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基地真向いにある、小学校とのふれあいのお話 その①

レ-ザ-星人です。
今回はレ-ザ-星人の基地「神戸レ-ザ-ファクトリ-」の真向かいにある
小学校との、心温まる、ふれあいのお話を。

レ-ザ-星人は、地球歴2020年の8月に、この地に移住(引越し)してきたのですが基地の真ん前が小学校でして、9月の新学期には、なんと小学生がいっぱいです。
学校の真ん前なんて言う経験は初めてで、地域に溶け込むことも含め、この立地を前向きにとらえ、交流できたらいいなと考えたわけです。
幸いと言うか、神戸の市街地でありながら、全校生徒数が100人前後という比較的コンパクトな規模の学校で、教頭先生にお話を伺うと、生徒一人ひとりの顔と名前が連想できる、ある意味理想的な教育環境だとのこと。
幸いと言いましたのは、さてどのような感じで交流を図ろうかと考えたとき、100人だったらがんばれば、移住のご挨拶をかねたプレゼントができるんじゃないかと!
「物で釣ろうっちゅ-」魂胆かいな?(本音を言う時なぜか日本語乱れる)とのご指摘もありましょうがともかく、そのような方針で交流を図ろうと決定。
但し、小学生相手の交流なんて、レーザ-星でも地球に来てからも経験がなく、何をどうしよう?と思ってる間に時は流れ、秋口と相成り、これは自分を追い込まないと実現しないぞと!危機感が!
そこで、退路を断つ作戦として、教頭先生に「生徒さんへのクリスマスプレゼントを考えてます。100人分でいいんですよね?」と、余裕もないのに、見栄を切りまして、いわゆる背水の陣ですな。
「退路は断った」でも、何を作ろ?という問題は残ったまんま。
そこで、クリスマスということから、以前「サンタとトナカイの主従関係は雇用によるものか否か?」という哲学的なテーマを研究した際に「立場を逆転させると真実が見えるかも!」という思い付きで作ったデザインの存在に思い至り「これだ!」と安易に、ほんと安易に決定。
それに、小学生でも簡単に作れる、クリスマスツリ-を合体させたハガキ大のプレゼントをデザイン。生徒さんなので、物差しの機能も付けてあげれば、ポイ捨てされずに使ってもらえるかな?というアイデアも入れ、我ながら、ちょっといいものができました。そんなこんながありましたが、教職員様の分も含め130個ほど製作、無事12月10日頃納品が完了しました。

2020クリスマスプレゼント-1

2020クリスマスプレゼント-2

2020クリスマスプレゼント-3

で、納品が終わったんで、ちょっと油断してたんですが、別のハードルが!
しばらくして、校長先生がお見えになり、
月曜日の朝礼で、全校生徒にご挨拶頂けませんか?
その挨拶が終ってから、プレゼントを配りたいってことで・・・。
朝礼台に上って挨拶なんて、これまた未経験のハードル。
でも、そのハードルも、超えたと言うか、下を潜り抜けたというか、なんとか無事にクリヤ。そのおかげもあつたんでしょうね、低学年のかわいい子供たちが、時々、遊びに来てくれるようになったり、「街角探検」という授業の一環で見学にきてくれたり、そのことが学校のHPで紹介されたりで、ちょっといい交流関係が結べたかなと胸を撫でおろす感じでした。そして、年が明けた2021年になりますと、卒業生への記念品をPTAさんから依頼されるに至りました。生徒数が少ないので、20個ほどなのですが、有り難いお話とつつしんでお受けいたしました。例年は学校名入りのボールペンだったらしく、今までにない斬新な記念品との評価を・・・。
このお話はまた別の機会に。

レーザ-星人でした。



神戸レーザーファクトリー
サービスデザインリーダーより


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