気がかりがあると血圧があがるわたしです。
「難しい時代になった」とよく言いますが、いつの時代も難しいんですね。
結局はどの時代も、その難しい問題をクリアーしていった人間や組織が成長していきます。
私たちが評論家ならば枕詞に「難しい時代になりました…」と言っていればいいのですが…。
リーダーの役割は、その難しいという問題をまずは発見すること、その問題に気づくことです。
どんなに難しい問題でも、それが明確になっていれば、打つ手は無限です。
問題を的確に発見できないときは、視点を変えることも必要です。
新しい物の見方・考え方・感じ方を様々に変容させることで、違った世界や新たな可能性がみいだされることがあります。
だからリーダーは幅広な人間関係を持つことが求められて、現役世代ならば異業種交流会などに活発に参加するのだと思います。
それ以上に肝心なのは自分の心持ちです。
「私は何をすべきか」ではなく「私は何をしたいのか」という心に気づいていくことが大切です。
自分自身がやりたいことならば、自信と覚悟を持ってその問題に向き合えるはずです。
そのために自分自身に向かって、時々自問自答します。
「今、私は何に気づいているのだろうか?」
「今、私は何を感じているのだろうか?」
「今、私は何か欲しいのだろうか?」
「今、私は何を避けているのだろうか?」
「今、私は何かを期待しているのだろうか?」などなどです。
ところが厄介なことにわたしの身体は、なにかに気づいてしまうと、そのことが気がかりとなって血圧が上がってしまいます。
自分自身の努力で片付く問題ならばいいのですが、自分の手の内にないことが多いと処置に困ります。
かといって知らんぷりしていたら結局あとで自分自身が、(あぁあのときにこうしておけばよかったのに)とほぞを噛むことになるのは分かってます。
こうなるとその気がかり解消をどこかに預けないと血圧を下げることができません。
現役中と違うのでとても厄介なことになっちゃいますが、これも世のため人のためと思って許して欲しいなぁ。
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