はたらくということ

10時から15時までZOOMで「協同労働」関連の研究会を視聴させてもらいました。
さまざまな人たちの事例発表や考え方を聞いて感心するやら違和感を感ずるやらでとてもよい刺激を受けました。

今年10月からいよいよ施行される「労働者協同組合法」。
3人以上の発起人がいれば届出だけで設立できます。
「地域に根ざした目に見える労働運動」ならぬ「地域に根ざした目に見える小さな協同組合」が簡便に設立できます。
もちろん労働組合も2人以上いれば設立できますが、労働組合では仕事起こしはできません。

しかし「労働者協同組合法」が目指す「協同労働」では、集まった全員で出資をし事業体の協同経営者となり、事業の運営と労働に参加するという新しいスタイルで、仕事起こしができます。
いうなれば、
①お金も出し(出資金)
②口も出し(毎月の定例会で運営に携わる)
③汗もかき(労働に従事する)
という三位一体の働き方です。

こうした地域に根ざした小さな協同組合がいくつも誕生して、それらが連携し始めたときには、過疎化した我がふる里も再生できるかもしれません。
そんな夢をもって研究会に参加しています。

以前の研究会でこんな言葉を拾いました。
『ワーク(Work)にもいろいろなワークがあります。
らいすわーく…食べるために働く
らいふわーく…自己実現のために働く
そうるわーく…他人や社会のために働く
さて、あなたはどんなはたらきかたを求めていますか?』

昔、わたしの口癖は「ワクワクしたいね」でした。
しかし後になって教えてくれましたが、その言葉を聞くたびにスタッフが思ったそうです。
『また言ってるよ。ワクワクじゃなくてワークワークだろう。
もっと働け、もっと働けに聞こえちゃうんだよね』
説明不足でした。あのときは、『らいすわーく5+らいふわーく3+そうるわーく2』になるくらいのワークワークでした。

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