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プロセカ『Vivid BAD SQUAD』ストーリー初見感想メモ


このnoteは、スマホリズムゲーム『プロジェクトセカイ』に登場するユニット「Vivid BAD SQUAD」(通称ビビバス)のメインストーリーを20話まで初めて読みながら感じたことを書いたメモをそのままコピペしたやつです。

したがって、ストーリーやキャラの整理や深い考察は皆無です。スクショも貼ってないので、どのシーンのことを指しているのか非常にわかりにくく、不親切です。ここにはただオタクの鳴き声だけがこだましています。

当然ネタバレ有りですが、1話ごとに感想を書いているため、例えば10話までしか読んでいないひとは、10話までの感想なら読んでOKです。




いきなり4話からなのは、0~3話を読むときにメモをとっていなかったからです。今から読み返してもそれは初見の感想ではないので仕方ありません。

それではどうぞ!




4話
「『RAD WEEKEND』を越えるイベントをやる」という目標

「〇〇になりたい」のような地位でもなく、行為目標。

どうすれば越えたと言えるのか、基準が曖昧


そうだよな、謙さん謙さんって言うけど、一緒にステージに立ったMCやDJにも登場してほしいな。

RAD WEEKENDって謙さんのグループのソロライブじゃないのか。謙さんはプロデューサーも務めたと。

音楽ジャンルバラバラ……プロセカの5ユニットが集まるライブが”"『RAD WEEKEND』を越えるイベント””!?
”"この街””という地域性も、渋谷周辺に絞ってるプロセカによく当てはまる。

杏の目標は「この街で出会った最高の仲間と最高のイベントをやる」だけど、
こはねが杏に「やってみたい」と告げたのはあくまで「杏ちゃんと一緒に活動したい」なんだよな。現時点では。

つまり、杏が1回きりの結果を目指しているのに対して、こはねはそれまでの過程というか、持続的な活動あるいは関係性を動機としている。
こはねのスタンスのほうが一般的だと思う。

あと、こはねは「いまの引っ込み思案な自分を変えたい」という動機が大きいよな。
これは”現状からの脱出”なので、杏と組んで歌い出した時点でおよそ達成できるとも言える。
(本当に自分のメンタリティを変えるには時間がかかるだろうし、変わったとか変わってないとかで割り切れない曖昧な面が大きいだろうけど)

だから杏が"将来"を見据えてるのに対して、こはねは今とか今と地続きの”これから”に重きを置いて決断している。
こはねはまだストリートのことなんか何も知らないんだから当然だ。
初心者として何もわからないなりに”ドキドキ”へ飛び込んでいる。

この辺の意識の違いから仲違いに発展したりしないかな?


好青年彰人クソワロタ

そういやWEEKEND GARAGEではイベントやらないんかな。いや店内ライブスペースあるからやるのか。

いやイベント経験ないって知らずに誘ったんかい!全高校生がストリートキッズだと思うなよ!


5話

来月のイベントか……作中で1ヶ月以上経ってるストーリーって他にあったっけ。

杏と彰人は同じイベントに出たことないのか。何回も出演被ってるほうが自然だと思うけど。

彰人の計らい、性格良いのか悪いのかわかんねえな。
「素人と組みやがって」とか口は悪いけど、その場で糾弾せずに現場で格の違いを見せつけて当人たちに諦めさせるってのはそこそこ理解のあるやり方だ。

ストリート系のイベントでボカロ曲をカバーすることに杏さんもまったく躊躇しないのか……ここがボカロへの偏見が取り払われたセカイですか


ストリートのセカイの背景キレイ!!!


6話

(メイコさんを知ってるひと、かなり珍しいと思う……)
でもこはねちゃんは普段からボカロ曲を聞いてるっぽいからまぁ知ってておかしくないか……って杏も知ってるんかい!!!やはりここはボカロが大衆に普及して何の偏見もなく1音楽ジャンルとして受け入れられたセカイ……プロセカは近未来モノだったのか!!!

