「拝金主義者」

第1,288回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 日本は、お金を出す側が威張る傾向が強い。仕事を出す側であったり、支払いをする側が、マウントを取ることが多い。お金を払ってやっている!という態度ということだ。これは諸外国と比べると、とても変わった習慣であり、日本の良くないところである。
 そもそも、お金を払うと言っても、お金の価値と同等の商品やサービスを受け取っているのに、なぜ威張るのか?それは、その人が「拝金主義者」になっているからだ。
 「お金があれば何でもできる」「お金があれば不安がなくなる」「お金さえあれば・・・」そう思ってお金が目的になっている人が多くはないだろうか?そもそも、そのお金は何のために使うのだ?
 自分の人生を心豊かにして、家族のためにゆとりある、幸せな生活のために必要なのであって、目的はそこであり、お金じゃない。お金は手段でしかないはずだ。ところが、いつの間にか「拝金主義」になり、お金が目的になるのです。
 一度「拝金主義者」になってしまうと、すさんだ目をして、毎日つまらなそうに出勤するようになる。そして、そこまでして手に入れたお金を払うときは、「本当は支払いたくない」という思いから、上から目線になって威張って支払いをするのだ。そんなことをして、その先に心豊かで幸せな人生はあると思いますか?
 人はもっと「足る」を知るべきだ。そして、「拝金主義者」の無意味さを知るべきだ。仕事はあなた一人が行っているのではない。会社の金を払っているのに、あなたが威張る意味は何もない。それすら分からなくなってしまうほど、あなたの心がお金に支配されてしまっているなら、あなたはもう心豊かで幸せな人生は送れないだろう。
 いつもお金が減っていく恐怖に囚われ、自分のお金を減らしていく家族にまで当たり散らすようになる。自分と愛する家族のためにがんばっていた目的を忘れ、「拝金主義」に染まって、愛する者すら見失っていくのだ。
 お金にはいくつか原則がある。そのうちの一つに、「仲良しの法則」がある。お金はとても寂しがり屋だ。お金が多くあるところに行きたがる。貧乏なところは避ける傾向があるのだ。だから、お金持ちはどこまでもお金が勝手に集まってくるし、お金がないところは不思議なほどお金と縁がないという法則だ。身に覚えのある人も多いのではないだろうか?
 だから、「拝金主義者」になると、実際お金はたくさん持っている人が多い。ところが、「拝金主義者」は満足することがないので、もっと求め続けるし、失う恐怖はもっと大きい。だから、更にお金に執着をするのだ。そして、実際にお金持ちになるのと反比例して、大切な人との絆や愛を失っていくのだ。畢竟(ヒッキョウ)そういう「拝金主義者」は不幸に人生を終えることになる。
 お金なんてね、少し足りないくらいがちょうどいいんですよ!おいしいケーキだって、飽きるほど食べたら、しばらく見たくもないでしょう?「もっと食べたいね」と言っている程度が、ちょうどいいのですよ!また次を楽しみに出来るのだから!その方が幸せだと思いませんか?

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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