第5回マリカにじさんじ杯 ただひたむきに予想するのみ 準々決勝Aリーグ
【寸評】
来栖夏芽
ランク:C
毎年予選で善戦していた彼女が初の予選突破を果たしました。
元々アシスト無しでもそこそこ走れていましたが、予選当日にアシストを付けたことで、走りのミスが無くなりハイアベレージを達成しました。
ただ今回は流石に相手が悪すぎます。
アンジュ・カトリーナ
ランク:B
こまめな減ドリによるイン突きと、師匠の教えによって植え付けられたコイン意識を武器としています。
他のリーグならいざ知らず、この魔境Aリーグでは厳しい戦いを強いられるでしょう。
昨年のようにコイン意識を高く持てれば、展開次第でチャンスはあります。
笹木咲(◀◁◁)
ランク:S
走りの安定感により実質的な走力の向上を実現している、前張りが得意なプレイヤーです。
昨年からコイン意識が若干上昇し、少しずつ打開が決まるようになってきました。
今年も力量は決勝相当のものがあります。
ディフェンディングチャンピオンとして臨むこの準々決勝ですが、部屋のレベルが著しく高く、ボーダー当落線上の一人です。
ラトナ・プティ
ランク:B
純粋な走力一本で戦うタイプです。
練習期間を経て、キャラコンが大きく改善されました。
今回は組み分けられたリーグがあまりにも悪く、苦しい戦いが見込まれます。
春崎エアル(◁◀◀)
ランク:S
魔境Gリーグでも予選落ちする気配は全くなく、盤石の走りでした。
総合的な立ち回りの経験値が高く、当然決勝にいるべき強者ですが、同レベルの強者が7人以上集まってしまったことにより、彼もボーダー争いに巻き込まれる可能性が高いです。
不破湊(◀◀◀)
ランク:S+→SS
マリカ杯では毎年ギリギリのところで優勝を逃しています。
にじさんじ内No.2の実力者で、紛れもない優勝候補です。
箱内トップクラスの高い走力、ほとんどミスのない圧倒的キャラコン、リスクをケアする立ち回り、箱内トップクラスの打開技術を有し、新コースのやり込みも含めて隙がありません。
ただ1つ走力を除いて、シェリンと同等かそれ以上の力があります。
シェリンとの差はそこまで大きくなく、優勝の可能性は十分です。
魔境Aリーグでは唯一、突破を明言できるプレイヤーです。
(12/17追記)
新コース全般の走りが仕上がっています。
葛葉(◀◀◁)
ランク:S+
TAで鍛えた箱内No.2の走力を最大の武器としながら、対面の強さも兼ね備えています。
直近の配信を観ても、総合的な力は他の決勝常連より一段階上です。
唯一新コースへの対応がネックでしたが、長時間の壮絶なTAの成果を見るに、克服したと言えるでしょう。
ふわっちと比べると順位の安定感は低いタイプで、突破は断言できませんが、順当に行けば突破は堅いです。
紛れもない優勝候補の一角です。
イブラヒム(◀◀◁)
ランク:S→S+
基本に忠実な走力が持ち味です。
豊富な実戦経験により立ち回りが洗練され、どのコースでも初動の前張りを目指すテンプレの動きが確立されています。
またアイテムスルーが少ないことも強みです。
今年は完成度が高く、4強に次ぐ存在として優勝を狙えるでしょう。
準々決勝に関しては、得意の前張り展開が続けば高確率で突破できますが、展開次第ではボーダー争いに飲まれる恐れも十分にあります。
(12/18追記)
VS特有のイレギュラーなシチュエーションで的確な択を選ぶことが非常に上手くなりました。
アイテムの回転率も良い意味で高く、中級者の戦い方を身に馴染ませつつあります。
本間ひまわり(◀◁◁)
ランク:S
アイテム停止割り、減速コイン回収、無敵運搬といった打開のための技術を覚え始めていますが、押し引き判断などまだ不慣れなところがあります。
基本的にはイン突きの精度で優位に立つスタイルです。
本来なら決勝にいるべきプレイヤーですが、Aリーグではボーダー争いに巻き込まれそうです。
ベルモンド・バンデラス
ランク:B
安定した前張りを武器としていますが、このリーグでは簡単に前を張らせてもらえないでしょう。
難しい戦いとなる可能性が高いです。
アルス・アルマル(◁◀◁)
ランク:A
持ち前の対面力で前に抜け出せれば強いですが、打開は苦手なタイプです。
魔境Aリーグ内では挑戦者の立場となり、突破は簡単ではないでしょう。
突破を目指す場合、本戦当日までに新コースと仲良くなることが肝要かもしれません。
フレン・E・ルスタリオ(◀◁◁)
ランク:S
今年はコインの重要性を明確に認識したことで、決勝クラスのプレイヤーに進化を遂げました。
昨年までとは別人レベルでコイン意識が上昇し、常にコイン枚数を凝視するようになりました。
赤甲羅持ちの前に出ない、ラインをずらす、1位と2位で協定を結ぶといった、立ち回りの改善も見られます。
元来走力は高かったこともあり、決勝でも通用する腕前になったと思います。
彼女の台頭により、Aリーグは真の魔境と化しました。
恐らくボーダー争いの一員となりますが、ここさえ乗り越えれば決勝への道は大きく開けます。
【総評】
リーグレベル:★★★★★★★★★☆
歴代準々決勝の中でもダントツの魔境です。
レベルは準決勝以上、決勝未満で、ここを突破できる者は決勝でも上位に食い込む力があるでしょう。
誰もが敗退の危険と隣り合わせの部屋ですが、走り・立ち回り両面で安定感の高いふわっちだけはほぼ落ちることはないと見ています。
決勝に当然残るべき強者がここで必ず1人は脱落します。
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