てかメイコをこんなに流暢に喋らせるのほんと凄いな!さらっと流しそうになるけど、このゲームでいちばん大変な労力がかかってるところだろうな……


あれ?「本当の想いを見つけるためのセカイ」じゃなくて、「君たちの夢を叶えたいという想いでできているセカイ」?

このセカイのミクはちょっとクール寄りかぁ……同じ声なのに喋り方やトーンを変えてキャラ付けするのすげー……。

あ、いや、やっぱり"本当の想い”を見つけたとき……だった。

「最高のイベントをやりたい」が本当の想いではないパターンかな?

杏は再生してないのに、杏のスマホのUntitledが再生されてるのか……再生状態まで共有される曲ファイルってどんなだよ。
しかも彰人たちは来てないから再生されてないっぽいし。その場に一緒にいるっていう割とローカルな条件があるっぽいな。

あれ、レンは彰人たちを見たことないのか。
杏やこはねと会う前から名前を知っていたっぽいけど……
バーチャルシンガーたちもこのセカイとともに生まれた筈だけど、だからってセカイ主のことをデフォルトで知っているわけではないのかな。
それで、ミクあたりがスマホ経由で4人を観察していて、その話をレンたちにしていたからレンは名前だけ知ってるって感じだと説明がつく。


7話
いきなりストリートで歌うのスパルタだけど、ライブでぶっつけ本番よりはマシだから良心的なのかもしれない。

てか制服のままやってるの?そりゃあ注目集まるでしょうよ

冬弥くん自身が半端な覚悟じゃないかって悩んじゃうのかな


8話
セカイにいるボカロ側からはいつでもスマホを通じて覗き見できるのね。

「思ってるって思いたい」めちゃくちゃ良い言葉!
そうなんだよな、こはねがここで「杏ちゃんと同じモチベーションで頑張ってる」と言ったらそれは嘘になると自分でわかっているし、それでもそう思いたい気持ちもすごくわかる。いわゆるキャラの解像度が高い台詞ってやつ。

露骨な悪役

ここらへんのホモソーシャルっぽさはビビバスでしか出せないよね、2次元キャラコンテンツでは新鮮。

あれ、杏ってマジでイベントにはほぼ出てない感じなの?
GARAGEでのみ歌ってる?

9話
最悪だ

音楽やマイクが駄目になったら歌えない。
ストリートの脆さをある意味象徴している挫折なのかもしれない。

10話
うわぁ〜、彰人そう来るか〜〜〜。
ここで言い訳するのはダサいからって思考かと思ったけど、どうも違うっぽい。
この機に乗じて言いたいこと全部言っちゃえ感。

誰だってこんなこと言われたらトラウマになっちゃうよ〜〜〜

いや……言い訳は嫌いなのはわかるけど、だったら責任を背負って謝れよ!

リンレンが喧嘩してるのいいな。
これまでバーチャルシンガーはオリキャラたちを導く役に徹してたけど、ボカロたちだってセカイで生きている人格なんだって手触りを感じられるのがいい。
しかもどうせこの喧嘩がどうせビビバス4人の亀裂とオーバーラップしてくるんでしょ?そりゃ期待ですわ。

あ〜〜〜しょんぼりしてるときにメイコさんにハチミツたっぷり入ったホットミルク差し出されてぇな〜〜〜オレもな〜〜〜。
(レオニイベストのルカさん然り)

真剣さが足りないっていうけど、真剣とか本気とかって客観的に測れるものではないし、本気にも種類がいろいろある、人それぞれの概念だと思うんだよな。だから他人に「お前は本気じゃない」ってのはあんまり言うべきではない気がする。
ここでのこはねは自分に対して真剣さが足りなかったと反省してるからまだいいけど。

どこまでこはねが話したか知らないけど、ここでボカロたちが「こはねは悪くないよ。彰人が悪いんだから気にしないで」などと慰めないのは意外だ。
しかし、他人のせいにせず、あくまでこはね自身の問題としてボカロたちも親身になって考えているからこそ、安易な慰めはしないのだろう。

「杏ちゃんと一緒に夢を追いかけられたらどんなに素敵だろうって思ったの」

夢を「追いかける」だからやっぱり今から始まる過程にこそこはねは夢を見出している。

ん……?もしかして、こはねはもう本当の想いを見つけてる???
ただ、それに自身がなくて、他人の言葉ですぐに曲げちゃいそうなだけ???

