【ブリッジ】1M-(X)-TRFの使いどころ【2022兵庫県知事杯3日目】
最近、精神分析の哲学書を読んでるKKTです。メンタルトレーニングになって良いです。
兵庫3日目を振り返っていきます。3日目の対戦相手は8,9,10,11番シードでした。1位までは20VPくらい差がありましたが、下位シード相手に70VP取れたら優勝のチャンスがあるかもしれないという状況でした。早速振り返っていきます。
午前
まずはタータン2Sで得点したハンドから。
自分はウエストにいて、
(P)-2S-(X)-P;
(2NT)-P-(3C)-X;
(P)-P-(XX)-P;
(3D)-X///
ノースは3Cxxを流すかどうか長考していましたが、結局3Dにコンバートしてノースの3Dxに。パートナーのリードはC2で、C2-A-7-5。次にダミーからハートが引かれて、HA上がるかどうか。
パートナーのハンドは5341もしくは5251のどちらかと分かります。HQはどっちにあるか分からなくて、ノースにあればHxをプレーするとスチールされてしまいます。
もしHAをプレーしたらNSのハートが2つエスタブリッシュしますが、HA勝った後にクラブ3巡でパートナーに2枚ハートを捨ててもらって、その後にこちらからスペードを出せば、メジャーでクロスラフするディフェンスができそうです。ということでHA上がってCJ→CK→CQの順でプレーしてハート捨てられることを示唆してみましたが、パートナーはスペードを三巡捨てたのでHKが生還することになりました。
ノースにダミーからハート引かれたのは上手でしたが、イースト目線でウエストにダイヤ3枚ありそうだから、ウエストのディフェンスを信頼してハート2枚捨てて良かったんじゃないかと思ってます。それでも3ダウンして800取りはかなり良いスコアでした。
続いて、
マルチ2Dのジャッジ
これも全体のハンドから、
ウエストから、2D-(2S)///でノースの2Sがスタンド。裏はウエストの4Hだったので10取られでした。
イーストはノースに2Sオーバーコールされた時点で、ウエストのハンドはハートのウイークと見るべきで、そしたら2NTでオーガストするのが良いです。マックスなら4H、ミニマムなら3Hでちょうど良さそう。2NTがNATにならないのは、スタンダードなウイーク2Hに対して、2H-(2S)-2NTでオーガストするのと同様の考え方です。
そういえばマルチ2Dのオーガストは2日目にも似たようなハンドが有って、
サウスからマルチ2Dでオープンして、
2D-(P)-2H-(P);2S-(P)-3S-(4H)///
でイーストの4Hになって1ダウンでした。実際のビッド展開はイーストにハートの長さと点数をマークできるからノースは4Sをビッドするべきなのですが、その前にサウスの2Sに対して2NTでオーガストした方が良いです。サウスがマックスなら4Sは良いコントラクトになりそうだからです。
2Sへの2NTがオーガストになる理由は、ノースには「ハートならINVできないけどスペードならINVできる手」が有り得るからです。同様に、スペードならINVできないけどハートならINVできる手も有り得て、そういう手は2Sでパスコレして、2Dオープナーがハートだった時に2NT,3C,3Dで強さを答えます(マルチランディ2Dの2Sパスコレの後と同じ仕組み)。
話しが少し逸れましたが、もしノースが2NTでオーガストすればサウスは3Hと答えて、マックスで切り札弱いと分かるので4Sまでビッドできます。
ちなみに裏は、
(P)-P-(1D)-2H;(X)-4H-(4S)///
でノースの4Sになってメイク。ノースの4Sはプロのビッドで、点数のかみ合いとハートのパンプに耐えているのを見込んで4Sをビッドしてました。こういうの置き切れるのは流石プロという感じです。
続いて、
オプティマルダブルとペナルティダブル
あなたはウエスト
#9 we vul 4th
K92
Q4
AJ9
KT987
(1S)-P-(P)-1NT;
(2D)-X-(2S)-P;
(P)-X-(P)-?
アクションはどうしますか?
