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原材料の値段が上がって商品の値段を上げるのは仕方ない・・だが「質を下げて別の物にする事」はしないでほしい

今、ニュースでユニクロの値上げやガス、電気、ガソリン、肉などの値上げを取り上げていますが、自分が唯一言えるのがこうです

〜 値上がりするのは仕方ないし、避けられないのは今更言ってもしょうがない、だがその値上がりの仕方で

【 ● その提供する物の質 】 だけは絶対に落とさないでほしい 

・・・と。
その顕著な例が大手コンビニの【セブンイレブン】で、パンや弁当、アイスなど、昔の出た当時は買いまくるほど美味かったのに、今は・・・( ・ิω・ิ)
・・・というパターンが自分が東京に住んでから20年、10回や20回じゃない。

・・・真面目な話、内約はこうだ。

● 新商品が出る、そしてそれが旨くて売れる、ヒットする

● 当然、数が売れすぎて元の原材料の原価を落として売らないと売り上げの幅が稼げない、よって原価を下げて大量に売ろうとする

● 原価を下げた食材を入れた事を「リニューアル」と称して商品自体を一回無くしてまた出してくる

● 当然原価を下げた食材を入れてるから不味くなる。最初のころ買ってた消費者がみんな買わなくなる、そして商品は消える

・・・以上が値上がりで一番やってはいけない例、自分が思うにこの流れが元からセブンイレブンの一つの生産計画の一貫なのか、すべての製品にフローチャート式でこういう生産計画マニュアルがあるのか定かではありませんが。

その値上がりの仕方が一番やってはいけないと・・・セブンイレブンは俺たちに教えてくれた。それはある意味、自分ら消費者サイドはセブンイレブンに感謝しなくてはいけないのかもしれない・・・なんだそりゃ( ・ิω・ิ)?
これはセブンイレブンだけでなく、

コンビニだけでなく、全てのリニューアルする食品に共通する事実なんで、いきなり人気の商品が入荷されなくなって
【●リニューアルして新発売】
とかのシールが貼られていたらまず間違いなく原価を下げられて不味くなってると思ったほうがいい。

さて、セブンイレブンはまだ分かりやすくていい・・・次は極めて始末が悪い、問題なのはこれから書く

● 外食産業での原材料での値上がりではない、知らないうちに生産業者が納品している原材料の質を下げるパターン

・・・それよ恐ろしいのは。

特に麺類の外食店、蕎麦屋やラーメン屋で実際自分が何度か経験した事例なんですが、

「凄い旨くて店の看板メニューなど、これは金払ってでも食いに来る価値あるわ」・・・と思って久々に食べにきたら・・・あれ?こんな程度の味だったっけ( ・ิω・ิ)」

・・と、皆さんは同じ経験をした事はないだろうか?

・・・そう、その一瞬感じた違和感がその正体です。

これはまず間違いなく断言していいです・・・明らかにその店が、値上げとして生産業者から原価を下げられているのを気が付かず納品して作って出している可能性が極めて高い。
ここで皆さんはこう思うはず

「自分の味が下がったのを気がつかないなんてあり得るのか?每日味見はするからさすがにあり得ないでしょ?( ・ิω・ิ)?」

・・・と。いや、一般の何も考える頭が無い人間が大半なこの世の中、

● 自分のやってた味や、仕事の工程、やり方などに疑問を持つ人間が果たしてどれくらいいるのだろうか?

 それは飲食店だろうが建築だろうがオフィスワークだろうが物流だろうが関係なく、自分の行っているオペレーション(飲食店では作る工程をこのように言う場合がある)に疑問を持つ人間がどれほどいるだろうか?味だってそうだ。
 
中にはマニュアルとしてチェーン店などでそういう決まりがある店もあるやもしれない。だが個人店などで每日客に出す前に味見をしてチェックする店がどれほどあるだろうか?
確かに中には每日仕込みを終えて、ラーメン店ならオープンする前に味をチェックしてから出す店があるかもしれないが・・・残念ながらそんな店が世の中の飲食店に多いとはお世辞にも言えない。そんな自分も飲食店に9年近くもいて自分の店だけでなく、他の飲食店にも行ったりしてましたが

【 自分のやってる仕事の工程に疑い、慣れてからマニュアルを見直す人間なんぞ一人もいなかった事実がある 】

 所詮はその程度なんですよ・・・大半の人間なんか自分がやってきた事に疑いもしなく、脳死した患者の如く同じ事しか繰り返す頭しかない。

そんな程度の連中に、自分の言ってるような考えなんかある思うだろうか?それはどんな飲食店でも言える事・・・まず無理である。いつも自分が繰り返してる工程、味が同じだと思うのが普通なんですよ。

だがそこで味見して、明らかに味が違う、例えばラーメン店やうどん屋とかで納品した麺の質が落ちた事に気がついたとしよう?

