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2022年8月のプレイリスト ~ Cool, Cool, Cool ~

~ Cool, Cool, Cool ~

最近知った曲や、過去プレイリストに入れようとするも選外になった曲を中心に、"Cool" な曲を。

涼しげな曲、カッコイイ曲、ヘンテコな曲、不穏な感じでヒエっとなる曲…などなど。
…まあおよそどんな曲だって、その気になれば "Cool" と形容できちゃうとは思うのだけど。

45曲、約2時間55分

01 Cool, Cool, Cool … Godley & Creme
02 Like the Morning Dew … Laura Mvula
03 Cursis Melodias … Natalia Lafourcade
04 Lean On Me … Club Nouveau
05 Hate Myself … dodie
06 Formwela 10 … esperanza spalding
07 Oboe … Jackie Mittoo
08 Nothin' on You … Marcela Mangabeira
09 WOLF … SPECIAL OTHERS ACOUSTIC
10 Yoshimi Battles the Pink Robots, Pt. 1 … The Flaming Lips
11 Dek Kai Nuang Sue Pim … Sangthong Seesai
12 Mighty Quinn (Quinn The Eskimo) … Julie London
13 Don't Sleep in the Subway … Petula Clark
14 Pisca Punga … Pat C.
15 ねこなでたい … YMCK
16 Girl On My Mind … Roland Ray
17 It Keeps You Runnin' … The Doobie Brothers
18 Wonder Groove … Steve Gray
19 East of the River Nile (feat. Dennis Bovell) … Zara McFarlane
20 Minus Me … Alostmen
21 Amazonia (Sax Version) … S-Tone Inc.
22 Charade … Nicola Conte
23 Mr. Rose … Roy Budd
24 Life Is Good … Funkservice International
25 Just Say Goodbye … Frank Popp Ensemble
26 Peter Popgunn … The John Schroeder Orchestra
27 Per Noi Due Soli … Piero Piccioni
28 Bare Necessities … Dimie Cat
29 We No Speak Americano … Yolanda Be Cool & DCUP
30 Tengo Miedo … Maria Rodes
31 Box Of Secrets … Zarif
32 Stamping Ground … Moondog
33 Little Steps … Nostalgia 77
34 Tableau de Chasse … Claire Diterzi
35 miu … Marina Herlop
36 貞奴 … 冥丁
37 What the World Needs Now … Tom Clay
38 I'm a Fantastic Wreck … Montaigne
39 Ecstatic Baby … Yeasayer
40 Oss 118 et le poulpe aux œufs d'or … Mini Groove Orchestra
41 A Morte de Um Deus de Sal … Eumir Deodato, Neco & Samba Nova Concepção
42 真珠のように … Nadja
43 Japão … Dora Morelenbaum
44 snow … Serph
45 Glitter of the City (Song by Tahira) … Ron Everett

<メモ>
01 Cool, Cool, Cool (Godley & Creme) … ゴドレー&クレームらしく、短い中に変化の多い曲。おなじみのミュージカルっぽさに、ブルースハープがいいアクセント。後のアルバム『Goodbye Blue Sky』の萌芽を感じたり。

03 Cursis Melodias (Natalia Lafourcade) … この時期のNatalia Lafourcadeのポップセンスたるや…。現在はメキシコや中南米に根ざした楽曲ですこぶる評価が高い。でも、時々はこういう軽やかなポップスも出してもらえると嬉しいのだが。

04 Lean On Me (Club Nouveau) … 80年代のヒット曲。ダンサブルでいいアレンジのカバー (原曲はBill Withers)。

05 Hate Myself (dodie) … 郵便局員になるって、こんなに大変やったんか…。

06 Formwela 10 (esperanza spalding) … "Songwrights Apothecary Lab"というアルバムに収録。曰く「癒しの手段としての音楽とミュージシャンシップを探求することを目的とした実験的空間」で作曲されたとのこと。変わったデザインだけど身体にしっくり馴染む服のような曲。

08 Nothin' on You (Marcela Mangabeira) … YouTubeのおすすめに出てきて、試しに聞いてみたら悪くなかった。

10 Yoshimi Battles the Pink Robots, Pt. 1 (The Flaming Lips) … "ヨシミ" というのは、ボアダムスのYoshimiO。彼女にインスパイアされて書かれた曲なんだそうな。

11 Dek Kai Nuang Sue Pim (Sangthong Seesai) … タイの曲。ルクトゥンという、民謡のような演歌のようなジャンルらしい。不穏な感じのするイントロから、ガラッと変わる曲調と声が良い。

12 Mighty Quinn (Quinn The Eskimo) (Julie London) … 12月のプレイリストに入れるつもりが、何となく選外になった曲。北極圏を思い浮かべながら、夏に聞くのもよいかと。

13 Don't Sleep in the Subway (Petula Clark) … こちらは6月 (雨) のプレイリストに入れようかと思っていた (ちょっとだけ雨が出て来るのだ)。…が、雨の曲と言うには弱くて選外に。

14 Pisca Punga (Pat C.) … Pat C.の"Toshishita no Otokonoko"を探していたら出てきた曲。"Pisca Punga"をGoogle翻訳に掛けるとルーマニア語と判定され「袋猫」と訳されるのだが…どういうこと?