テーブルで考えたのは、
・パートナーの2Sへのダブルはペナルティなのか、オプティマルなのか?
・まず2Dへのダブルはネガティブダブルのような感じで点数とハート4枚を示す。
・それに対して自分は一度パスしているので、パートナー目線は自分のハンドがたいしたことないのが分かっている。ハート4枚持ってたら3Hや4Hをビッドしそうだし、マックスなら3NTとか4HとかXとかアクションするから。
・しょうもない手に対してもう一度ダブルするのは、2Sxがかなり落ちてそうなPENと、13点前後のバリューを持つしっかりしたBALのオプティマルダブルが有り得る。
どっちを持っているか分からないが、こういう状況でのパートナーのダブルはオプティマルに寄っているという読みがあった。過去に他のハンドで有識者としてアクションの選択を聞いたときに、こういったダブルがPENよりもオプティマルに寄っていたのが一つ。そして、もう一つは事前のビッド練習で下のようなハンドがあったこと。
2NTはハート3枚のINV以上を示す3カードレイズで、イーストに3Dと入られて流れてきたノースがどうするか。ビッド練習のときにパートナーはダブルを選択したが、これはPENなのかオプティマルなのか微妙なところ。
というのも、サウスは3Dを捕まえたいならダイレクトポジションでペナルティができるから。サウスがトラップパスしていないことをノースが知っているから、ノースはサウスのトラップパスに備えてダブルする必要が無い。だから、ノースのダブルは4Hをプレーしたくなくて、3NTもプレーしたくない手、つまり行き先は3Dxがかなり現実的になるからPENになりそうだと自分は思いました。
終わった後パートナーに聞いてみると「ビッドするものも無いし点数があるからダブルした」と言っていたので、こういった競り合いの状況でのダブルのジャッジがオプティマルに寄っていそうな印象を受けました。
このハンドを思い出して、2SへのダブルにはPENよりもオプティマルが多いだろうと考えて2Sxを流すのは危険と判断。ビッドしごろの5枚クラブがあったので、3Cをビッドしてみました。
実際のハンドは、
パートナーのハンドはオプティマル系でした。2Dにダブルしてバリューを示しているから、もう一度2Sにダブルするなら2Sxを流されても耐えてそうな12点前後くらいあった方が良さそうです。自分なら2Dをダブルしたら2Sはパスします。
振り返ってみるとこのハンドは良かったところと悪かったことが一つずつありました。
まず良かったのは、事前の練習を実戦に活かすことが出来たことです。ビッド練習で似た展開を練習していたのはラッキーでした。また、他の試合で他のプレーヤーと組んで試合に出てジャッジに迷ったハンドについて、パートナーに有識者としてジャッジを何回か聞いていました。それによってパートナーがどういうジャッジをするかのイメージを持っていて、試合でジャッジに反映させることができました。こういう準備もパートナーシップの一つだと自分は思っているので、よく組むパートナーには有識者としてジャッジの意見を聞くようにしています。
悪かったのは3Cをビッドしたことです。2NTをビッドする方が良かった。サウスはS2~3枚で、ダイヤショートなことが分かっていたので、イーストには6~7枚程度ダイヤとスペードがあることが分かります。そしたらダミーでラフでき無さそうですし、こちらのスペードとダイヤはちゃんと止まっているのでNTをプレーするのは問題無いから、2NTの方が3Cよりも良いです。
ちなみに3Cはノースからダイヤリードが来てしまいましたが、DA勝ってクラブを出したら、CA、DK、DT-6-S6-JとなってDJ生還したのでメイクしました。知らないうちに徳を積んでいたらしいです。
続いて、
相手チームに上手くやられたハンド
自分はウエストにいて、サウスから
(1H)-P-(1NT)-P;(2D)-P-(2NT)-P;(3NT)///
となって、イーストのリード。クラブが当たりですがイーストからクラブは打ちにくい。ノースのメインスーツがクラブの可能性が高いからです。ノースはS3枚以下、ハート2枚以下で、3Dをビッドしてないから通常ダイヤも3枚以下でしょうから、クラブに枚数が有りそうです。
おそらくこういった読みでイーストからは自然にSJリードが出てメイクされました。ノースにうまいことリードを誘導?されたハンドでした。クラブリード当てたとしても、2巡勝ってスペードにシフトするのは難しいですが。
ちなみに裏もうまくやられていて、ウエストの1NTが3ダウンでした。これは多分ウエストが1NTオーバーコールしたと推測します。たしかに、このバルで1NTオーバーコールするのは敵のゲームをサクリファイスできる可能性があるから良い作戦かもしれないです。勉強になりました。
続いて、
TRFするしない?
