京都ライター塾マンツーマンコース第1回を受けてみて

私は、ライターの江角悠子さんが主催されている京都ライター塾を受講しています。
2020年10月24日(土)に、第1回目の講義を受けました。
そこで思ったことや、考えたことを今回書きたいと思います。


★自己紹介

私について簡単にですが、
26歳で現職はシステムエンジニアです。
Webシステムの開発に携わっています。
文学部出身ですが、縁あって今の職に就いています。
ライター業の経験は全くありません。
ただ、現職でお客さんの業務上の課題・要望を文章で整理する機会が多いです。あとは、日記を書くことと本を読むことが好きです。
そんなことで、文章の読み書きが好きです。

そんな私が、今回、京都ライター塾を受講しようと思ったきっかけですが、

★受講を決めるまで

現職では、とにかく何でもできるようになろうと思って突き進んできました。
成長を感じる一方で、「なんか疲れているなー。なんかあかん」と感じたり、体の調子が、なんとなく悪い時もありました。
今年の7月頃からは、自分の向き不向きみたいなものは何かしらあるなと感じていました。
そこで、ここ数カ月、どんな時に自分が元気になるのか、どんな時に消耗するのかを考えていました。好きなものに接していると元気が出るので、好きなことが何か改めて探っていました。


人と自然が一緒に生きている感じがする京都が好きで、仕事でも休みの日でも、文章の読み書きが好きだったので、「京都で書く仕事って良いなー」と思い、なんとなく「京都 ライター」でWeb検索してみました。
そして、江角さんのホームページを発見し、ライター塾の存在を知りました。
平日忙しい人向けに、時間を調整できるマンツーマン講座があることも知り、検索したその日がライター塾に関するオンライン個別相談会の申し込み開始日であることを知って、勝手に運命のようなものを感じて、オンライン個別相談会に申し込みました。


個人相談会では、「副業で働いている方もいるし、ライターにも色々な働き方がありますよ。」「ライターとして働いていくサポートもしますよ。」とお聞きし、現職に就きながら、ライターのお仕事も少しずつできればいいなと思いました。
江角さんが落ち着いている方でお話ししやすかったですし、1対1でじっくり進められるのはありがたいと思って、「京都ライター塾」の受講を申し込みました。

京都ライター塾について-ライター江角悠子|京都くらしの編集室

そして、第1回の講義を受けました。
講義を受けてみての感想は

★第1回の講義で感じたこと

・江角さんの経験談、ライター業での学びや感じたことの内容は刺激的。

江角さんが長年ライター業をされている中での学び、印象的だった仕事内容、お金関係の話など、これまで聞いたことがない内容だったので、刺激的でした。

・穏やかな雰囲気でマンツーマン講義を受けられて良かった。

私は高圧的な方ではなく、穏やかな方と話すのが好きです。江角さんは落ち着いた穏やかな方でした。そのため、安心して話を聞くことができ、質問がしやすかったです。

・自分についてじっくり考えることができて良かった。

知識・スキルの話で終始するのではなく、自分についてじっくり考える時間が与えられているのが良かったです。
「自発性」を尊重される感じが、私には心地よかったです。
講義内のワークで、自分がこれまであまり言われなかったことを江角さんから指摘していただいたので、自分にとっては新しい気づきがたくさんありました。

・発信してみようと思った。

これまで発信というと、友人や家族との会話やLINEぐらいでしたが、今回、このような形で発信しようと思いました。

★具体的な講義内容

そんな第1回目の具体的な講義内容は次のようなものです。

◆ライターの活躍場面

ライターが活躍する場面は、自分が思っていたよりもたくさんあるというのが、率直な感想です。
現職で、採用活動に関わっているので、社長・社員インタビュー記事などはライターが関わっているというのはなんとなく知っていました。そのため、インタビュー関連の仕事が多いのかと思っていました。
しかし、企業主催のイベントパンフレット、企業のweb記事、チラシ、大学案内にもライターが携わっていることを知りました。そのような資料や記事は、企業の社員が書いていると思っていたので、こんなところでもライターが活躍しているのかと驚きました。