15 ねこなでたい (YMCK) … うむ。猫なでたい。

17 It Keeps You Runnin' (The Doobie Brothers) … 70年代半ば。マイケル・マクドナルドが加入したての頃のドゥービー・ブラザーズ。サビのコーラスに妙な高揚感がある。

18 Wonder Groove (Steve Gray) … イギリスの劇伴。80年代のテレビ番組主題歌っぽさが非常によろしい。

19 East of the River Nile (Zara McFarlane) … 女性ボーカルがいい雰囲気だが、原曲はメロディオン(ピアニカ)が主旋律のインストゥルメンタル。ジャマイカのレゲエミュージシャンであり、メロディオン奏者のAugustus Pablo作。

20 Minus Me (Alostmen) … ガーナのバンド。コロゴという現地の三味線っぽい楽器でガンガン押してくる。

22 Charade (Nicola Conte) … たぶん、世界で一番かっこいいアレンジの「シャレード」。

23 Mr. Rose (Roy Budd) … "Mr. Rose Investigates"というテレビ番組のテーマソングだったそうな。

26 Peter Popgunn (The John Schroeder Orchestra) … 「ピーター・ガン」はアメリカのテレビ番組で、ヘンリー・マンシーニ作のテーマ曲も非常に有名。この曲は「ピーター・ガン」の本歌どりなのか、題して「ピーター・ポップガン」。タイトルから想像するほど「ピーター・ガン」と似ていないのだが、かっこよさは本歌に勝るかも。

28 Bare Necessities (Dimie Cat) … エレクトロ・スウィングとかエレクトリック・スウィングとか言われるジャンル。この手のは、意外に今までプレイリストに入れていなかった。

31 Box Of Secrets (Zarif) … これも、いかにもなエレクトロ・スウィング。

32 Stamping Ground (Moondog) … Moondogは、ニューヨークの路上でバイキングの格好をして立っていた盲目の路上詩人/音楽家。後にドイツに渡り音楽活動で暮らしていく。ジャンル分けの難しい、Moondogならではの曲。

34 Tableau de Chasse (Claire Diterzi) … 同名のアルバムには、一風変わったアート色の濃い曲が多い。Wikipediaを見ると、フィリップ・ドゥクフレの舞台音楽を手がけていたりで、なるほどなと思ったり。この曲/アルバムも舞台音楽だったらしい。

35 miu (Marina Herlop) … 美しくもあり、どこか不穏な感じでもあり。ちなみにMVは、牛の出産ドキュメンタリーみたいな映像 (専門家が監修というクレジットあり) になっている。バルセロナ在住のアーティストらしい。

37 What the World Needs Now (Tom Clay) … バカラックの"What the World Needs Now"にラジオ音声を乗せた、1973年のリミックス作品。ラジオ音声は、軍隊の訓練の様子やラジオ放送のジングルの他に、ケネディ大統領暗殺時のラジオ放送、キング牧師の演説と暗殺を伝える報道、ロバート・ケネディ上院議員暗殺時の放送、その弟エドワード・ケネディの弔辞。

38 I'm a Fantastic Wreck (Montaigne) … 映像も印象的だが、ワルツって強いなぁとも思ったり。

39 Ecstatic Baby (Yeasayer) … 軽妙な曲なのだが、映像は 虫 注意。まあ、ある意味ヒエッとするということで。

41 A Morte de Um Deus de Sal (Eumir Deodato, Neco & Samba Nova Concepção) … "A Morte de Um Deus de Sal" という別の有名な曲があるので、タイトルは誤記かもしれない。自分が昔買ったCDでは、この曲は "Neptune's Heptune" というタイトルだったが…。

42 真珠のように (Nadja) … 80~90年代のシティ・ポップの豊潤さを感じさせる逸品。

43 Japão (Dora Morelenbaum) … ブラジルのシンガーソングライター。父親も著名な音楽家で坂本龍一と親交があったらしい。「戦場のメリークリスマス」の一節がほんのり使われているのは、その辺りの由縁。

45 Glitter of the City (Ron Everett/Song by Tahira) … 日が沈んでも、街の灯り一つ一つにはどこか希望がある…と、そんなことを思ったり。良い。

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