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用水路vsカヤック 〜3日間の過酷な戦い〜
自然環境リテラシー学 第3回 熊野海道
2022.9.3-5
こんにちは!kynです。
今回は、待ちに待った、2泊3日の熊野海道カヤックの旅です。かなりハードだと聞いていましたが、滅多にできない貴重な経験を楽しみにしていました。
それでは、どんな3日間になったのか、キーワードとともに振り返っていきます!
今回のテーマは「臨機応変」です。
1日目 〜土砂降り〜
いよいよ1日目スタート!と、思いきや台風接近に伴い、南の方は大雨に。大雨警報が出ていたため、一時は自宅待機となりましたが、開始時間を遅らせ、鳥羽に辿り着くことができました。
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避難警報も出ていたため、1日目はカヤックができないのでは、と不安でしたが、さすがは自然環境リテラシー。海に出られることになりました!(もちろん安全管理はしっかりしています。)
実際海に出てみると、雨は降ったり止んだりを繰り返しており、思っていたよりひどい状況ではありませんでした。
海コース第2回の時と同じコースを進んだのですが、天候や気温、潮の流れなどによって、新鮮な気持ちでカヤックを漕ぐことができました。前回、柴田さんに解説を聞いていたこともあり、地形や潮の流れを意識しながらカヤックができて、楽しかったです。
その後、上陸してからある事件が…!
強風により、3つあったうちのタープの1つが破けてしまったのです。
タープが壊れてしまったこと自体は大変でしたが、全員で協力して乗り越えることができた瞬間でした。
また、タープ1枚でこんなにも世界が変わるんだ、ということを痛感しました。
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そんなこんなで、夕食の時間となりました。今日のメニューは、アヒージョです!!
おそらくリテラシー史上最もオシャレな料理でした。すっごく美味しかったです。
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その後、海洋ジャーナリストの内田正洋さんのお話を聞きました。
日本の海洋の歴史についてのお話で、戦前からの海との関わりと、それが変化してきていることを聞きました。
海に囲まれている日本で暮らしていてこんなに身近でも、知らなかった歴史がたくさんあることに気づけて、興味深いお話でした。
2日目 〜用水路〜
海に出れるか心配でしたが出ることができました!
いよいよ長距離カヤックの始まり始まり〜。
かなりの長距離と聞いていたため不安もありましたが、冒険みたいでワクワクしていました。
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今回は移動しながらのテント泊なので、荷物が普段より多かったです。いかに荷物をコンパクトにまとめられるか、パッキングの知識も身につきました。
できるだけ中心に重心がくるようにしたり、重い荷物は前のハッチ(荷物を入れることができる空間)ではなく後ろのハッチに入れて、前後のバランスを考えたりすることが重要です。
パッキングの仕方によって、カヤックの漕ぎやすさが変わるので、しっかり考えて荷物を詰めることが重要だと感じました。
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途中、夫婦岩に行きました。人生初めて見る夫婦岩が海からってなかなかないんじゃないでしょうか!?
いよいよ問題の用水路突入です…。
最初はワクワクしてましたよもちろん。
おんなじ景色がずーっと続くんです。漕いでも漕いでもずーーっとおんなじ。
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とてつもないスピードで進んでいく柴田さんはあっという間に豆粒になるし、牽引してみよう!とか言って遊んでたらあっという間に最後尾です(笑)。
まあでも今まで話したことがない人とも話せて仲が深まったし、カヤックの技術もいつのまにか上がっていて、今思えば楽しい思い出です!
もう1回やりたい!とは口が裂けても言えないですけどね(笑)
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もうすぐ着くよ詐欺が5回ほど行われたあと(笑)、遂に到着しました!
漕いだ距離は約16km!頑張った!!
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リテラシーの私の楽しみの1つでもある、柴田さんのお話を聞きました。
カヤックをする上で重要な、気象情報の入手方法は個人的に興味のある、面白いお話でした。
ラジオ天気図のやり方については、私も練習してマスターしたいことだと思いました!
3日目 〜筋肉痛〜
朝起きた瞬間、めちゃめちゃ筋肉痛でした(笑)。肩もパンパン。
カヤック漕げるか心配でしたが、漕ぎ始めたら意外とできちゃうもんですね。ゾーンに入ってました(笑)。
強風のため、鳥羽までは戻らず、宮川ラブリバー公園に上陸しました。
鳥羽まで戻れなかったのはちょっと心残りです…。
まとめ
過酷と聞いていた熊野海道、正直めちゃくちゃキツかったです(笑)。
でもそれ以上に濃い経験ができたし、すごく良い思い出になりました。
また、今回のリテラシーを通して、先生や柴田さんの、安全管理のために天候を予測する知識と感覚は本当にすごいと感じました。
あと、熊野海道終わりの極楽湯は最高すぎました。
以上、私の個人的なキーワードとともに3日間を振り返ってみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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