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贅沢な悩み事。

「今年はどうするか」。ここ数年、正月気分が抜けた頃、思い悩むことがある。「何処に行くか」そして「いつ行くか」である。
2022年は4月18~19日の1泊2日で、山形県の「天童公園」と山形城址である「霞城公園」に行ってきた。タイミングはピッタリだった。初日は満開のソメイヨシノを満喫、2日目に桜吹雪が始まった。
2023年は4月4日に日帰りで宮城県内の「西行戻しの松公園」と「加瀬沼公園」に行ってきた。日帰りだったので開花のニュースを見ながらギリギリに日程を決めた。もちろん桜色に染まる景観を堪能した。
さて・・・2024年は。
秋田県の「角館」か青森県の「弘前」を有力候補としている。角館は日帰り圏だ。一度行ったことがある。見事に枝垂桜が咲き誇る様子を見た記憶がある。弘前はバスツアーで行った。ライトアップされた夜桜を見た覚えがある。いずれもコロナ禍以前のことだ。また、道の駅巡りで何度か青森県に行っているので、ゴールデンウイーク頃の花筏や遅咲きの八重桜を見たこともある。
改めて、泊りがけでゆっくり、のんびり桜を見たい、そんな心情だ。
旅行の予定を考えるのは大好きだ。でも、時期を考慮しなければならない観桜の日程を決めるのは悩ましい。贅沢な悩みだ。
1月11日、ウエザーニュースから2024年の第一回桜開花予想が発表された。
東京は3月17日、仙台が4月1日、ターゲットとなる秋田は4月8日、青森は4月10日と発表された。開花予想だから満開は4~5日後になるハズだ。4月15日から始まる1週間が良さそうだ。でも、もう少し様子を見てみることにしよう。その間に宿探しはやっておこう。いくつか候補を絞っておかなければ。
2月になって1日に第二回目、15日に第三回目の開花予想が発表になった。
東京は全国最速の3月18日、秋田は4月8日、青森は4月10日で一回目と変わらずだった。そろそろ日程と宿を決めないと。この頃は気持ち的には角館に傾いていた。弘前は近場で温泉宿が見つけられなかった。徒歩で角館の武家屋敷通りや桧木内川堤に行けそうな宿の目星がついている。
いつも宿を予約するときに利用している楽天トラベルで4月15日か16日で目星をつけていた宿の空室検索をしてみた。
「ああっ!出遅れた」宿は既に予約でいっぱいになっていた。4月1日から4月30日まで、全て日付で空室無しと表示された。少し離れた場所ならば宿泊できる温泉宿がある。が、徒歩で夜桜、ライトアップされた桜を見に行けるような近場の温泉に泊まる。この条件は満開の桜を見るのと同等のプライオリティーだ。
角館は諦めよう。改めて、秋田県内の桜の名所を検索してみる。
1.角館のシダレザクラ、2.桧木内川堤のソメイヨシノ、3.桜・菜の花ロード、4.千秋公園、5.横手公園、6.真人公園、7.勢至公園、8.大森公園、9.本荘公園、10.桂城公園トップテンとして表示されたのはこの10ヶ所だ。1位と2位が角館だ。それ以外の6ヶ所から4ヶ所をピックアップ、横手市と秋田市をメインに計画を練った。出来上がったプランは
1日目
東北道→北上JCT→秋田道→横手IC 
道の駅十文字→真人公園→増田町まんが美術館→横手市内泊
2日目
横手公園→大森公園→秋田市内泊 徒歩で千秋公園の夜桜を見る
3日目
千秋公園→パワースポット→帰宅
横手市内と秋田市内に宿を確保した。準備万端、あとは開花、見頃のタイミングが合うことを祈るばかりだ。
2月だというのに最高気温が20℃を超えた。桜の開花も一気に早まるかもしれない。宿の予約は早すぎたか。満室にビビッて焦り過ぎたか。
2月28日の第四回桜開花予想では秋田は4月8日と変わらずだ。平均気温が過去最高となった2月が終わった。特に桜の開花には影響がなかったようだ。
3月になって6日発表された第五回桜開花予想では1日遅くなり秋田4且9日となった。そしてさらに詳細な情報も発表された。
3月10日現在の各地域の開花予想・五分咲き・満開・桜吹雪の予想が発表になった。計画している地点の予想は下記の通り。

宿の予約は横手市内が4月16日、秋田市内が4月17日とした。この日程が吉と出るか凶となるか一月後の旅日記をお楽しみに。

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