生産業者に問いただすだろうか?

「値段は変わらず質を下げたな?」・・・と?

・・・確かに問いただしてみるのもいいかもしれない・・・が、当然

生産業者が「はい、下げましたよ、これで頑張ってください、値段は変わりません」・・・と言うと思うだろうか?・・・無いですね確実に。むしろ変わらないとしらばっくれられて終わるだろう。

・・・ならどうするだろうか?仕入れの業者を変えるか?いやそれは膨大な手間がかかり過ぎる。むしろ違う店にするくらい掛かるといってもいい。
そこで君等は思わないだろうか?

麺を外注してるからそんな事が起こるなら、自分らで麺を作ればそんな心配は無い・・・などと言う輩もいるかもしれない。だが自分らで麺を叩こうが何をしようが 

● 飲食店なら必ず最終的には原材料だろうが何だろうが、麺だろうが必ず外から仕入れなければならない

・・・うどんやラーメンだったらうどんの粉、蕎麦屋だったら蕎麦粉、スープを鶏ガラだろうが魚介だろうがなんだろうが元は必ず仕入れなければならない。もう原材料の原価をいつ生産者から落とされるかはどこから来るか分からない。その材料の質が落とされない保証がどこにあるというのか?無いよね?麺か?スープの元か?香辛料か?あり過ぎてどれを落とされるか?全ての仕入れた材料にその可能性は全て付きまくる。

・・・最後に、自分ら消費者サイドはどうするべきか?いやもう原価をどこか落とされたら全く違う物になるわけだから

買うのを止める、金を払うのを止めて、その商品は不味くなって違うものになって「昔はうまかったな・・・」とか言いながら諦めるしかない。

店側だってまさか原材料の原価が落とされて不味くなってるなんて夢にも思うまいて。気がつくのは売り上げが下がってきて初めて気がつくんじゃないかなと思う。

「なんで客足が落ちて売り上げ減ってるんだろう( ・ิω・ิ)?」と。

・・・最後に纏めると、やはり値上がりはしても全然いいと諸君らは思いませんか?一番始末が悪いのはこういう風に

【 商品の味が変わってしまって、その商品自体が別物になって「消滅」する事 】

・・・なのだと。
それに対抗する自分ら消費者サイドに出来る事はもう

● 買わない事、選ぶという選択肢を持つ自分らがその商品を買わずに死を与えて弔う事

・・・しか出来ない。それが生産者に出来る、メーカーに警鐘の金を鳴らす事だと。
 だが少し話は変わって申し訳ないんですが、ファッションを昔から考えて拘る日本で数少ない自分から言わせて貰いますがユニクロが値上がりしたっていったって

ユニクロは俺たちに、今までロクな服しか作らず、企業努力も全くせずボッタクってゴミな服しか作らず売って腐っていた殿様商売の世界のファッションブランドに壊滅的な打撃を与えて、俺たち消費者に

● 衣類というものの正規の値段を示してくれた、設定してくれた

・・・むしろユニクロや、ワークマンに感謝すべきだろうと。自分はワークマンは昔から使ってますが関係ないですが。

 皆さんも・・・もしも前から食べてた商品が明らかに味が下がった、不味くなったら普段の生活で今回自分が書いたこの記事を思い出してほしい。

そう・・・自分らがそれに対抗するのは、その商品に感謝の意を込めて死を与えるしかないと言う事に・・・( ・ิω・ิ)

今後書く機会があったら、昔より小さくなった、不味くなった、食べ物以外でも質が下がったもののリストを上げるのも面白いのかもしれない・・・多分何処かに有ると思いますがね。

● 2022年5月1日 日曜日 長尾 亮

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