「微分積分」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 高校生から理系を選択すると「微分と積分」というのを習う。それが何なのか分からず、数学を毛嫌いする人が増える。微分積分を嫌って文系へ行く人もいる。誰もが思うことだ。「こんなの何の役に立つんだよ!」と。だが私達の生活には、微分積分はなければならないものなのです。計算の方法や公式などは忘れてしまっても、とても恩恵を受けているということは、忘れないでいただきたい。今日は経営に関係しない、数学のお勉強だ。
 サイン(sin)コサイン(cos)タンジェント(tan)の三角関数なども同様だ。角度と距離の関係を表している。これがなければ、GPSで自分の位置を確認することは出来ないし、富士山の高さを測定することも出来ない。世の中には、数学や物理が満ち溢れているのに、学校では公式を記憶させるような授業をするので、生徒も興が乗らないのです。では、微分積分が何に使われているかの一例を見て行こう。

 自動車に乗るとスピードメーターがついている。これは時速で表されている。その速度で1時間走ると、何km進むことが出来る。というスピードの表記方法だ。おかしいと思った人はいないだろうか?実際に1時間走っていないのに、どうして1時間後の距離が計算できるのだろうか?
 センサーを付けて、タイヤがどのくらいの間隔で1回転しているかを読み解き。微分法を使用して、およそのスピードを出しているのです。とても重要ですね。
 他にも、体温計なども同じです。正確な体温を一瞬で判断するのは不可能です。しかし、それが行えるのは、わずかな時間での温度上昇から、10分後に体温が安定するまでに、どこまで上がる可能性があるかを予測しているのです。これも微分法を利用しています。
 コンピューターを使って、的に射撃するなど、予測で絞り込んでいくのに微分法は利用されています。これがなければ、私達は生活することが出来ません。

 では積分法はどうでしょうか?毎年、サクラの開花予想などが発表されますよね。あれは、積分法を使用しています。天気予報もそうですね。
 身近なところでは、スマホのバッテリー残量に使われています。使用している時や、スリープ状態の時など、それぞれの使用時の電気使用量を積み重ねて、予測して残量を出しているのです。計測しているわけじゃないんですね。
 他にも建物の強度計算など設計にも必要となるものです。設計では三角関数なども頻繁に使われますね。みなさんもうお忘れだと思いますが?

 これらの「微分積分」ですが、有名なアイザック・ニュートンが20代の時に完成させたのです。まさに大天才ですね。私達は、ニュートンの英知に感謝しつつ、利用させて頂こうと思います。

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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