第5回マリカにじさんじ杯　ただひたむきに予想するのみ　予選Gリーグ

以下の予想は全て筆者の主観です。
実力上位と目されるプレイヤーについて、各プレイヤーの得意分野を付記します。
（◀◁◁）：走力
（◁◀◁）：対面、駆け引き
（◁◁◀）：立ち回り、レースの組み立て

【寸評】

• 文野環
  ランク：E
  年々少しずつ上達していますが、今回は相手が悪すぎます。
  厳しい戦いを強いられるでしょう。

• 春崎エアル（◁◀◀）
  ランク：S
  にじさんじでは珍しく、停止してコインを回収し、無敵を引いて運搬するという、王道の打開プロセスを心得ているプレイヤーの一人です。
  また、後方確認を駆使した被弾回避やスナイプの技術は箱内で3本の指に入る上手さです。
  爆弾ノーシードの一人で、走力の高いメンバーが集まったGリーグにおいても総合力は上位です。
  断言はできませんが、恐らく予選突破はできるでしょう。
  順当に行けば決勝に進出できます。

• える
  ランク：C
  昨年の本選前の1週間で見違えるほど強くなりました。
  それまでアシストを付けていたのが、アシストを外したにも関わらず速くなっています。
  TA特訓の結果、シンプルに走りが上達し、アイテムを用いた対人戦に目を向けられるまでになりました。
  今年も、振り分けられた先が魔境Gリーグでさえなければ予選突破は堅かったはずです。
  厳しい戦いとなりそうですが、チャンスはあります。

• レオス・ヴィンセント（◁◀◀）
  ランク：A
  昨年は初出場ながら準決勝まで駒を進めた強豪です。
  高い走力を有する上、周囲の状況、レース展開を確認しながら戦略的に走ることができます。
  他のリーグであれば確実に予選突破できるであろう実力者ですが、魔境Gリーグでは話が変わってきます。
  本来の実力を発揮できれば5位以内は堅いですが、ボーダー争いの一端を担う可能性が高そうです。

• イブラヒム（◀◀◁）
  ランク：S
  昨年は野良でレース経験を積むうちに、走りと立ち回りの両面でミスが減りました。
  走力、立ち回り共に高いレベルでまとまっており、決勝レベルのプレイヤーです。
  Gリーグ内ではトップクラスの走力があり、王子と並んで1位の有力候補となります。
  直近の配信でも走りにブランクは感じず、予選突破の可能性は非常に高いです。

• 伏見ガク
  ランク：B
  後方確認が上手く、器用なプレイヤーです。
  他のリーグであれば上位の力を持ちますが、このリーグでは挑戦者の立場となります。
  走力負けする可能性が高く、彼が突破するには展開が向く必要がありそうです。

• 天宮こころ（◁◁◀）
  ランク：A
  素の走力はそこそこですが、手堅い防御、コイン意識、アイテムの使用タイミングといった細かい立ち回りで優位に立つタイプです。
  魔境Gリーグでは走力負けする場面が多くなりそうです。
  10人部屋でサンダーが降りづらくなることも加味すると、ボーダーライン上の存在です。

• フレン・E・ルスタリオ（◀◁◁）
  ランク：A
  イン突きができ、スタートダッシュの精度も高いことから、前張りを得意とするプレイヤーです。
  ミスを犯さなければイブラヒムや王子に匹敵する走りができます。
  得意の前張り展開に持ち込めるかどうかが重要です。
  展開次第で1位争いからボーダー争いまで考えられます。

• 夢追翔
  ランク：C
  個人戦には2年ぶりの参加です。
  そこそこ走れる選手であり、本選相当の力はありますが、強豪犇めくGリーグ内では流石に分が悪いです。
  ただ、配信内で新コースを全て触っていることはプラスに作用しそうです。

• 椎名唯華
  ランク：B
  難しいことはせず堅実に走るタイプです。
  マリカ杯の予選では毎年魔境に組み分けられているような気がします。
  実力は丁度ボーダーライン上であり、突破できるか否かは五分五分です。
  精力的な朝練配信を観る限り、期待できそうです。

【総評】

○優勢

○ボーダー
　イブラヒム
　春崎エアル
　レオス・ヴィンセント
　フレン・E・ルスタリオ
　天宮こころ
　椎名唯華
　伏見ガク

○劣勢
　える
　夢追翔
　文野環

リーグレベル　★★★★★★
無間地獄
誇張表現抜きに準々決勝相当の部屋です。
過去のマリカ杯にあった魔境部屋との明確な相違点は、ほぼ全員が予選突破相当の実力者であることです。
全員が最低限の走力を有しているが故に、王子やイブラヒムといった実力者でも、展開が悪かった場合最下位まで転落する危険があります。
現状、誰が予選落ちしても何ら不思議はないリーグに思えます。
波乱の予感がプンプンします。