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タツマキ事件Hと後日談

 突然セッションが始まった。
もう一度タツマキ事件Hをありのままに。

 皆さんと交流会の時。質問ありますか?と聞かれたの。

「未来のことが設定できません」と言ったらセッションが始まったの。

 あー自分に似合わないことばかりやってきたんですね。
元を取ろうと思っていますね。
そしてこうやって話してるともう人の目を見ることができなくなってきたでしょ。なんとか返そうとしてるでしょ。あなたのことを誰も気にしていません。失敗しても、何をしようとどうでもいいんです。
自分に制限かけているでしょ。

 自分で制限かけている、そうかも。外してもいいのか。外してみよう。
自分が膨張していく。何だこれ。

 膨脹して気持ち悪いです。いつ抜けられるんですか?
 
 抜けられません。緊張感でいっぱいでしょ。

 ❗❗❗❗❗

 なんでこんなに言われるんだろう…
もうボロクソすぎて痛すぎて苦しくて。
なんで なんで私 こんなこと言われるの。みんなの前で。何悪いことしたの。

 そうだった、この人喋り出す前に口の端で笑った。こんなセッションが起きるとも知らず私は喜んでいた。話せるなんて夢みたいで、想像もしてなかったから。


 あまりの舌鋒の鋭さに同じ場所にいた人がその人を止めようとしてくれた。
いや止めないで。私聞きたいの。そう思ったんだ。聞きたかったんだ…



H:うん、ちょっと良くなった。

 顔があげられない私は 意識を頭から降ろそうとした。言い返そうとしても無駄だから。考えることが筒抜けだもの。応えなくていい。
自分を見よう。意識が胸まで下がった。重たくてもやもやが渦巻いている。

H︰このままだとこの先辛くなりますから。

 え これは、必要なこと、だったの?ギフトなの?

 ようやく終わった。心は涙目。でも聞きたかったんだ。自分のことダメだと言って欲しかった?マゾなの。

 同席した人が Hさんが椅子を引いてぐっと伸びをしたでしょう。あれスイッチ入ったと思ったよ。ひどいよねと言ってくれた。
 泣きそうになった。

 もうひとりの人は私も同じように胸に重たいものがあるよと言ってくれた。私だけじゃないんだ。恥ずかしくて死にそうな気分だったけど、救われた。

 今日はお風呂に入って早く寝ますと中座した。どうせみんなに見られているんだ。取り繕わなくていい。


 
 タツマキ事件Hの次の日、気持ちはグチャグチャで 情けなくって辛かった。ノックダウンされた私が意識朦朧とふらふら歩いてる感じ。自尊心は踏みつけて叩き潰された状態だった。

 さらに次の朝、不思議なことが起きたの。鼻歌歌ってる。何年ぶりだろう。最近記憶にない、多分何十年とか鼻歌とかない。ハイな日が数日、そしてゆっくり落ち込んだ。さらにゆっくり回復した。

 もう一度書こうと思ったのは、これが脳内麻薬ではないかと思ったから。書きとめなくちゃ。
もう消えたいと思ったけど、生きている。TV見てご飯食べてる。
 私は弱いと思っていたけど、そうでもないのかな。不思議だーと思ったの。
脳内麻薬(自分が辛すぎるときに出す自然な緊急ホルモン)だと浮かんできたら腑に落ちたよ。


 クライアントさんにいるの。なにかあるけど全く覚えてない人。聞いても出てこないし、こちらから水を向けるのはもっと違うし。
その時はテーブルの上に出す気がない人もいるよね。何を話すかは本人次第だから。


 タツマキ事件Hの後 また興味深い手法と出会った。辛いときにすがりつこうとして学ぶのは違うと思った。時間をおいて、必要ならまたご縁は繋がると思ってる。

 さあ 私どうするの。何を選んで生きてくの。意識して見るよ。そこのところ。

 読んでくださってありがとうございます。書き残してほっとしています。
ここからの変化も書いて行きます。

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