あなたはイースト
#16 we vul 3rd
J5
A8743
K8542
J
1S-(X)-?
2Dはハートへのトランスファーの約束です。アクションはどうしますか?
実際のハンドは、
1S-(X)-2D-(P);2H/// でウエストの2Hになりました。ダミー見た瞬間はまずいことになったと思いましたが、ノースのH5リードから、HA、CJ→CK、HJ→HQ、HK、CT-Aみたいな展開で簡単にジャストメイクして助かりました。
自分はイーストの手は2DでTRFせずパスする方が良いと考えました。理由は、
・ウエストが2Hとビッドしたときに嬉しくない。ウエストのハートはシングルトンとかダブルトンのことが多く、切り札の内容が弱いからマスターが多く発生しそう。
・ノースがテイクアウトしていてハートのブレークが悪そう。仮にウエストがH3枚の良い手を持っていて4Hをビッドしてきたとして、41ブレークで落ちるということも有りそう。
・相手のコントラクトのディフェンスに期待できる。パートナーはスペードとクラブを持っていることも結構有りそうなので、相手にとって2の台のコントラクトはどれも厳しい可能性があるから。
そこそこの4Hを逃すことがあるかもしれないですが、パスしたことによって4Sを逃す頻度は低いです。パートナーが良い6枚スペードを持っているなら2Sや3Sをビッドするので、それを3Sとか4Sにレイズすれば4Sに到達できるからです。また、良い4Hも同様にウエストがもう一度ダブルしたところにハートをビッドしたり、ハートをビッドしたところをレイズすれば到達可能です。
また、XXをしても良いかもしれないです。2Dや2Hはダブルで捕まえられるし、パートナーが2Cをダブルしてくれるかもしれないし、2Sをビッドしたら3Sで繋いでちょうど良いかもしれません。
パートナーに聞くと、「4Hをルーズするかもしれないから2DでTRFしました。スペードJxを持っているから2Sとビッドされても耐えてるし、良いと思いました。」と言っていました。
どうするのが良いか分からなかったので有識者に聞いてみました。
「2DでTRFします。シェイプとセミサポートあるハンドでスーツを紹介しにいかないのはありえないかと。XXから4Hはだいぶ見つけるの難しそうですし、Cをダブって適切なハンドで流すのも困難です。」
「TRFを使っているなら2Dをビッドします。私はEのハンドでリダブルする気にはなりません。Southが2Cをビッドしてパートナーがダブった時にパスしたくないからです。TRFを使って無ければ、パスしてSの2Cがパス、パスで廻ってきた時にダブルをしてパートナーがパスするのが良さそうです。」
「自分はパスします。XXも2Dも少し頑張り過ぎかと。」
「パスして様子見します。ハートは紹介するほど強くないですし、ノースのテイクアウトダブルはハートを示すからあまりハートのプレーしたくありません。」
「Nがテイクアウトダブルしたのはスペード短いH4枚のハンドの可能性大、この手はディフェンスした方が良いと思います。スペードJxは悪くないので、一旦パスして様子を見て敵が2H以上のビッドになればダブります。
パートナーの2Sにも耐えられる手で余計な事言わずパスして様子見るのが良いと思います。リダブルはハイカードで10点以上でないと使わないです。」
「ハートは紹介しないね。パスかな。パスして2Cをテイクアウトダブルするのを狙うと思う。」
「Eはパスすべきです。オポーネントがクラブに落ち着けばその後でテイクアウトダブルしますし、ダイヤかハートでプレイするのであれば、パートナーが短いためテイクアウトダブルをかけそうです。かけてくれないならゲームはなさそうでいずれにせよ問題はありません。XXは2Dよりは良いと思いますが、シンプルに少し弱いでしょう。」
「NのXは疑問ですがEは普通にPして、Sの2CにP-P-Xスタンドはどうですか?フリーランなら1S-1N;2C-2Sです。XXはやり過ぎ感があります。」
「個人的にイーストのハンドでパスを選びます。相手の2Cを待ってテイクアウトダブルで最大限の選択肢を残します。ノースのダブルは普通にハートを示唆しているので、弱い5枚ハートで4Hそれほど期待できないと思います。XXからだとパワー不足で、パートナーが2Cにダブルをかけたら悩みます。」
