「安い労働力」
第1,258回
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。
産業革命で製造業という産業が発達したことで、人は飛躍的に移動ができるようになった。それにより、様々な物流が活発になり、人類は大きく発展した。その陰で、「安い労働力」という奴隷化が行われてきたこともまた事実である。
イギリス人が世界を席巻したのは、産業革命発祥の地だからと思っている人が多いが、実は違う。イギリス人は、アフリカや南米、アジア諸国を植民地化して、奴隷という「安い労働力」を得て、奴隷の働きで自分たちが楽をして儲けるという、人として最低のろくでなしヤクザ以下の行為を行って現在の地位を得たのである。これは史実だ。アメリカ人も同様である。だから、私はアングロサクソン人が基本嫌いだ。
それをフランス人、ゲルマン人が真似をして、世界中は奴隷を取り合って世界大戦に突き進んだのもまた史実。日本も真似をして、東南アジアへ植民地を求めて進出したのだ。そして、敗戦して日本やドイツは領土を失った。イギリスやフランスは今でも植民地を持っている。そうやって、「安い労働力」で自分たちが楽をしているのだ。
企業は「安い労働力」を得ようと東南アジアへ企業が進出していった。それを、奴隷政策でなく、何と言おう。そして欧米人はノウハウを秘匿したまま、単なる奴隷として「安い労働力」の国を渡り歩いているにすぎないのだ。
一方、人の好い日本人は「安い労働力」の国の人に技術を教え、手取り足取り指導をして、ノウハウを無料で教えたのだ。そして、気づけば自分たちの仕事が失われてしまったのだ。結果的に、どちらのパターンも愚かとしか言いようがない。
基本的に、「安い労働力」で安く物を作り、安く販売するという考えは、もう古い。昭和の時点で捨てるべきだった戦略だ。これからは、「安く」という言葉を使用した企業から倒産していくこととなるだろう。なぜなら、人口減少の時代になるからだ。
これからは、国内で調達して、国内で生産して、出来るだけ少量を高く売らないと、企業は生き残れない時代になる。それが理解できない者が、経営など出来ないのですよ。それが理解できない者が、管理職など出来ないのですよ。それを理解できない者が、昔の奴隷政策を今もやろうとするのですよ。これからは、そういう人間は即逮捕してもらうのが正しいのです。「安い労働力」なんて、この世にあってはならないものなのですよ!あなたは、自分の労働の対価を、他人に下げられて我慢できますか?納得できますか?
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
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シンジ
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