「働かせ方改革」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。第1,154回です。

 政府の旗振りで、最近は「働き方改革」と称するナマケモノが増えたものだ。長時間労働は「悪」だという考えが、努力して到達する。という基本的な衝動を奪ってしまった。
 富士山に登るのに、何の準備もなく、散歩のついでに山頂に至れる人はいないのだ。事前準備をし、よく考えて努力をしなければ山頂に至ることはあり得ない。もし、それが散歩のついでに行えるのであれば、それはあなたの中の富士山ではないのだ。もっと出来るのに、その実力を出し惜しみしているに過ぎない。
 それでいて欲だけはしっかりともっている。もっと金が欲しい。家が欲しい。車が欲しい。旅行に行きたい。もっとおいしいものが食べたい。他人と比較してそん色ない生活を送りたい。それを努力なしに手に入れたいと思う時点で一言で切り捨てられる。

「考えが甘い!」まずは、それが言えるだけの社会的信用を得よ!

 ワーク・ライフバランスという言葉も同様だ。バランスをとる前に、まずは一人前の仕事が出来るようになるべきだ。社会人としての信用を得ていないのに、ライフにウェイトを高くしていれば、それだけ自分が遅れていく。イソップ童話のウサギとカメのウサギになっていないか?視野が狭くなっていないか?後で苦労するのは自分なのですよ!

 政府は国民一人ひとりのことなど考えているわけないじゃないですか?国民を見捨てないと思っているのも、大間違いです。国は国民からどうやって税金を搾り取るか?それと選挙に勝つことしか考えていない!
 国民はどうしてこうも、簡単に政府の言う事を聞いてしまうのだろうか?お上は自分よりも偉く、頭も良いので、従っていれば問題ないとでも思っているのだろうか?支持率からしてそれはないですね。では、国民の多くはなぜこうも簡単に騙されるのか?答えは簡単だ。自分で考えるのが面倒だから、何も考えていないのだ。人の作ったルールに自分が乗っかって、楽できそうな方に流れているに過ぎず、脳みそなど1%も使っていなく、本能のままに流れているのだ。要はサル以下ってことだ。

 いま必要なのは「働き方改革」ではないのですよ!必要なのは「働かせ方改革」なのです!雇用者側がどうやって社員に働いてもらうか?そして、それをやるとどんな良いことがあるのか?会社側がそれを示せない会社が、今後は人手不足で消えていくのです。
 人手などAIが肩代わりしてくれる?そう。そういう種類の仕事はなくなっていくでしょう。しかし、人にしかできない仕事が重要視されていくのです。自分を活かし、人としての強みで「働かせてくれる」会社に、人気が集まるのです。
 そもそも、経営者ではない従業員が勝手に「働き方」を変えたら、秩序など無くなってしまう。単なる自分勝手でしかない。政府も無責任なことを言う!と思ったのは私だけではないだろう。
 では、サラリーマン諸氏は、自分で自分の働き方を本当に決められるのか?残業を減らすことや、出勤時間や退勤時間を自分で決めることは出来るだろう。それにより、どう賃金が変わるかを、誰がどうやって判断するつもりなのですか?真面目に働く人と、いつも自分勝手に遅刻する人とは、一緒に仕事していてトラブルにはならないのですか?単なる長時間労働を是正するために、人事評価そのものの根幹を揺るがしていると気づきませんか?

 何度も言います。「働き方改革」などと言うナマケモノは会社にはいりません。どうぞ、一人で個人事業主にでもなってください。そうしたら、自由に働き方改革を行ってください。誰も文句を言いませんから。
 いま行うべきは「働かせ方改革」なのです。経営者が変わらなければ、会社は変わらない。会社経営をしたこともない政府の旗振りに乗ってしまえば、会社崩壊しかあり得ないのですよ!サラリーマン諸氏は、自分の人生を預けられる経営者を選別すべきってことなのです。そこで、最大限の努力をして、経営者の掲げる旗印へ向かうのみです。それが、生きるってことでしょ!

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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