「デジタル」

第1,294回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 世の中、現場現物をないがしろにして、「デジタル」だけで良いと思っている人が増えています。
 時代はDX!我が社も3Dコンサルティングをしていますし、ペーパーレスにしてかなりのデジタル化を行っている方だと思います。
 しかし、何もかもデジタルの方が良いというわけではありません。例えば、時計はデジタルは正確ですが、ざっくりとした時間を把握するには不向きです。アナログの方が見やすいですよね。
 自動車のスピードメーターも、デジタルはみにくい。一瞬見ただけでどの程度のスピードなのかを把握するには、圧倒的にアナログの方が見やすいのです。
 楽器は何と言ってもアナログの方が良いです。木の柔らかさや、一台1台の楽器の個性。そういうものが感触や感性などを刺激します。
 逆に、お金に関することはすべてデジタルの方が見やすいし、安心できます。そして、証拠が残ります。お金に関することはすべてデジタルにした方が良いですね。
 デジタルはスピードと効率は非常に優れています。また、保存スペースが小さくて済みますよね。更に、AIを使った自動化など、様々な発展が見込まれます。

 近年は、現場現物をないがしろにして、「デジタル」だけで良いと思っている人が増えています。
 確かにデジタルの良さはありますが、現場の現物というアナログは、捨て去ることが出来ないのです。だって、食べる、寝る、着るという行為はすべてアナログです。人という生き物は、自分の体そのものはアナログだからだ。
 それなのに、「デジタル」に魅入られ、自分の体すら疎ましく思い、「デジタル」のバーチャルの世界に逃げ込む人がいる。これでは本質をつかむことは出来ないのだ。
 「デジタル」は楽なだけに、非常に危険だ。何事も安易に行えると錯覚しやすくなってしまうからだ。実際に現物を動かすのはとても難しいということを知らずに、計画をミスる人が多い。アナログを知らないからである。
 何事にも長所と短所があるものだ。猫も杓子も「デジタル」が正しいのではなく、アナログの良さも考慮しつつ、共存していくことが重要だと思う。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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