これって他のユニットのときとは明らかに異質だよな。

コンスタティブ(事実確認的)ではなく、パフォーマティブ(行為遂行的)な「本当の想い」が求められている?
自分の本当の想いを、はっきりと声に出して堂々と宣言できるようになることが大事というか条件なのか?

おお……ひとりずつ本当の想いを見つけていく筋書きなのか……異質だ……
いや、そもそもニーゴとワンダショはセカイ主が1人だし、レオニとモモジャンはどうだったんだっけ?
やっぱり全員同時じゃなくて1人ずつ見つけていったような気が。

Untitledが少し歌に近づいた、って表現するのか……。


12話
「変わる」って決意を外面的にも確固たるものにするために、眼鏡を外して散髪をする……
やはりこはねは「内面と外面」「内省と宣言」「自分と他者」あたりがテーマになってる気がする。


13話
冬弥そういうことか〜〜〜〜一気に好きになった
てか母親「冬弥さん」って何……?義母なの?

彰人とこはねに対する杏の声のトーンの変わりようが良い。

ああそうか、謙さんもこはねのことを「杏や彰人のような良い目をしている」とは言ったけど、冬弥は含まれてないんだ……

冬弥闇落ちルートきたああああ


14話
「お前、冗談言えるほど器用じゃねえだろ」彰人と冬弥の信頼関係がにじみ出てるいいセリフだ……

自分は2次元の女の子同士のキャットファイトや陰湿な傷つけ合いを見るのが大好きだけど、男同士のガチ喧嘩もぜんぜん好きだったわ……
単にキャラクター同士でギスギスというよりドロドロの修羅場になってほしいだけのオタクだったと気付いた。

最後に開放したストーリーのここに来て、彰人と冬弥の関係にハマるとは……図ったなプロセカァ!!!


15話
冬弥あああああ〜〜〜〜〜〜

冬弥が刺さるのって、全部自分で抱え込んで堕ちてゆくキャラが性癖だからだよな……


「REDのイベントの時にあのふたりとグルになって音止めたヤツ」、理想的な都合のいいモブだ……
「REDのイベントの時にあのふたりとグルになって音止めたヤツ」、無駄に顔が良いんだよな……「REDのイベントの時にあのふたりとグルになって音止めたヤツ」と杏ちゃんがなんだかんだでズブズブの関係になる二次創作ください。


16話
ほら〜〜〜ゴリゴリのB-Boyの彰人までバーチャルシンガー鏡音レンを知ってる世界〜〜〜

この反応、もしやメイコさんを知らない……?(そのほうがリアル)

そういや東雲姉弟の好物チーズケーキだったな。ケーキで釣られてるのか。
というか、彰人の”チーズケーキが好きな想い”を反映して、メイコさんのカフェメニューにチーズケーキが入った……???

というか、ここまでリンが一切登場してないのなんでだ。最後でとっておきがあるのか。

crase cafeってどういう意味?craseで調べても出てこないんだけど。


17話
彰人×メイコのおねショタ(?)、いけるな……(方々から刺されそうな発言)

レンがリンを指して「相棒」って言うの、人間では出せない凄みを感じるんだが……これリンレン好きはどう思うんだ。

メイコさん、助言のし方が粋……

世界からセカイに電波通じるんかーーーいwww


18話
冬弥の父親がプロセカの親メンツのなかでダントツで悪いですねこれは……
まふゆの両親なんかめちゃくちゃ恵まれてるほうじゃん
うーーっわ……やっぱりマジの母親だったのか……エゲツねえ

「彰人には言わないで」・・・『ちはやふる』真島太一の「ちはやには言わないで」じゃん……しんどい……

彰人には本心を言わないであんな振る舞いをしたのに、こはね達には「そのほうが納得できるから」と話してあげるところが冬弥の優しさであり甘えだと思う。でも、その甘えが冬弥と、そして彰人を救うんだよ。


