「恐怖」

第1,292回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 人は何に「恐怖」するか知っていますか?自分に理解できないこと。自分の知らないことだ。分かりやすい例は、幽霊に恐怖する人が多いことだろう。それを知ろうと探求する人は恐れることがない。
 だが、人が「恐怖」を感じるのは未知のもの以外にも多くある。毒蛇が危険であることを本能が知っているから、冷や汗が出るのだ。ムカデに刺されないためには動かないことだ。そういうことは、本能的にDNAにすり込まれている。なぜなら、人は生存本能が何にも勝るように出来ているからだ。
 つまり、人は危険を回避することを、快楽を求める以上に重視する生き物なのだ。だからこそ、この地球という過酷な環境化で生きていけるのだ。
 世の中のメディア情報の多くはネガティブな内容が多くないだろうか?事故や殺人、火事や台風などの被害。だが、実際にはそのようなことに巻き込まれることは少ない。あなたは、いままでニュースになるような大きな事故を何回見ましたか?自分で経験しましたか?殺人事件など見たことありますか?巻き込まれたことがありますか?ないですよね?火事にも遭遇しないし、台風で避難所に行くこともないですよね?でも、世の中のニュースはなぜこうも恐怖心をあおるのだろうか?実に単純なことなのだ。
 その方が視聴率が取れるからです。その方がクリック数を稼げるからです。人は他人の幸せな情報よりも、危機的な情報、「恐怖」をあおる情報の方が興味を持つのです。なぜなら、他人の不幸に「恐怖」し、自分は大丈夫だった!と安心するためなのです。人には、そんなどうしようもない本能が誰にでも備わっているのです。
 だから、ビジネスにおいては恐怖訴求はとても有効なのです。よくありますよね?「これをやってない会社はヤバイですよ!」「こうなる前に、我が社の〇〇を導入しましょう!」的なやつ多いですよね!私もやってます!「倒産しないように、数字に強くなる、シンジ塾に参加しましょう!」ってね。恐怖訴求は極めて有効なのです。
 逆に、自分の中にある「恐怖」が家族のことなのか?健康のことなのか?お金のことなのか?仕事のことなのか?自分に向き合って考えることで、恐怖心を和らげることが可能になります。ここと向き合うことすら恐れてしまうことで、臭いものにフタをしてしまい、取り返しがつかなくなった人は、とても多いです。
 ある意味、「恐怖」と向き合うことが生きることとも言えます。あなたは自分の「恐怖」と向き合って生きていますか?

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

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シンジ

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