僕が、仲介業者をギリギリまで入れない理由
「house hunting mag」4本目です。
前回は立地検討の話をしました。あの整理で大枠3つにエリアを定めましたが、とはいえまだまだ大きな枠組み。そこから実際に家を探すにはもう一段絞る必要があります。そのため、次は「街歩き」と「物件探し」を平行してすすめて行きました。
たとえば、一口に「江東区」といってもその中は千差万別。利便性も、雰囲気も、価格も、物件の種別も異なります。複数ある変数のバランスを見つつ、具体的に駅名、またはもう一段先の「地名単位」くらいまで絞っていきました。
正直、ここまで絞ると物件の出る数が大幅に減るのですが、絞り込むことで「目指す生活」の解像度は上げやすい。周辺環境の解像度も高まるので意図的に絞れる限りは絞り込んでいきます。
でもって今日の本題は、いよいよ始まった物件探しにおける、“業者”。
いわゆる不動産屋やリノベ会社の話です。物件を見る場合、普通は仲介会社が案内として入ります。もちろんポータルから問い合わせて、掲載元の不動産会社にその都度案内してもらう人もいると思いますが、通常だと「依頼したいリノベ会社」や、何らか建築などの専門性を持った不動産会社、または建築家などに帯同してもらうことが多いと思います。
買ってそのまま住むわけではないならなおさら。リノベーションは、「リノベに適している物件か否か」の判断がありますし、新築購入の場合は法規やプランの自由度、設計上の懸念点などをプロの目から上げてもらうためにも、内見に帯同してもらったほうが安心だと思います。
その気持ちも理解できる一方で、自分は過去2回の経験をふまえて、今回「ギリギリまで業者は入れない」と心に決めていました。その理由を大きく2つあります。
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