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聴神経腫瘍のこと② 診断下る
2022年11月16日、聴神経腫瘍の手術を受けました。10万人に一人と言われる珍しいものだそうなので、私の経験を残しておくことが、いつかだれかの役に立つかもしれないと思い、書いておくことにします。
近所のクリニックから紹介を受け、防衛医科大学校病院を受診したのは、
2021年12月15日。
最寄りの大学病院ということもあり、私が住む地域では何かといえばこの病院が出てくるので、特に緊張感もなく病院に向かいました。
自分が大きな病気を抱えているなんて思えず、
MRIとっても
「なんともないですね」って話になるだろう‥‥
MRI検査を受けて、
その結果を見た先生から
「聴神経腫瘍ですね」という言葉が出たとき、
は? なんじゃそれ?
先生が見せてくれたMRIの画像には、
自分の頭の断面の真ん中右寄りのあたりに、白いいびつな楕円の物体が映っていました。
「直径、ほぼ2センチですね。
僕の知り合いで、日本一この病気に詳しい医者がいるので紹介しましょう」
ということで、
防衛医大病院の先生が紹介状を書いてくださり、
かの有名な「慶應義塾大学病院」を受診することになったのでした。
‥‥
けーおー病院と言えば、芸能人や皇室、政治家などのセレブな方々がかかる「白い巨塔」じゃん‥‥
私のような一般庶民が行ってもいいわけ?
マジで? マジで?
ということで、
自分の身に起きているコトの深刻さが
どうもピンと来ないまま
「慶応義塾大学病院」という響きにワクワク感さえ感じてしまった
ミーハーな私なのでした。
続く
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