に自分の気持ちを吐き出しやすくなっていくかなーと思っています。

話すのが苦手な人は、文章に書き出してみるのもめちゃくちゃオススメです。私はこうやって日々気付いたことをnoteに書いて整理している日々です( ´ω`)

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