「歴史書」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。第1,144回です。

 歴史を学ぶとよく思うことがある。よくぞ、こういう記録を残してくれた!そう思う反面、実際には何も残っていないことの方が多いのだ。あったとしても、忘れ去られている事実の方が圧倒的に多いのだ。だから、私はむしろなぜ明文化しなかったのだ!と思うのだ。
 人は言葉にしなければ何も残せない。言葉にしなければ何ものも存在しえない。神ですら、神という言葉が与えられて初めて、存在し得るのだ。その言葉を歴史に残して行けるのが「歴史書」なのである。

 いま何気なく書いている「書」だが、後世に残ればそれは「歴史書」になるのだ。そんなたいそうなものではない。そう思っている人も多いだろう。しかし、1,000年経てば、色々と状況も変わる。その時に、未来人たちは1,000年前の私達の生活や心情を、この「歴史書」から読み解いていくこととなるのだ。だから、どのようなことでも「書」として残していくことは尊いことだと思う。

 例えば、単純な収支報告でも1,000年経てば、極めて重要な「歴史書」となる。あなたが書いている何気ない日記が、極めて重要な「歴史書」になるのだ。記録を残すとは、そういうことだと思っている。
 いま書いている「書」が1,000年後にどういう評価をされるか?知る由(ヨシ)もないが、想像するだけで面白く感じる。いま書いている曲も1,000年残るのだろうか?それも知る由もないが、想像するだけで何かを残したいと思える。
 私は、会社という箱を3社と音楽ホールを残したい。そして、自分の曲や書を残すことが、義務と感じている。子孫を残すことは叶わなかったのだから。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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