これも全て修行だととらえるならば、むしろ楽しいことである

定期的に職場での人間関係に悩む。

後からいろいろ振り返ると、全てにおいて最終的には、自分自身の問題であるということがわかる。

今回も悩んでいるところは、つまるところ、自分のありたい姿と今いる地点の違いとのギャップに対して、自分でも嫌だなと感じている部分がある。

それを周囲の人にも同様に思われてカチンときているというのはわかっている。

そういう場合、これまでのわたしは本を読んだり、行動を起こして、至らない自分を成長させることにエネルギーを費やすことで、人間関係の悩みから解放されてきたことが多かった。

先日も、今抱えている悩みから解放されようと、セルフコンパッションについてのオンラインセミナーを受けた。

セルフコンパッションとは簡単にいうと、自分への思いやりだ。

親友に接するように自分に優しくする。

そのオンラインセミナーで語られたことは、自分を鼓舞して行動することでもなく、成長することでもなく、シンプルに自分自身に優しくするということだった。

そして、簡単にできるセルフコンパッションとして、3つの習慣を教えてくださった。

1.スマホの待ち受けに常にセルフコンパッションを想起させる言葉なり写真なりをおいて、自分自身にセルフコンパッションを刷り込む。

2.歯磨きをしているとき、セルフコンパッションだと思って行う。

3.自分に優しくしていいとつぶやく。

しのごのいわず、とにかくやってみよう。

そもそも、年々、修行めいたことや瞑想などに心ひかれていく。

これもまた修行だとすれば、なんことはない。なんて簡単な修行だろうか。

そして、修行する訓練として、定期的に人間関係に対する悩みを宿題のように与えてくださっていると思うと、天はなんて有難いのだろうか。

ということで、セルフコンパッションを昨日からスタートさせている。

これも修行だと思えば、望むところだ。むしろ楽しいことだと思って取り組んでいこうと思う。