パスが優勢でした。言われてみれば、2Cで流れてきたところをバランシングのテイクアウトするくらいがちょうど良いのかもしれないです。XXは2Cxで回ってきたときに流すかどうかギャンブルになるからイマイチという感じでした。
次はマルチ2Dのスラムトライ。
自分はウエストにいて、イーストのマルチ2Dオープンから、
2D-(P)-2NT-(P);3D-(P)-3S-(P);4H-(P)-4NT-(P);5H-(P)-6H///
でイーストの6Hになりました。CQリードからどうプレーするのが良いでしょうか?
パートナーはDA, DK ,DQとプレーして、ノースは長考してスペードを捨てたのでイーストもS8捨て。SA、Sラフ、Cラフ、Dx→Cx→ラフ→DJ、Cラフ、Sラフまで通してジャストメイクでした。
H41のときはほぼメイクしないのでハート32に期待するしかないです。その上でクロスラフするか、ダイヤのエスタブリッシュを狙うか。クラブのリード来たらダイヤ通してクロスラフの方が自然だと思います。ダイヤ33だったらスペード捨ててスペードとクラブでクロスラフできるし、ダイヤ切られてもプレーが残るかもしれないので。だから多分、パートナーのプレーはベストプレーでした。
ビッドについて後から考えると3Dにはすぐ4NTでRKCBする方が良かったです。ウエストでプレーできる頻度が高くなるので。強いハンドを隠せる展開を選んだ方が良いことが多いです。
次は裏が上手だったハンド。
まず我々のテーブルはイーストの1Dオープンからフリーランで、
1D-2C;2D-2H;3H-3S;3NT-4C;4D-4NT;5H-6C;6H///
1D=D5+, unBAL
3S=シリアススラムトライ
3NT=スペードのキュービッド
6C=DQ ask
となって6Hになりました。
ウエスト目線はDQあれば13個なのでDQ askして7トライしました。でも後から考えるとアスクせずに7Hをビッドしても良かったかもしれないです。というのも、イーストの1DオープンがD5枚を保証するので、2Dリビッドに6枚ダイヤ有りそうだからです。D5H4だったら2Dじゃなくて2Hをリビッドする方がシステムとして効率が良いはずです。
もしイーストに6枚ダイヤあるなら、ダイヤは切って32ブレークで5個、SA、S2回ラフで2個、ハート32ブレークで4個、CAで1個。一つ足りないけど、SKとかCKとか持ってたら13個。CQ持っててフィネス効いても13個。何も無かったらDQをフィネスして13個。D6枚マークするなら7Hが良いコントラクトになりそうです。ただ6Hでも十分良いかもしれないから、DQaskして無いなら6Hというのも良い選択だったと思ってます。
裏は、
P-(P)-2D-(X);4S-(5D)///
2D=ボスメジャーウイーク
でイーストの5Dになってました。不用品の残りカスみたいな44Mでボスメジャーウイークして6Hをサクリファイスする力技を見せて13取り。北京の試合でも似たような1Hレスポンスで相手のハートコントラクトサクリファイスしてた記憶あるので、多分得意技なのでしょう。
午前のラストハンドは我々がオーバーランしてしまいました。
自分はウエストにいて、1Hオープンからフリーラン。
1H-2D;2H-4C;4D-4S;4NT-5H///
4C=SPL、ハートフィット
ウエストの5Hになりました。ノースは上手にSA, Sxとしたのでハートが二つ負けて1ダウンしました。
このハンドはイーストがオーバービッド気味だと思ってます。4Cは通常3451みたいなシェイプでしょうし、4Cとビッドした中でバリューは少し弱い~並程度なので、4Hで抑えてパートナーにジャッジを任せて良かったはず。もしイーストがジャッジする余地を残したかったのなら、1H-2D;2H-3Hでスペースを残すほうが良いです。
午前は2ラウンドとも快勝して38VP取って4位に浮上した。1位とも10VPくらいの差に縮まったのでこれはもしかするとあるかもしれない。
午後
開幕は裏の良かったハンドから
まず自分のテーブルの話しをすると、自分はウエストにいて
(P)-1S-(X)-3NT;(5C)-P-(P)-?
