「大会社病」
おはようございます。
公響サービス、代表のシンジです。第1,107回です。
日本の大会社に勤務するサラリーマンの多くは、「大会社病」にかかっている。残念なことに、この病にかかると、自分で症状が分からない。という大きな特徴がある。そして、この病気になると、まず人としてクズに成り下がる。場合によっては法に触れずに人を殺していることにも気づかないほどに病んでいるのだ。このことからも、私は極めて重大な病であると思っている。ところが、その認識のない「大会社病」とその取り巻きが多いことに、我が国の未来を憂いている。
では、「大会社病」とはどのようなものであろうか?仕事を依頼する側が偉い!お金を支払う側が威張る!という大原則がある。
そもそも、会社の規模は、その人個人の大きさとは比例しない。にもかかわらず、大会社の一部である自分の意見は、下請け業者は無視できない。自分の意見が面白いほど通るその環境に甘え、すべて自分の実力だと思い込むことで、病気が発症するのだ。
大企業では、多くの業務を管理している。そして、協力メーカーの納期や価格の管理をしているだけで、自分達は実質的な仕事をしない。そのため、その仕事がどのくらい大変なことなのかが分からなくなり、毎年値下げ要請をするようになる。そして、安くし過ぎたことにより、協力してくれるメーカーが誰もいなくなり、商品を作ることが出来なくなってしまったのだ。自分達に技術がなくなったからだ。そこで、海外に出すようになったのだ。
海外メーカーに対する上から目線は、国内企業への比ではない。たまたま某国へ出張中に、リモート会議を聞いた。日本語で行っていたので内容がよく聞こえた。日本人のあるメーカーの人間が、犬を叱るように某国人を口汚く罵っており、日本人として恥ずかしく思い、全く関係のない私が、通訳の人に頭を下げて謝ったことがある。本当にクズだと思った。
結局最後は他力本願。それが「大会社病」の特徴である。殊勝に頭を下げればまだ良いものを、更に威張り散らす時点で、もはや救いはないほど、重症である。
外注協力メーカーへの支払いは、仕事を与えてやっているのだ!という認識が強いからなのだろう。振込手数料を断りもなく勝手に請求金額から引いている。しかも、請求書に「振込手数料は御社ご負担でお願いします」と書いていても、無視をされるのだ。極めて悪質だ。
そもそも、民法第485条で、「振込手数料は、弁済側が支払うこと」と定められているのにも関わらず、仕事を依頼している側が偉い!という日本特有の「大会社病」にかかっている人が多いのだ。
大企業の子会社で、機密保持の名のもとに、データー授受用のシステムをつくり、そのシステムを毎月使用料を取って、系列や協力メーカーから否応なしに金を集めるシステムがある。これを使わないと、データーがもらえないので、仕事ももらえないことになる。仕方なく、すべての会社がそのシステムを導入し、毎月使用料を支払う。例えば、ト〇タシステムズに月に2万円の支払いでも、1万社あれば、2億円だ。これはビジネスじゃない。単なる人質商売、奴隷商売でしかない。独占禁止法違反だ。それが許されているこの国は「大企業病」に甘すぎるのだ。こんなシステムは断じて許せない。
外注協力メーカーへの支払いを、手形で支払うことに、何の痛痒(ツウヨウ)も感じない人が多い。それはすでに「大会社病」である。
更に、その手形を送るための返信用封筒に、切手の用意まで協力メーカーに何の疑問も持たずに、恥ずかしげもなく頼んでくるのだ。これはもう重症だ。
つまり、手形で支払うということは、あなたが買い物をしたときの支払いを、数か月後に支払います。しかも、その手続きにかかる切手と封筒を、お店に用意しろと言っているのです。お金を借りる側が、なぜこんなにも威張れるのだろうか?もはや、人としてクズ以外の何ものでもなし!人は生まれながらに平等ではないということを、声高に宣言している人ということだ。
「人の上に人をつくらず」といった、福沢諭吉先生の教えに反する者は、1万円札を使用する権利など、ありはしないのですよ!こんな「大会社病」のクズが、大量生産されている現状をあなたは許せるのですか?私は徹底的に戦い続けますよ!「大企業病」は撲滅すべきです!
いつも読んでいただき、ありがとうございます。本日も皆さんにとって良い一日でありますよう、祈っております。
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シンジ
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