19話
あれ、もう19話か。問題が解決する前に19話=”書き下ろし曲”話に入るのってビビバスだけだよな。

「お前くらい朝から晩までバカみたいに練習するヤツ見たことねえぞ」
ここで、かつて彰人がこはねに言った「一生懸命だからって本気ってことになるのかよ」がブーメランとして返ってくるのか。

「本気」と「必死」か……


〜〜ずっと号泣していてメモをとるどころではない〜〜


「お前は中途半端じゃねぇ。中途半端って自分で思ってるだけの、オレの最高の相棒だ」

そうか、「他人に何と言われようと、自分の想いを貫く」のがこはねの踏み出した一歩だったのに対して、
「自分で自分のことを決めつけないで、他人(いちばん大事な相棒)にとって自分がどんな存在か」に気付いて認めることが冬弥に課された条件だったんだな。

いや彰人、杏こはに気付いてなかったんかーい
冬弥以外眼中にない……

うわっ、19話までで想いが歌になるくだりまでいかなかった!結構キツキツのシナリオなんだな。


20話
あ、これリンちゃん最後まで出ないやつ?本編でないのに劣等上等Vividsと歌ってるの?

最後に結成して終わりか。Vivid BAD SQUADとしての、最高のイベントへの物語はこれから始まるんだな。
そういう意味での “Ready Steady”か。




以上!

じつはビビバスのストーリーを読んだのは1週間以上前なので、↑の感想も1週間以上前のものです。したがって、自分で今読み返しても何のことを言っているのかピンとこない文もあったり……。(感想は水物)

ただ、いまでもはっきりと宣言できることがあります。
ビビバスを読んだのは5ユニット中いちばん最後だったのですが、他のどのユニットストーリーよりも、ビビバスを読んでいて泣きました
正直なところ、ビビバスのストーリーって他のユニットと比べるとわりとあっさりしているというか、シンプルなんですよね。
それなのに、ニーゴよりも、ワンダショよりも、レオニよりも、モモジャンよりも泣きました。
より正確には、青柳冬弥に泣かされました
うぇ〜ん、ママ〜〜〜、あそこの轟焦凍みたいなお兄ちゃんに泣かされた〜〜〜。

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『僕のヒーローアカデミア』轟焦凍くん

なぜ泣いたかって、青柳冬弥がわたしの""癖""にぶっ刺さったからです。え、説明になってない?トートロジー?
まぁ簡単に言えば、上で書いたように「全部自分で抱え込んで堕ちてゆくキャラが性癖」だからです。自己投影したくなるんですね。クラシックの教養皆無だけど。

そんな独りよがりに堕ちていく冬弥と、彼を相棒として放っておけない彰人のコンビのやりとりにしびれました。もしかしたら自分は腐男子の才能があるのかもしれない。思えば、小学生の頃に重松清『きみの友だち』のブンちゃん-モトくんの関係に惹かれていたのは壮大な伏線だったのかも……。

まさか杏こは百合ップルよりも彰冬BLカップルがぶっ刺さるなんて想像もしていませんでした。
ちなみに杏こはが大好きなひとは全員、JK百合ラップ漫画『Change!』を読んでください。杏こはなので

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曽田正人『Change! 和歌のお嬢様、ラップはじめました。』1巻より

杏こはなので。


あと上で「メイコさんを知ってるひと珍しいと思う」などと書いてしまいましたが、私にとってメイコさんといえば、ある1つのMMD動画をまず思い浮かべます。

全てのMMD動画のなかでいちばん好きかもしれないこの作品を、ぜひ観てほしいです。
これに出会う前の私のように、メイコさんにさほど興味のないひとほど観てほしいです。



この動画については、こちらのnoteでも語っています。




これで残るはモモジャンとレオニ……なんですが、noteを上げられるかわかりません。というのも、どちらも初読時に詳細なメモをとっておらず、noteを書くとしたらニーゴ記事みたいにそこそこまとまった感想を生成しなければならないからです。

正直いって↑このブログの考察記事が凄すぎて書く気が失せるんですが、まぁ気が向いたら書きます。



【これまでの私のプロセカnote】


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