月命日

今日は先月亡くなった同期の初めての月命日です。もうひと月かぁとも思うし、まだひと月かぁとも思います。

初めて彼女から病気のことを告げられたのは今年の7月。驚くことにまだ働いていて、病気の深刻さと現在彼女が置かれている状況がうまく飲み込めなくて混乱した記憶があります。

けれど、亡くなる一週間前にお見舞いに行ったときは、一目で病状の深刻さがわかって、あぁ、今年の忘年会で彼女に会うことはもうないんだと思うと、沁み入るくらいに寂しい気持ちになりました。

もしかしたらこれが最後になるかとしれない、そんな気持ちで病室を後にして一週間後、彼女は亡くなりました。

闘病中、どれほど無念で孤独で不安だっただろうなぁと思います。

けれど、ラインでのやりとりや、会いに行ったときの印象は、温かくてシンプルで、時間がないのをご本人が一番知っているからこそ、余計なことは言わないで、伝えたいこと、感謝の気持ち、楽しかった思い出を一生懸命伝えようとしているようでした。

強いなぁ、すごいなぁ。頭が下がります。きっとひと月たって、彼女も「みんな忘れちゃったかなぁ」って寂しい思いをしているかもしれないから、今日はたくさん思い出すね。出会ってから18年、本当にありがとう。

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