「値上げ」

第1,264回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 昨日の「賃上げ」のように、世の中は緩やかに上昇気流になっている。そうしなければ、成り立たないのだから、それに適応するまでだ。だから、賃上げをする原資として「値上げ」は必須だと分かるのです。

 いままでは、大量に作って大量に売る。薄利多売の世界でした。だって人口が増えていたからです。しかし、これからは人口減少の世の中ですから、少ない数を売って大きく儲けるようにしなければなりません。そのために「値上げ」は必須の経営戦略になります。
 最近は日本の風潮がようやく値上げを容認するようになったので、ここでお客様と交渉しない手はないわけです。これを怠るということは、経営努力を怠っているということです。
 具体的には、粗利率順にお客様を並べ、低いお客様から交渉していけばいいのです。だって、そのお客様と交渉が決裂しても、お客様じゃなくなるだけですよね?他にお客様がいれば問題ないですよね?強気に交渉してください。値上げが認められれば一気に順位が上がり、上客になる可能性だってありますよね?なら、やらない手はない。
 お客様や個人としても、安く手に入った商品や情報は、価値が小さいので大事に扱われないのです。結局、不要な物を買ったり、折角の情報を聞き逃したり忘れてしまう。
 それなりの金額を支払うと、その商品を使おうとするし、必死に勉強しようとするはずです。多くの対価を払ったものにこそ、価値が生まれるのです。そして、自分の人生を豊かにしてくれるはずです。価値を高めるため「値上げ」は大事なのです。

 いまのような不景気の時は、財政出動をして金融緩和をすべきなのだが、どういうわけか?日銀も政府も財布の口を閉じて、金利上昇を目指すという真逆の政策をしている。どうやら、財務省が小学生並みの財務知識を振りかざしているようだ。だが、それを我々が覆す方法は政権交代以外にない。でもそんなの待っている場合じゃないのだから、適応して生きていくしかない。
 政府が旗振りして、値上げムードにしてくれたのだから、どんどん便乗値上げをして、賃上げもして、納税額を増やしてやればいい。人口減少に際して行うべき政策を、早めに実行していると思えば、別に間違いじゃない。ただ、それに乗り遅れたら悲惨な末路が待っているってだけのことだ。「値上げ」は悪いことじゃない。それよりも、あなたの会社が倒産して、商品やサービスを提供し続けられなくなることや、従業員や協力メーカーに迷惑をかけるほうが、よっぽど悪いことじゃないですか?「値上げ」をして、がっちり儲けてより良い未来を手に入れましょう!

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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