「社長の仕事」

おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。

 社長の仕事は決断することです。しかも、早く決めなければなりません。決めるということは、リスクをとるということです。確実に上手くいくことなど、この世に存在しません。それを怖がって決められない人、石橋を叩いて渡る人や、石橋を叩いてそれでも歩き出すのを躊躇する人は、社長にはなれないのです。
 また、「決める」ということは、決めた選択肢以外を「捨てる」ことになります。逆に言うと、捨てるものを決めているとも言えます。では、何を決めているのでしょうか?

 社長が決めるべき仕事は、3つあります。「方針を示す」「人・物・金・情報のリソースの振り分けを決める」「人を動かす」です。
 どういう方向性に会社を運営するのか?この会社は何の会社なのか?これからの時代、いまの商品では通用しなくなるのではないか?ビジネスモデルがもう古くなっている可能性がある。新たなビジネスモデルを構築しよう。そのような様々なことを考え、決めて、方針として従業員に落とし込んでいくことです。
 更に、どれだけの人を投入し、いくらまで使うかも社長が決定するのです。設備投資をすべきなのか?海外へ進出するべきなのか?これらのことを、情報を集めて、素早く判断し決めるのです。
 そして、人を動かすことです。社長が決めても、従業員が嫌々仕事をしていては、思った通りの効果など出ません。社長の掲げたビジョンを達成すると、自分達に、どんな良いことがあるのか?お客様に、どんな良いことがあるのか?協力会社に、どんな良いことがあるのか?世の中に、どんな良いことがあるのか?
 ワクワクするようなビジョンを示さなければ、人は動きません。そして、社長自ら率先垂範で行わなければ、誰もついてきません。旗を掲げて指揮官先頭で進む社長の後ろに誰もついてこなければ、何を決めても結果は出ません。

 社長の仕事は、「方針を示す」「人・物・金・情報のリソースの振り分けを決める」「人を動かす」の3つがセットで動いて初めて、形になるのです。あなたの旗の後ろには、何人の人が付いてきてくれていますか?

 いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。

シンジ

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