「ゲシュタルト崩壊」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

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 ゲシュタルト崩壊(独)とは、このように「今」という漢字をつなげてたくさん並べると。もはや「今」とは読めず、模様のようになってしまう。視覚的な崩壊のことをいう。
 文字をずっと見ていたら、なんだかわけがわからなくなってしまった。漢字が見たことの無いような文字に思える。気持ち悪くなってきた。そのような経験はありませんでしょうか?近くを見過ぎて、全体像が見えなくなるような感覚です。これをドイツ語でゲシュタルト崩壊といい、心理学の一つです。
 小学生の漢字の書き取りなどで、同じ字を何度も何度も書き続けていると、ゲシュタルト崩壊して、字を間違えてしまう。何を書いているのか分からなくなる。そんな時に、間違いを指摘しても、精神崩壊中の小学生です。すぐに立ち直ることはないので、注意しましょう。
 同じ曲を繰り返し聞いている時にも、ゲシュタルト崩壊が起こることがあるそうです。ただ、私は曲に関しては経験がないので、何とも申せません。
 階段を駆け下りている時に、突然踏み外すのもゲシュタルト崩壊です。同じ形の階段を目で追いながら駆け下りていると、徐々にゲシュタルト崩壊して、足の踏み場所を間違えるのです。筋力が落ちたから、年を取ったから、というだけの理由じゃないってことですね。
 ビジネスにおいても時折あります。上司や客先に何度もダメ出しをされ続けることで、わけが分からなくなり、完成度がどんどん落ちていくことがあります。このようにゲシュタルト崩壊してしまった場合には諦めて、部下を帰してあげましょう。ゲシュタルト崩壊中に無理をするから、心の病気になったり、悪くすると自殺してしまうのです。
 食事をして、熱い湯船につかって、なるべく頭を使わないでテレビでも見て笑って寝たら、次の日には「何でこんなことでつまずいていたんだろう?」というくらいに回復するはずです。そこで無理をしても、崩壊した精神は、元には戻りませんよ。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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