江角さんはライター以外にも、京都のガイド、企業でのライティング講座、大学での非常勤講師をされています。そのような対面で伝える機会があることは、「書くこと」とは違った面白さがあるとお聞きして、そのような活動も魅力的だと思いました。

私は、日記やメモに「書くこと」によって、自分の頭の考えが明確になったり、心のモヤモヤが整理されることがこれまでたくさんありました。
江角さんの話を聞きながら、将来的には、そんな「書くこと」の良さを1人でも多くの人に伝えたいと思いました。

◆ライターに必要な素質

ライターに必要な素質として必要なものとして、江角さんが挙げられていたのが、以下の3点でした。

①「伝えたい」という情熱を持っている人
②読者のために書ける人
③人の話が聞ける人(コミュニケーション能力の高い人)

「伝えたいものの魅力を存分に伝えるためには、それについて精通しておく必要があるので、人とのコミュニケーションや学ぶ姿勢が大切。それを美しい文章ではなく、わかりやすい文章で伝えるということが大切」というのが、印象的でした。

「伝えたい」という熱い気持ちが大切だと聞き、自分に「何を伝えたいんや?」と、さっと問いました。人がどんな考えやどんな気持ちで生活しているのかに興味があるので、「人それぞれの感情や考え方を色々な人に伝えたい」と思いました。今後、そういった1人1人の気持ちや感情を伝えることで、他の方の気づきにつながるようなことをしたいと思いました。
自分が伝えたいことについては、これからさらに考えを深めたいと思います。

◆ライターの業務内容

ライター業務の中に、見積書作成があるのに驚きました。
あとは、納品後の支払い方法確認など、フリーランスの場合には大切になることを実際の経験談をもとにお聞きできました。
屋号・ビジネスネームの話もあり、「屋号」などは全く知らないことだったので、印象的な名前を考えるのは楽しそうだなと単純に思いました。

◆自分について考える

「大切なのは成功することではなくて、幸せになること」という言葉が印象的でした。
いつ死んでしまうかわからないし自分の幸せにじっくりと向き合うことは大切だと、最近、思っていたので、その言葉は私にとって重みがありました。

「成功」を「金銭を多く得る・有名になる」という意味としたとき、成功しても自分の満たされない心や体の感覚が残る人もいるかと思います。それをごまかしていると、そのごまかしたものの反発で新しい欲みたいなものが生まれて、その欲を満たすために散財してしまうこともあるのではと思っていました。それを避けるためには、自分の範囲みたいなものを知ることは大切だと最近は思っていました。

そんなこともあって、自己分析ノートを使ったワークは、刺激的で面白かったです。
就職活動のときや、日ごろ日記を書くときに自分について考えることはあったのですが、「怒りやイライラするポイントから、自分の強みを考える」などは、これまで考えたことがなかったので、面白かったです。
自分1人で考えるときとは違って、江角さんからコメントをもらえるので、新しい気づきがたくさんありました。

◆発信の練習

発信の練習をしてみようということでした。
「知らぬ間に自分で自分の行動を制限していることがあるので、そういったことがないかチェックしてみよう。」とお聞きし、自分について考えてみました。
私は本が好きなので「自分が伝えなくても、あの本がそんなことをもっとわかりやすく伝えているよなー」と思うことがありました。
これまで仕事以外で全く発信したことがなかったのですが、1人だけでも読んでいただくことがあって、結果としてその方に気づきがあったりすれば良いなと思って、今回ここに書いてみました。

今回以降も、読んでくれた方に気づきがあったり、何かしらの行動をしてみようと思ってもらえるような内容で、発信できればと思いました。
ライター塾の第2回以降も楽しくやっていこうと思います。


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