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名残の月見茶会 #1 花は何を入れよう

10月24日(日)に北鎌倉・宝庵で名残の月見茶会を開きます。こんな時期なので、友人だけの午前午後の2席のみ。2人から5人の少人数で、茶室も開け放して行います。いつも終わった後はホッとしてしまい、そして開いたことで満足して記録を残さないので(笑)備忘録含めて事前準備を書いてくことにしました。何かのお役に立てば幸いです。

さて、10月神無月はお茶では師走。11月に新しい茶壷を口切る前、風炉から炉に移り変わる前の名残月。ラストスパートのドサクサでなんでもありの、かえってさまざまな風情が楽しめる、個人的には最も面白いと思う季節です。

もう秋の花も終わり。
秋霜にやけたもの、急に暑くなって返り咲いた花、蕾・花・実と季節の移ろいを1枝で体現する花。どんな花を使うかワクワクします。

パートナーの雪介さんが、夏の七夕茶会に使った浦島草の実が成ってきてる、と教えてくれました。

おお!
これが無事に色づいてくれれば。。
うまくタイミングが合うことを祈ります。
しっかりした花入れじゃないと負けちゃうな。

タスマニアのお茶会で使った「ユリの花の実」だと教えられたものを思い出しました。

浦島草はサトイモ科なんだけど、そっくりだな。。

京都の講習会で大変お世話になったBruce先生がとても素敵な花を入れてらっしゃいました。なんとシャクヤクの実だそうです!
(名残のすばらしい英語での解説付き)


Nagori is the feeling of reluctance to part with the furo "portable brazier" at the end of this month. There is a somewhat melancholic, regretful feeling, although we know that the mood will change when we open the ro "sunken hearth" in November and be able to drink the new tea. In order to emphasize the newness and celebratory nature in November, things are kept very subdued during this month. Flowers from bottom—shakuyaku no mi "seeds of peony," fujibakama, and mizuhiki.

素敵な花入れ。ご出身のハワイ製かもしれません。火の入った風情がワイルドでキラウェア火山があるハワイ島を思い出す。
私も鎌倉の野を感じる花入れを探さなきゃ!

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