3NT=Good PRE
ノースはパートナーに3NTの意味を聞いて、パートナーはNATだと答えたらノースが5Cをビッドして自分まで回ってきました。
自分はGood PREのつもりで4Sをビッドしていました。4Sだけをto playで使うと相手に競られたときに、4Sのレンジが広すぎて自分たちがジャッジに困ってしまいます。後のジャッジを助けるために、強い方のPREを3NT、弱い方のPREを4Sとするのは便利で一般的な取り決めです。
しかしNATとして捉えられてしまうと、自分の意図はパートナーに伝わりません。というかスペードが隠れてしまったからむしろマイナスです。「良いアクションもパートナーに伝わらなければ悪いアクション」というのはブリッジあるあるですが、まさにその通りという感じでした。まあでも5Sが良い時は、3NTがNATだと勘違いされたとしても何かアクションしてくれるかも、と思ってビジネスパスしました。5Cは簡単にメイクされましたが、5Sが全然できそうになかったので助かりました。
裏はノースの3Cオープンから、
3C-(3S)-4S!-(5S);
6C-(6S!!)-X///
サウスがスラムトライして、イーストがサクリファイスしたところをダブルして1100取り。サウスは「ここまでプッシュが多かったから稼ぎに行った」とコメントしていました。優勝するには5Cで5Sを釣るだけでは足りないとエスティメイトして、相手が6Sまでサクリファイスすることを読んでリスクを取った大胆な仕掛け。プロの技を見たハンドでした。
最後に、
ディフェンスの読み筋
あなたはウエスト
#19 we vul 2nd
K7
KQ9865
K54
K5
(P)-1H-(X)-P;
(1S)-P-(2NT)///
左の2NTになって、パートナーのオープニングリードはH7。ダミーは、
9862
T42
9
98642
T1:H7-2-?
ディフェンスの方針はどうしますか?
・パートナーのリードは73ダブルトンか、7シングルトン。
・早めにハートのトリックを確保して、後々スローインされにくいようにHQをプレーした方が良さそう。
ということでHQを出しました。
実際のハンドは、
T1:H7-2-Q-A
T2:CA-3-2-5
T3:CQ-7-4-K
T4:HK-J-D6-4
T5:H9-3-D2-T
T6:S2-7-Q-3
みたいな感じになって2NTメイクされました。T1でHQをプレーしてしまったのでサウスへのハートのエントリーができる展開になってしまいました。
できるだけノースに貼り付けておきたいので、サウスのHTを勝たせないようにH8をプレーするのが正解でした。サウスにエントリーを作らないようにしておけば、たくさん持ってるKが勝ちやすいのが良いです。
午後はフラットなハンドが多くてあまり動かなかったです。でも午後も2連勝して31VP取って、3日目は合計で69VP/80取ることが出来ました。
自分たちの順位はラス前時点で2位で、1位と5VP差くらいまで詰めていました。最終ラウンドは1位が負けて、逆転できたのでこれは優勝かと期待しましたが、4位のチームが最終ラウンドで20VP取って逆転されて2位でフィニッシュでした。優勝はできなかったですが内容は悪くなかったしプレーミスが減った実感があったので良かったです。これからも密度高く続けていく意識で頑張りたいです。